午後の日がさす庭に、なにかいないかと思ってカメラを持って出てみる。クロッカスに ホソヒラタアブが来ていた(写真)。 成虫で冬を越す。
菜の花のあたりにクモの糸が何本が光っていた (写真)。 近寄ると、花に糸の主がいた(写真1、 写真2)。たぶんアシナガグモ。 これも成虫で冬を越す。何も食べず、代謝レベルを落としてじっと春を待つらしい。 そろそろ活動再開か。
家の近くのハクモクレンの冬芽(写真)。 逆光で、光る毛を撮ってみる(写真)。
公園の池のマガモ (写真)。雄の頭の緑は、光の当たり方で濃紺にも見える (写真)。
きのう、おとといとつくばの最高気温は20度を越えた。きょうは15.7度。風が強い。おおむね北西の風で、 最大瞬間風速は15.5メートル。その逆風をついてきょうもジョギング。去年の4月にはじめてから、特に 距離や頻度やスピードのノルマは設定していないが、月に100キロぐらいを目安にしようかと、 今月のはじめに思った。28日しかない2月に始めるあたり間が悪いが、これまでの実績からすると 控えめな設定だ。きょうは6キロ走って、2月通算99キロ。あと1キロは這ってでもどうにかなりそう だが、這ったのでは走ったことにならない。ちゃんと走ろう。
100を目前というと、タイトル通算99期、将棋の羽生善治九段が思い浮かぶ。 ジョギング100キロとはまったく別次元だ。
きょうのつくばの最高気温は22.4度。 家ではジンチョウゲが咲き始めた (写真)。 ジンチョウゲの香りが漂うと春を感じる。
成虫越冬していたチョウも動き出す。 キタテハを何匹も見かけた (写真)。
公園で、木をつつく音がしたので周りを探してみつけたコゲラ (写真)。 一瞬の交尾をかろうじて撮れた (写真)。
こうして淡々と生き物の写真を撮って載せていると、世はなべてこともなしといった雰囲気になる。 もちろんそんなことはなく、世界中にさまざまなリスクや不幸や理不尽がある。 今、自分とその周囲が安泰なのはたまたまの幸運にすぎない。
庭の畑のブロッコリーは、例年ヒヨドリの餌になっている。幸いヒヨドリが食べるのは もっぱら葉っぱで、人間とは食べる部位が異なるので共存可能。 脇芽も含めて収穫が終わったブロッコリーは、どうせ引っこ抜いてもまだ植えるものがないので そのままにしてある。ここにヒヨドリが頻繁にやってくる (写真1、 写真2)。 葉がぼろぼろなのはヒヨドリがついばむから (写真1、 写真2)。
庭の春。サンシュユが咲き始めた (写真)。 写真の左の苞のすきまから覗いている10個あまりのつぼみのうち、ひとつが開いている。 バイモ(アミガサユリ)がしばらく前から顔を出して上に伸びている(写真)。 葉の先がくるりと巻いているのがおもしろい。つぼみがいくつか見えている。 サンシュユ、バイモとも中国原産。
おととい、ほぼ2週間ぶりにまとまった雨が降った。つくばでは約70ミリと、平年の2月の総雨量51.6ミリを1日で上回った。 雨と暖かさで植物は動きだす。
今日のオンライン会議で、とあるお役目が終了。2年間のお仕事だった。 小さいお役目ながら、さらに身軽になるうれしさと、さらに現場から離れていくような一抹のさびしさと。
カメラを持って植物園へ。カルガモとマガモがいる池にそっと近寄ったら、向こう岸に マガモが集まっている(写真)。 みなそろって斜面をのぼり(写真)、 林の下へと入っていった(写真)。 マガモが進んでいった方向に、あとから足音を忍ばせつつ行ってみたら、林の下で餌をあさっていた (写真1、 写真2)。 おとなしくして見ていたが、やがて気づかれて一斉に飛んでいってしまった。 食事の邪魔をして申し訳ない。
今回はほかにも鳥の収穫がいろいろ。 遠くの木の枝にイカルがいた (写真1、 写真2)。 ジョウビタキは数メートルのところまで飛んできてくれた (写真1、 写真2、 写真3)。
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