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託児室


日本生態学会第48回大会全国委員会で、学会の責任において託児室設置を継続することが 確認されています (>託児室設置の経緯). つくば大会でも託児室用のスペースをあらかじめ確保し,託児業者も探したうえで, 大会公式ページ上で利用を募りました.最終的に5件の利用がありました.

申込み期日は大会の10日ほど前に設定しましたが,ぎりぎりになっての申込みや, 過ぎてからの申込みがほとんどだったようです.

託児業者に大会本部から支払った費用の半分弱が利用者負担金,残りは大会予算からの補助です.

大会本部はあいだにはいって斡旋はしますが,事故の責任などについては利用者と 業者のあいだの同意書にもとづいて処理されます(つくば大会で利用した業者から 提出を求められた同意書).

以下は託児室担当の五箇公一さんのメモです.

  • 利用者 5名
  • 大会公式ページおよび大会案内で事前申し込みを通知
  • 締切を過ぎてからの申込者がほとんど。業者との時間あわせの都合上、締切厳守は今後徹底したほうがいいと思う(何より子供達の安全がかかっている)
  • 利用料金は1時間当たり1児あたり800円と設定。支払いは事後に料金を電子メールにて案内して、大会事務局口座に振り込んでもらう。
  • 委託業者からの請求金額は56,390円
    • 請求金額 56,390円
    • 申込者支払額 24,400円
    • 大会負担額 31,990円

つくば大会の前の東北大会のときの託児所担当者が書かれた注意点・反省点も掲載します.

  • 本大会の業者選定にあたっては、他の学会の方から情報をいただき、学会の託児経験のある 業者を選定することができた。また、この業者は、「社団法人全国ベビーシッター協会」の正 会員で、託児中の子どもに対する保険の加入もしており、託児料金に含まれていた。
  • 今大会では、託児の申込が締切り前までに申込が1件しか発生しなかった。また、締切り後に 1件、大会中に飛び入りで1件で合計3件、延べで5名の利用となった。前大会での利用件数は6件 で、そのうち、今大会でも再度利用したのは1件だった。また、その他締切り前まで問合せが数件あったものの、申込にいたらなかった。間際まで申込がなかったので、託児室の設営で手配した畳(20枚)などが無駄になるのではないかと危惧した。  利用者側からすると間際まで、子どもを連れて行くか決めかねる場合もあるので、締切りは なるべく遅く、またできれば大会当日に飛び入りでも対応ができるのが望ましいかもしれな い。さらに、当日託児時間を延ばす希望もでるので、それらに対応できる体制があるといいと 思った。
  • 今大会では、託児室とは別に託児を利用しない親子のために専用の休憩コーナーを設けた が、利用度は低かった。理由として、通常の休憩室にパーティションで区切っただけだったた め、入りにくかったとのこと。余裕があれば託児をする部屋とは別に、親子の休憩室(授乳 や、おむつ替え、昼寝用)があったほうがいいかもしれない。
  • 大会会場内の託児の設営に関しては、教室にレンタル畳を敷き込み、布団やおもちゃを業者 から借りることができ、問題はなかった。また、ビデオもあって利用された。

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