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竹中明夫のページ

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最近の様子過去の「様子」 | 過去の写真 総目次

2020-01-23

これまでに撮った生き物写真の整理がだいぶ進んだ。職場の構内で撮った写真だけで、 いろいろあわせて900種類ほどの生き物の写真があった。撮ったときは種類が分からなかったが、 いまになって判明したものもある。たとえばおととしの5月に撮ったキアシヒバリモドキ (写真)。 バッタ目コオロギ科ヒバリモドキ亜科の1種だ。そんなグループがあるのをはじめて知った。 ヒバリモドキの「モドキ」は何のもどきなのかは分からない。 声をヒバリに見立てて、鳥のヒバリにあらざるものでヒバリモドキなのか。 あるいは、この仲間にクサヒバリという種がいるので、それにあらざるものでヒバリモドキなのか。 ともかくこれまで知らなかったグループを知ってうれしかった。

そして昨夜、その関連で突然あることを思い出した。 高校の音楽の時間に歌った「旅」という合唱組曲の1曲めの歌詞に「草雲雀(クサヒバリ)」という語があった。 その下に注がついていて、最初はクサヒバリは鳥のつもりで書かれた歌詞だったが、その後、 コオロギの仲間の昆虫だと分かったので「草原に草雲雀」と変更したというようなことが書かれていたように記憶している。 もとは青空に草雲雀といった歌詞だったのか、それも書いてあったはずだが覚えていない。 その時はクサヒバリという昆虫にとくに関心は持たなかったが、 今になってその近縁種のキアシヒバリモドキに巡り合い、半世紀近く前の高校の音楽室を思い出したという次第。

2020-01-19

歩いて15分ほどのところの公園の池には、毎年ハシビロガモがたくさんやってくる (写真)。 ほかの池ではめったにみかけない。 冬を越しに渡ってくるカモは、それぞれどの池で過ごすか決まっているようだ。 ハシビロの名前のとおり、くちばしの先がひろがってしゃもじのようだ (写真1写真2)。 羽の模様がまったくちがうメスも、くちばしを見ればハシビロガモだと ひと目で知れる (写真)。 水からあがって羽繕いをしている(写真)。 脚のだいだい色があざやかだ。

ところでハクチョウもカモの仲間だ(カモ目カモ科)。 一般にハクチョウは優美なイメージがあるが、こんな歌もある。

水を出ておおきな黒き水掻きのぺったんぺったん白鳥がくる (渡辺松男)

黒い水掻きでぺったんぺったん来たのは白鳥だったのかと、最後まで読んで驚く。 そういえば昨冬、氷の上を歩くコハクチョウを撮った (写真)。 黒くていかつい脚だ。これを見たときの軽い驚きを、上の歌で思い出した。

2020-01-17

乙戸沼はヒドリガモばかりだったが、洞峰公園の池にはオナガガモがたくさん来ている (写真)。デザインのスマートさでは、カモのなかで一番だと思う。 もう一枚、飛んでいる姿(写真)。

きょうの短歌は季節外れだがユリノキの歌2首。

百合の木の並木は通勤の路なれど咲きいる花は見たることなし(森尻理恵『虹の表紙』)

ちらちらと風がふくたび百合の木の高みに黄の見ゆあれが花らし

百合の木(ユリノキ)は、直径5センチあまりのそこそこ大きな花をつけるのに (写真1写真2)、 咲いていても気が付かれない木の花の筆頭だ。 高い木の上のほうで咲く、葉が広がってから咲く、花弁が緑がかった黄色で葉の緑に紛れやすい、香りはしないなど、 気が付かれない要素が揃っている。街路樹だと下の枝は落とされているのでなおさら花は高いところにしかない (写真)。 足元に落ちている花弁を見てユリノキの花の季節だと気づくことも多い (写真)。


過去の「様子」

※「様子」へのリンクは http://takenaka-akio.org/log/YYYY/MM.html#DD
例: 2003年9月16日なら …/log/2003/11.html#16

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