東北大学の酒井聡樹さんが,ウェブ上で公開している文書 「これから論文を書く若者のために」をもとにした 本を執筆中 です. 意見・要望・情報・励ましのメールを待っているとのことです.
最近, Ruby というプログラミング言語をいじっています. 使っていてなんとなく楽しい言語です. すべてがオブジェクトという設計思想, イテレータというおもしろい仕組み(C++ のSTLのイテレータよりもずっと楽しい), Perlと互換の正規表現などが気に入ってます.
先日届いた日本生態学会誌に, 統計数理研究所 の島谷健一郎さんが書かれた「点過程による樹木分布地図の解析とモデリング」 という総説が掲載されています(51巻 p87-106). ちょうど森林動態のシミュレーションの結果や,実際の森林での樹種の 分布パターンをいろいろ解析したいと思っていたので, 勉強させていただいて,解析用の計算プログラムを作ってみました.
せっかく作ったので,Windows 上で動作する実行ファイルと C++のソースファイルを公開します. ( 点過程解析用プログラム ppa-Lのページ へ )
国立環境研究所の 地球環境研究センター発行のニュースの12(5) (PDFです) の16ページに載っている,産業技術総合研究所の三枝さんの文章に, 深く感じるものがありました. 社会の期待に応えなきゃという責任感と, きちっとした研究をすることとの狭間で真摯に悩む心情が率直に語られています.
ところで,地球環境研究センターのニュースは,これまでHTMLで読めたのに 最近PDFになってしまい,個々の記事にリンクが張れなくなってしまいました. とっても不便です. (参考:Jakob Nielsen博士のAlertbox PDF:画面上での閲覧には不向き )