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講義、論文書きなど

東北大学理学部の酒井さんの 「これから論文を書く若者のために」 は，論文を書くときの心得を若者に伝えるページです．この文章がもとになって， 本も出ました． さらに，なかなか書きはじめられないでいる若者の背中を押してくれる，ないしは どやしつけてくれる 「なかなか論文を書けない若者のために」 や，イントロダクションの構成に悩んだときに整理の手助けになる イントロダクションのこつ- イントロ折り紙に挑戦 - などの文書も掲載されています．

「科学論文を書くにあたって」 は日本物理学会のページに掲載されている文書で、科学論文執筆の手順と心構えが が書かれています。 この文書の中で一番心に残ったのは、

（論文執筆の）各段階に共通して重要なことは，絶えず様々な可能性や 組合せを想定し，その中から最善のものを選び抜く姿勢である．

という一節です。これは論文執筆にかぎらずいろんな場面で大切な ことだよなあ、と深く納得しました。

名古屋大学版ティーチングティップス は，一人の教官の授業日誌を軸に，大学で講義をするうえでの いろんな心得が書かれています．充実したページです． 講義をする側にも聴く側にも参考になりそう．

Journal of Sedimental Research という雑誌のページの Suggestions for Performing a Good Review には，投稿論文の査読をするときの心得がいろいろ書かれています． たいへん参考になります．