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リンク集: 研究者のページ

研究者の日記系ページにもいくつか有名どころがあります. いまさらそういうところにリンクしてもあんまり意味がなかろうと思い, 日記以外におもしろい文章や有用な情報が載っているページ, 研究紹介に力が入っているページなどを紹介することにします. ほかのセクションで紹介しているページは載せていません.

Updated on 2006-02-02

岡山理科大学の 波田善夫さんのページ にある 植物雑学事典 はものすごい情報量です. 1350種(2005年12月現在)を越える植物の写真と解説が載っています. ネット上で植物の名前で検索すると,ここのページが最初に出てくることもしばしば.

彦坂幸毅のページ は,東北大学の彦坂さんのページです.おそろしく力の入った 「光合成の生理生態学講座」が連載されています.

横浜国立大学の 小池文人さんのページ には, 「生態学研究のための木登り入門」,「研究テーマのみつけかた」 などの文章が掲載されています. 自作のGISソフト( みんなでGIS)も公開されています.

岐阜大学の 村岡裕由さんのページ には,研究内容の紹介のほか, 学生とのつきあい方,年上の共同研究者や指導教官とのつきあい方 と題する文章が載っています. 日本学術振興会特別研究員という, 「…学生と教官の中間に位置するので,幸い両者の気持ちが混在している」 立場(当時)から書かれたものです.

大阪大学の鈴木新さんの 新生児からはじめる樹木生態学 は,読み手を楽しませようという精神に富んだ研究紹介ページです. サカキとヒサカキと愛娘への思いが込められています.

東京大学の角谷拓さんのページには, 研究紹介などのオーソドックスな内容のほか, 大学院生の立場で研究室の活性を高めるにはなにができるかを考えた 学生でもできる研究環境づくりという文章がのってます.

Kubo's Web-Site は北海道大学の久保拓弥さんのページです 生態学分野でのコンピュータを使ったモデリングやデータ解析に関心がある人には たいへん参考になります( たとえば 計算生態学のページなど).

Yamauchi's Homepage は,京都大学生態学研究センターの山内敦さんのページです. 数理生態学の参考図書 は参考になります. また, 数理生態学者の属性 という文章では,数理生態学者には「生物・生態学者」,「物理学者」, 「数学者」という3種類の属性を持つ人がいるとして,世界と日本の研究の 潮流について論じています.

東北大学の 河田雅圭さんのページ には,河田さんの1990年の著作「はじめての進化論」(講談社)が 全文掲載 されています.

京都大学の 菊沢喜八郎さんのページ のなかの 画集 は,味わいのある絵が載っています. キナバル山,植物のスケッチ,昆虫,きのこ図鑑,京都点描 という5つのテーマの絵が見られます. とくに キナバル山の絵 に心がなごみました.

Yoh Iwasa's web page は,九州大学の巌佐庸さんのページです. 数理生態学についての日本語の分かりやすい文章がいろいろ載っています.

分析化学が専門の 津村ゆかりさんのページ では,分析化学の魅力を語る 分析化学/化学分析を延々と語る といった文章のほか, 個人ページの公開法についての文章群 が載っています.ここには,ページ作製の方針や,まったくの初心者がウェブページを 作るにあたって何を勉強したか,どうやってプロバイダを選んだかといったことから, 研究者が個人のページを作るにあたって気になるだろうことや, 考えるべきことなどが いろいろ書かれています. 専門分野にかかわらず,自分のページを作ってみようかと考えている研究者には 得るところが多いページです.基本的にストイックな姿勢がつらぬかれています. これにどれだけ遊びを足すかはそれぞれの個性でしょう.

福岡教育大学の 福原達人さんのページ には,講義の資料などが公開されています. とくに, 植物形態学の講義の資料 は非常に充実しています.写真がもりだくさんです.顕微鏡写真も多数あり. 講義のときに映す画像をそのままの品質で載せているとのことで,かなり重たいです. でも, 画像なし版 と低画質の 軽量版 が用意されていて親切です.

安田徳一さん(筑波霊長類実験センター客員研究員) による 集団遺伝学講座 は, 予防衛生協会という組織のページにある Primate Forum というコーナーのなかに掲載された連続講座です. そのまんま教科書一冊分に相当するような充実したページです.

GPSの森 は,京都大学(中略)生物圏情報学講座のページ内にある 「森林でGPSを利用するための情報サイト」です. GPS(Global Positioning System)は, 生態学のフィールド調査でも利用価値が高い技術です. GPS受信機の評価のページ には,多くの機種の詳細な評価が掲載されています. また, GPS FAQのページ では,GPSの基礎から最新情報までが得られます.

植生調査のための情報ディレクトリのページ は,「植生調査に出かけるとき、出かけたとき、データ整理のときに役立つ情報と 関連ホームページの案内」のページです. 植物,植生,地図,気象,土地利用関係の様々な情報へのリンクがあります. 単なるリンク集ではなく,どんなデータがどのように入手できるか, きちんとコメントがついてます. 植生調査をする人に限らず役に立ちそうです.

LTER は Long Term Ecological Researchの略です. 日本LTER設立の準備運動のページ は,日本でのLTER設立準備の活動を報告するために立ち上げられたページですが, もう4年以上更新されていないのが残念. 本間航介さんが書かれた 海外のLTER研究見聞録 を読むと,LTERの理解について蒙をひらかれるとともに, 日本はこのままじゃまずいよなあ,なんとかしなくちゃなあ, という気持ちになってきます.


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