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2001年の利用者のアンケート結果
経緯
託児室設置検討委員会委員 岐阜大学川窪伸光・大阪教育大岡崎純子の連名で、
第48回生態学会大会でキッズルームを利用された5名の方に以下の内容でアンケートを
取り、利用の感想をききました(2001年夏)。運営状況に改善の余地が多くあるものの、
概ね満足である旨の回答が得られました。
アンケートの内容
- 今回育児ルームを利用された親側の感想
- お子さんの反応はいかがだったでしょうか?(子供側の感想)
- なにか今後についての意見(あればでよいです)
親側の感想
- 家族全員で行くことができ、助かりました。思ったより利用者が少なかったです。
従って、思ったより料金が高かったです。
- とても助かりました。育児ルームがなければ、今回は学会に参加しませんでした。
子供を気兼ねなく預けることができましたので、発表を聞くことができ、有意義な時
間を過ごせました。
- 今回の託児室のおかげで、妻も私も学会 に参加できて非常に助かりました。
- 大変助かりました。両方ともが生態学会に参加でき、特に発表がかさなったらどう
しようかと思っていましたが、安心して参加・発表ができます。
- 大変助かりました。また、保母さんたちも慣れた様子で信頼感がありました。申し
込み、会場の受付、実際の託児と順をおって感想を述べます。
申し込み:アナウンスの期間が短く、また、あまり目立ってアピール
しなかったので、私たち自身、口コミで情報の所在、利用法を知りました。次回からは、
大会申し込み時点で、託児室の存在が知れ渡ると利用者も準備できると思います。
会場の受付:私たちは何となく預けてしまいました。
窓口のデスクはありましたが、あまり機能していないように思いました。いっそ、
受付などなくし、託児室への来室時に手続きができると簡便であると思いました。
また、会計上の手続きが不明瞭で、いつ、どこで、だれに、どのように支払うのかが
はっきりしませんでした。大会受付で簡便にできるとよいと思いました。
託児:先にも述べたように、プロの保母さんは経験豊かで安心できました。
預ける親側の安心感に子は敏感に反応するので、子供も「託児室で遊んでみようかな」と
感じたのではないでしょうか?
子供側の感想
- 日頃グリーンコープ大分の託児を利用しているので、違和感なくとけ込めました。
楽しんでいた様子です。
- まだ2才なので本人からは何も聞いていませんが、お友達と仲良く遊んでいたよう
に見受けられました。
- いつも手のかかる子供で、保育園の保母さんも悲鳴をあげることが多いのですが、
今 回の託児室ではいたっておとなしく、「よい子」にしていた様です。本人も別に
いやがっていませんでした。多分子供がすくなく、保母の方がマンツーマンで世話し
て頂 いたせいではないかと思います。
- 同じ年頃の子供さんとも遊ぶことができたようでとても楽しかったようです。
- 感想を聞くと、「おもしろかった」といっています。普段は知らない友達とつきあ
うので、それなりの緊張はあったと思いますが、保母さんが、その辺の配慮をしてく
れたようです。
今後についての意見
- 受益者の負担は必要ですが、負担金額の上限を設けて、利用者が少ない場合、不足
する経費は大会事務局の方で補助できないでしょうか。今回のような利用料金だと、
今後の利用は考えざるを得なくなると思います。
- 託児室がある意義は大きいと思いますので、より一層の運営の改善をお願いします。
- 今後も育児ルームの設置を強く望んでいます。お手伝いできることがありましたら、
大会中協力することも可能です(保母資格は持っていませんが)。今回は、子供に慣れた
感じの方に子供を見ていただき、安心して預けられました。設置に至るまでは
たくさんの方のご努力があったことと推測しております。一人一人に感謝しています。
本当にありがとうございました。
- ぜひ今後も続けて頂きたいと思います。予約していたのに、連れていったら保母さ
ん がお休みされていたという日がありました。ちょっとした連絡ミスだろうと思いますが、
気をつけていただければと思います。
- 負担額が多少高価なのが気になりました。特に院生や研修員などで定期収入をもた
ない方には多少とも割引があってもいいのではないかなとも思いました。でも、安心
して預けられる託児ルームは、子育て中の研究者にとって、必要なものだと思いま
す。ぜひ続けていってください。
- 先に述べた「親側の感想」の3点が、今後改善されれば、よりよい託児環境が実現
できると思います。今回の利用者はあまり多くありませんでしたし、今後も、利用者
が激増するとは思えませんが、確かに重要な機能を託児室は果たすであろうと実感で
きる利用経験でした。たとえ受益者負担にしても、両親が安心して学会に参加できる
環境として、今後も維持していただければ幸いです。