コナラの新葉と雄花序が横から朝の日を受けて光っている(写真)。
シラカシの葉の上いた、緑の金属光沢が美しいアブはたぶん エゾホソルリミズアブ(写真)。 クヌギの葉のうえにはちいさなタマムシの仲間、ナガタマムの1種らしい甲虫(写真)。似た種がいろいろいるようで、種の識別はあきらめる。
きのうの「様子」に載せたカラタチトビハムシ (写真)は、 手にとってみたらほんとにとんだ。飛ぶのではなくて跳ぶ。一瞬で、数センチ跳んだ。 わずか数センチといっても、体長3ミリの虫にしたらその10倍だ。
言葉の観察記録。 いつのころからか、時々「意味が分からない」という表現が、 「言葉の意味が分からない」とは少し違うニュアンスで使われるのを耳にする。 人の言動に対してまったく賛成できない、少しも共感できないといったニュアンスのようだ。 このニュアンスで言うときは「意味」の第一音節を高めに発声し、 そのあとは低く平板に発音する傾向があるようだ。 対象を吟味する以前に意味が分からないと断ずることで、切って捨てる気持ちが強い印象だ。 自分では使わないな。
久しぶりにしっかり雨が降った。といっても積算で16.5ミリだが、、 これまで4月の雨量は合計2ミリ、土がだいぶ乾いていたので恵みの雨だ。 まとまった雨は、3月16日から18日にかけて断続的に合計40ミリ余り降って以来だ。
シラカシの芽吹きは勢いがすごい (写真)。
このところ、葉の上のちいさな虫に目が行くようになった。 ツブノミハムシ(たぶん)は、いかにも小さそうな名前の甲虫だ (写真)。 体長約2ミリ。ほとんど点だ。 まともにピントのあった写真がどうしても撮れなかった。 カラタチにいたのは、外来種のカラタチトビハムシらしい (写真)。 こちらは体長3ミリで、肉眼でもなんとか虫らしさが分かる。 体長5ミリのヨツモンクロツツハムシは大型種に見える (写真)。
職場の構内の鉄塔上に猛禽らしき鳥の姿が見えた。写真を撮って専門家に見てもらったら、 ひと目で「オオタカですね」とのこと (写真)。 なんと。
しばらく前からよく見るイカルたちは、花が終わったサクラの樹上で未熟な実をついばんでいる (写真1、 写真2)。 ちょうど飛び立つところが撮れた (写真)。 飛び立つよいうより、真っ逆さまに落ちている。 最初は落下して、初速をつけてから羽ばたくようだ。
今日も春の写真日記。 今の季節は、日々発見があって楽しい。
足元にはキランソウ(写真)や ホトケノザ(写真)。 ホトケノザの花にシロスジヒゲナガハナバチ(たぶん)が来ていた(写真)。 低木のオトコヨウゾメが咲いたし (写真)、 頭上では クヌギの雄花序がゆれる(写真)。
ナミテントウはさまざまな模様の個体がいる。2タイプ、赤地にたくさんの黒点タイプ (写真)と、黒地に赤点2つのタイプ (写真)。 同じく赤と黒の甲虫、クロボシツツハムシ(写真)。 もっと小さな体長数ミリの甲虫は、タマムシ科の1種、チビタマムシの仲間のようだ (写真)。 地味なようでいて、螺鈿(らでん)や天目茶碗のようでもある。
コミミズクは、鳥のような名前だが カメムシ目の昆虫、 (写真)。 もう1種、カメムシの仲間の幼虫は、コブヒゲカスミガメか (写真)。
少し前から、イカルをよく見る (写真)。
これからの1年、姿勢を正して生きていくことにした。 子供のころからずっと猫背だったが、胸を張って人生の後半に臨みたい。 意識するべきは背骨ではなく骨盤の向きだそうだ。これは新しい知識だ。 私は骨盤が後ろに倒れ気味のようで、ここを意識してまっすぐ立ててみると、 たしかに姿勢がよくなる。その姿勢を維持するのに必要なのは腸腰筋。
春の花をいくつか。 イロハモミジ (写真)、 アリアケスミレ(写真1、 写真2) スズメノエンドウ(写真)。
ヒメオドリコソウには、しばしばミツボシツチカメムシがひそんでいるという。 探してみたら、本当にいて感激した (写真1、 写真2)。 コナラの新葉のうえになにかいた。撮って調べたら、たぶんカシルリオトシブミ (写真)。
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※「様子」へのリンクは http://takenaka-akio.org/log/YYYY/MM.html#DD
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