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ポスター発表会場の設営

ポスターはパネル一枚おきに貼り(>写真), 向かい合うパネル間の距離は3〜4メートルをとって,となりや向いのポスターの発表者・ 聴衆とぶつかり合わずにゆったりと話したり聞いたりできるようにしました. ポスター1枚あたり 4 m2の床面積です. また,ポスター会場の総面積/総参加者が 0.7 m2 ですので,すべての参加者 がポスター会場に集中してもたかだかこの程度の人口密度ということになります.

以下はポスター会場担当の池田浩明さんのメモです.

ポスター会場係作業手順

  • 1年前(2002年3月):パネルの配置案作成. 複数の業者にポスターパネル(250枚)の見積もりを依頼
  • 2002年5月:会場見学でパネルの配置,照明等を確認
  • 2002年11月:プログラム用の「ポスター発表の注意事項」作成
  • 2002年12月:ポスターパネルの業者を確定し,多めのパネル数(300枚)で予約
  • 2003年2月:ポスター会場のアルバイト係とポスター番号札貼り付け人員を確保.
    ポスター配置図の確定
  • 2週間前:ポスターパネルの数を確定し発注,支払い方法の確定
    (ポスター会場のパネルは早くから決まっていたが,企業展示用のパネルが確定しなかったために遅れた。)
  • 1週間前:「ポスター発表会場アルバイト作業覚え書き」の作成
    ポスター番号札の作成,ピン・セロテープの準備(研究室のもので足りた。)
    撤去し忘れたポスターを格納する箱の用意
  • 前日:ポスターパネル配置の確認,番号札の貼り付け
  • 当日:適宜巡回,18時以降に撤去し忘れたポスターを回収
  • 最終日:ポスターパネルの撤去確認

ポスター会場係メモ(反省点)

  • ポスターをパネル一枚おきに展示させたため,議論用のスペースが確保され,好評だった。予算が許す限り,踏襲することをお薦めしたい。参考までに,A会場(673 m2)に140枚,B会場(507 m2)に130枚のポスターをそれぞれ展示した。
  • ポスター会場の中については問題なかったが,別室に設置した企業展示用のポスターパネルの一部(追加分)が配置図に落ちていなかったため,業者・実行委員ともに忘れてしまい,急遽,エポカル国際会議場のホワイトボードを新たに発注して,間に合わせた。
  • 一部の方から,ポスター数が多いのに対し,発表時間が2時間では短いというご意見をいただいた。
  • 連日,1名程度のポスター撤去し忘れがあったが,ポスター回収箱の存在をとくにアナウンスしなかったが,翌日,回収された。1件だけ最終日のポスターが回収されなかったが,廃棄した。

(参考資料1)ポスター発表の注意事項(プログラムと大会公式ページに掲載)

ポスター発表者は当日の8:45〜12:40の時間帯に展示を完了し、当日の18:00までに撤去してください。 ※ポスター会場の入り口は,8:45に開きます. ※撤去作業は,大ホールでの全体シンポ等が終わってからすぐに始めていただけばけっこうです.シンポを途中で抜けて撤去作業をしていただく必要はありません.

展示場所は、ポスター会場(A・B会場)の展示パネルに講演番号で指示されています。講演番号は、「P」と会場名、発表日、3桁の通し番号から構成されています。例えば、PA1-001は、ポスター発表のA会場における第1日目(3 月20日)001番の講演です。会場の展示パネルには、会場名と通し番号のみ(この例ではA001)が示されていますので、ご注意ください。

展示パネルのサイズは、90 cm×180 cm(縦長)です。なお、展示パネル間には講演番号が貼られていないパネルが挿入されます。このパネルは議論のスペース用ですからポスター等を貼らないでください。 ポスター貼付用のピンや画鋲は、各自でご用意ください(セロテープも使用可能です)。 会場側によると,使用するパネルは少々固めなので,ピンを使う場合は 手持ち部分が大きめの,針の長さが短いものがおすすめだとのことです.

12:40〜14:40の時間帯は、必ずポスターの前で発表をお願いします。 非日本語話者の参加者も少なくないことを考慮して、ポスターのタイトルにはなるべく英語も併記してください。タイトル以外の部分にもご配慮をお願いします。

※49回大会の総会の議を経て,日本生態学会の大会は国際化を基本方針とすることが決まっています (参考:学会のあり方について)。

ポスター賞は設けませんが…

今大会ではポスター賞は設けませんでした。仙台大会でのポスター賞制度への評価はかなり大きかったのですが、今回は一般発表がすべてポスター発表なので、選考の時間がとても足りないと判断しました。この点は全国委員会で了承されていますが、今大会の特別な処置であるとご理解下さい。

賞はなくても,よりよいポスター発表を心がけていただくことは発表者にとっても聞き手にとってもプラスです.昨年の大会の ポスター賞審査基準 などを参考にしてください. とくに,説明が長くなりすぎないようにご注意ください.

(参考資料2)ポスター発表会場アルバイト作業覚え書き(アルバイトに配布)

1.ポスター発表会場

(略)

2.ポスター発表関連時間割(3月20日〜22日共通)
  1. ポスター貼り付け(発表者) 8:45〜12:40
  2. ポスター発表(発表者) 12:40〜14:40
  3. ポスター撤去(発表者) 14:40〜18:00

3.アルバイト作業内容(一部を除いて3月20日〜22日共通)

  1. ポスター貼り付けの時間帯:各会場前の案内係席に着席し,ポスター位置の案内と苦情処理(画鋲類を忘れた人のために実行委員会で予備のものを用意する)
  2. 昼食は,昼食時間が始まる11:50までに済ませておく。A会場(多目的ホール)の椅子は,参加者が昼食を取る時にも利用してもらう。
  3. ポスター発表の時間帯:ポスター位置の案内と苦情処理
  4. ポスター撤去の時間帯:20・21日はほとんど仕事がないが,22日(最終日)はこの時間帯にポスター番号札のみをはずして池田に渡す。
  5. ポスター撤去(18:00)後の時間帯:撤去し忘れているポスターをはずし,大会本部(401号室)に設置したポスター箱に格納する。小さい紙をたくさん貼ってあるポスターの場合,実行委員会で用意したクリップでまとめる。
  6. 大会本部のポスター箱は大会期間中のみ設置し,アナウンスはしないが,発表者から尋ねられた場合には教える。それでも残ったポスターは,大会終了と同時に池田が廃棄する。
  7. 対応困難な苦情処理は,すぐに池田(PHS内線番号:***)に連絡する。 池田がつかまらない場合は,竹中実行委員長(PHS内線番号:***)または大会本部(内線番号: ****, 401号室) に連絡する。


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