とある大学の大学院生対象の集中講義を担当することになり, 今,その準備中です. 「植物生態学における数値シミュレーション:素過程からシステムへ」 という,かっこをつけたタイトルです.恥ずかしや. シミュレーションの有用性と限界を感じていただくこと, 必要に応じて自分でもシミュレーションモデルを作ってみてもいいかもと思っていただくこと, の2点が目標です. 胡散臭さや過度の期待を乗り越えて,シミュレーションモデルの 実像に触れていただければと考えていますが,さて,どうなりますか.
いろいろな仕事の〆切がじわじわと迫ってくる今日このごろです. 気の小さい私の頭に,4本めの白髪が発生しました. そんなわけで,このページもしばらく実質的更新がないかも. 逆にページ作りに逃避してしまうかもしれませんが.
先週からいじっていた論文を英文校閲に出しました. 続いて,以前に書きかけて途中で止まってしまっていた論文を 引っ張り出してきました.これも年内に英文校閲を目指します.
私の興味(研究編)の最後のほうに, ちょっと追加しました.
今週は,投稿論文を一本,英文校閲に出す前の仕上げをしてます. 植物の形と受光機能についての共著論文です. 考えて見ると,前回の投稿からはや一年もたってしまいました. なかなか年1本のペースを越えられない....
ふと思ったのですが.... 「あの人はむずかしい人だ」という言い方があります. 些細なことに拘泥したり,ちょっとしたことで機嫌を損ねて怒りだしたり, というような人を指すようです. おそらく,そう言われる人とて,本人は「自分はむずかしい人だ」 とは思っていないでしょう.「自分は,筋の通らないことに納得せず, 必要ならきちんと異議申し立てをする人だ」と思っているかもしれません. 私は自分を「むずかしい人だ」とは思っていません.でも, じつは「むずかしい人だ」と人々に思われていながら, 自覚がないのかもしれません. だとしたらおそろしいことです. そういう事態を避けるにはどうしたらよいのでしょうか.
北の地での集まりは,夜の11時まで(しらふで)議論をするという, なかなかに熱の入ったものでした.会議室に時計がなく,かつまた 進行役のはずの甲山さんが時計を忘れてきたから, という事情もありましたが. それはともかく,この時の議論を踏まえて樹木の成長モデルの開発を 再開することにしました.