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実行委員会の組織


実行委員会は,つくば地区会のなかで,会長・実行委員長が個別にお願いして, 積極的に働いてくれそうな人に集まってもらいました. 途中での補充も入れて,全部で約 20人.仕事の分担などから考えるとこのぐらいが 適正規模だったと思います.少なすぎると一人の負担が過大になります. いっぽう多すぎると個々の委員の責任意識が希薄になるし,全体の機動性も低下します.

人集めは一回前の大会の直前に行いました.準備期間が1年は必要ですし, 実行委員だという自覚をもって一回前の大会に参加すれば 運営の参考になることをいろいろ吸収できます.

以下はつくば大会実行委員会での業務分担表です. 業務の割り振りは,おおよそうまく行ったと思います.

実行委員会での業務分担
役割 担当者
大会会長 1名
実行委員長 1名
会計+払い込み情報管理 1名+アルバイト1名
要旨集作成(紙面作り,印刷) 1名
プログラム編成と作製 1名
ウェブページ(広報,登録)・学会誌案内記事 1名(委員長が兼務)+アルバイト1名
会場(会議場との窓口,機器の用意など) 代表1名+3名
シンポジウム・テーマ選定 委員長,実行委員長
シンポ・自由集会企画者との連絡窓口 1名(委員長が兼務)
ポスター発表(展示パネルの手配,配置) 1名
公開講演会(会場,広報,企画者との連絡) 1名
懇親会(企画,会場,進行管理) 1名
託児所(企画,業者との連絡など) 1名(懇親会担当が兼務)
休憩室 1名+サポート1名(兼務)
会場での受け付け(計画と実務) 3名
アルバイト(人の手配と配置) 1名
昼食(弁当の手配+飲食マップ) 1名(会場係が兼務)
業者出展,広告 1名(会長が兼務)+アルバイト1名
クローク 1名
宿泊関係業者との対応 1名(会計が兼務)

上の表で「アルバイト」とあるのは,担当者の研究室で勤務している 賃金職員に学会運営業務を手伝ってもらったケースです.

なお,大会案内や大会公式ページでは個々の担当者の連絡先は明示せず,大会へ の問い合わせ等はすべて大会事務局専用アドレス jes50@cool.ne.jp に送ってもらうようにしました. 一部で,個人的にポスター展示担当者に「これとこれを並べて欲しい」という要望が 来たり,発表キャンセルの要望が来たりしたようですが,すべて事務局アドレスあてに 連絡しなおしてもらいました.

大会事務局あてに送られたメールへの返事には,すべて担当者の名前を入れました. 組織名しか返ってこないと,問い合わせる側にとってはだれが責任を持ってくれるのか 分からず不安だからです.

ところで,つくば大会では大会の「実行委員会」を名乗りましたが,その時々で 「組織委員会」だったり「準備委員会」だったりすることがあるようです.

また,最近は委員会の略称を公式に定めて,郵便の宛て先や銀行の口座名に使うことが 多いようです.JESのあとに大会の回数をつけるタイプが多用されています (つくば大会では50回大会なのでJES50).


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