スギの花粉の季節が終わって安心したところで, こんどはヒノキの花粉で鼻がむずむずしていました. そろそろこれも終局を迎えつつあるようです.
鬼が転げまわって笑いそうな話ですが, 2003年の日本生態学会50回記念大会をつくばでやるのだそうです. 会場は つくば国際会議場 です.先日,会場の下見に行ってきました.
〆切を過ぎてしまった本の原稿書きに苦闘しています. 一種の教科書のような本の1章です. なぜ苦闘しているのかというと,書くべき対象について, 自分の中でしっかりした全体像が描けていないからなのでしょう. 苦闘を通じて頭の整理ができれば進歩なのですが.
しばらく前,私の勤める研究所に,ある高校の1年生1クラスが 体験学習にやってきました. 私も プログラムを用意して ,「コンピュータシミュレーションで学ぶ生物の絶滅」 と題した実習をしました. その時の感想文が今日手許に届きましたが,そのなかの一節. 「一見,ただ遊んでいるだけのように思える体験学習だったが, 実はテーマをしっかりおさえており,自然に内容を理解していた, という感じだった.」....嬉しいねえ,いやほんと. もう報われすぎるほど報われた感じです.
1月に投稿した論文へのお返事が編集委員から戻ってきました. ご意見にしたがって直せば掲載してもらえそうな雰囲気です. まだ油断できないけどまずはめでたし. 過去の「最近の様子」を見返してみると,一番最後に英語投稿論文が受理 されたのは去年の2月末となってますね.1年以上空いてしまいました.
ようやくスギの花粉のシーズンも終わろうとしているようです. しばらく花粉を避けて自動車通勤していましたが,今日から自転車通勤を 再開しました.
私の職場である 国立環境研究所 は,4月1日から独立行政法人というものに なったようです.所内の組織も大きく変わりました.私は 「生物多様性の減少機構の解明と保全研究プロジェクトグループ」 (略称 生物多様性研究プロジェクト)と いうところに所属することになりました.
背伸びに疲れながらとはいえ,いろんな話を聞いていろんなことを 考えるのは楽しいものです.刺激を受けました.忘れないうちに, 考えたことのメモを作らねば.
あと, 去年の学会で話した内容 を論文にしかけたまま止まっているのですが, 「あれは論文になったのか」と数人のかたに聞かれました. ありがたいプレッシャーです. プレッシャーが新鮮なうちに,急いで書きましょう.
でも,まずは〆切を過ぎてしまった本の執筆が今週の課題です.