退職してからもうすぐ丸6年になる。人に評価されることも、人を評価することもなく、 自分がやりたいことをやって過ごす日々。若いころに戻りたいとはまったく思わない。 体の老化は避けられないが、その時々にできることの範囲で十分に楽しめている。 ありがたいことだ。
先週の公園写真。池の端で、アオサギが獲物をくわえていた (写真)。 このあと、一度魚を地面に落とし、まだ跳ねる魚を嘴でつついてとどめをさしたあと、 頭からくわえなおして丸のみにした。鱗も骨も、みな腹のなかで消化してしまうのか。
水面をカイツブリが走っていた (写真)。
この冬、これまで確認できていなかったコガモを発見(写真)。 前に枝があったり、後ろにゴミがあったりというアングルからしか撮れなかったが、証拠写真ということで。
池からあがろうとするオナガガモのオス (写真)。翼を広げたところが撮れた。 奥はたぶんオナガガモのメス。
きのうの夕方、近くの商業施設に車で行く用があって4階の駐車場に車をおいた。 そろそろ日没という時間で、南西の方向を見ると富士山のシルエットが浮かび上がっていた。 冬至前後、つくばから見るとちょうど富士山の近くに太陽が沈む。 こんなチャンスは想定していなかったので手元にカメラはなく、 スマホで撮影(写真)。 これだけではなんだか不本意なので、以前に霞ヶ浦付近で夕方まで調査したときの写真にリンク (写真)。 これはシャッターチャンスに恵まれた。
公園のヌマスギ (写真)。 球果がいくつもついている。
バンがいた (写真1、 写真2)。 この公園ではめったに見ない気がする。
このところ雨が降っていないためか、池の水位が低い。アオサギが池のなかを歩いいた (写真)。ふだんは見られない姿だ。 水深はせいぜい数十センチというところか。
岩のすきまに獲物がいないかうかがうコサギ (写真)。いつもの猟場だ。
たまたまマガモ、オナガガモ、ハシビロガモが一緒にいた (写真)。マガモはオス、 あとはメスか未成熟個体か。ここらへんは素人にはむずかしい。 こちらはオナガガモ(オス)とカルガモ (写真)。
気象の話で、暖められた空気は膨張して比重が軽くなるので上昇するとか、 暖気と寒気がぶつかると比重が重い寒気が下にもぐるとかいうことを聞く。そうは言っても気体の分子はスカスカなので、 簡単に混ざってしまいそうな気がする、まるで一塊のもののように考えてしまってよいのかと、ずっと疑問だった。 10日ほどまえ、ふとそんなに空気はスカスカなのか、どのぐらい分子同士がぶつかっているのかと思い、 まずは空気の分子(窒素とか酸素とか水とか)の大きさを検索してみたら、ひっかかったページの中でもともと知りたかったこのの答えが見つかってしまった。 1気圧で20度程度の空気だと、分子の平均自由航程(他の分子にぶつかるまでに動く距離の平均)は1万分の1ミリ以下なのだ(より正確には70nm弱)。 そんなにすぐにぶつかってしまうなら簡単に入り混じることはなく、大気中の空気のかたまりを連続した物体として考えられる。 分子の大きさと気体中での密度から大雑把に見積もっても、たしかにたちまち他の分子にぶつかることが実感できた。 数十年前からの疑問がようやく解けてとてもうれしい。
早朝に雨の音がしていた。明るくなってから庭を見ると、ところどころに うっすら雪も残っていた。初雪だ。
先週は高知から徳島にいた。 吉野川中流域の大歩危(おおぼけ)のあたりの写真を何枚か (写真1、 写真2、 写真3)。 ここらへんは地学的に興味深い (>参考)。
ところどころで季節はずれのツツジが咲いていた。キシツツジか (写真1、 写真2)。
吉野川をまたぐ大歩危橋 (写真1、 写真2)。 なかなかかっこよい中路式アーチ橋だが、字を見るといかにも歩いて渡ったら危なそう。
しばらく間があいてしまった。 風邪だかなんだかで体調がすぐれない状態が2週間あまり続いた。 そのおわりごろ、前から予定していた3泊4日の旅に出て無事に生還。 さらに数日で、ようやく完全復帰というところ。 体を動かすのにも、ものを食べるのにも、意志の力がいらない感じがなつかしい。
先週の、公園の池周辺の写真。イロハモミジの紅葉が盛りだ (写真)。
この日はなぜかカワウが何羽も飛んでいた (写真1、 写真2)。
カルガモ (写真)。 ちょうど2羽とも青紫の翼鏡が写っている。
近くで撮れたコサギ(写真)。 さんざん撮っているが、やはりサギはかっこよくて撮りたくなる。
水面近くをカワセミが飛んで行った。慌ててカメラを向けたら、こんなシルエットが撮れた (写真)。 水面には背景の落葉樹の黄色い葉が映り込み、なんだか幻想的な絵になった。 これも一興。
風邪だかなんだかは一応治ったようだが、なかなか本調子にならず。 とくに食欲がなかなか戻らずに3キロぐらい減ってしまった。 痩せたいとはまったく思っていないので、うれしくない。 ようやく食べられるようになってきたので、せいぜい食べよう。
旅から帰った日の夕方から喉に違和感があり、翌日になったらしっかり風邪っぽかった。 医者にはいっていないので、インフルだかコロナだかその他の風邪だか分からない。 数日で熱は下がったが、喉の違和感と頭痛はなかなかおさまらず。ようやくましになってきた。
家にこもってごろごろしているあいだ、外はよい天気が続いた。外出できないのにもったいないとも思うが、 このうえ冷たい雨など降っていたらますます気持ちが滅入りそうなので、これはこれでよし。 昨日は庭木の紅葉を撮ってみた。 ドウダンツツジ (写真)、 ヤマコウバシ (写真)、 ヤマボウシ (写真)、 マンサク (写真)。 それぞれに趣がある。 ただ、葉としてはもはや光合成というひと夏の仕事を終えたあとの、枯れ行く一瞬を愛でられても不本意ではないか などとも思ったり。