先週の集中講義は,同じテーマであと数年は続けて開講しないといけないらしい (大学と文部科学省のお約束). それならばと,反省点を忘れないうちに来年にむけて教材の改訂をしてみる.
庭で咲いているホトトギスの仲間 (写真). タイワンホトトギスというやつか. 外花被片(細いほうの'花びら')3枚,内花被片3枚,雄しべが6本,雌しべの先は3つに分かれる. 三数性とはこういうことです,という模式図のような花だ.
生態学会のニュースレターは関西周辺から届きはじめたようだ. つくばはまだだ.今日には届くか. 大会案内が載ってます.
なおも綱渡り中.あすからは集中講義4日間.Perl のプログラミング実習を中心に, 生態学の話も適宜ちりばめる. 一気に4日間なので,まとめて仕込みをして出かけないといけない.
生態学会会長菊沢さんのメッセージその14は 締め切り. 小心者の菊沢さんは,締め切りに怯えなくてよいように,引き受けた仕事は ただちに片付けてしまうのだそうだ. すばらしい. 小心者かつ怠け者の私は,近づく締め切りに怯えつつ仕事が片づかない日々を過ごす. 怠け者だろうとなんだろうと近寄ってくるのが人生の締切時間.菊沢さんは,最近は 足音が聞こえるとおっしゃっる. 私にも近寄っているのだろうけど,今どこまで来ているのかは分からないので,とりあえずは 忘れることにしよう.
数日目をはなしたすきに,庭のクチナシが丸裸になった.虫の姿は見えない.すこし離れた ところにセスジスズメの幼虫がいた.こいつか.そんなにひょいひょいと移動するのか… などと思いつつ自転車を家を出てすぐに,道路を横断しているセスジスズメの幼虫を発見した. 早い.手のひらの差しわたしを移動する秒数を測ったところ,分速 1.5〜2メートルぐらいだ. 1時間に 100メートルぐらいか.一日歩けばつくば駅まで行ける. 鳥に見つからずにささっと移動するように淘汰がかかった成果だろう.
休みから戻りました.これからしばらくは綱渡り.綱から落ちたらどうしましょ.
本日は会議やセミナーの合間をぬって,生態学会の 大会公式ページの作業もいろいろと. もうじき会員に届くニュースレターに掲載予定の大会案内を HTML にして ウェブに載せたり,シンポジウム企画の受付けページの最終チェックをして公開したり. 日曜日は 応用数理学会の年会 に呼んでいただいている.そこでの話の準備をするはずが,今日は手つかず.まずい.
上記の学会では,35歳未満の発表者のうちから優れたものに 若手優秀講演賞が贈られるのだそうだ.一般講演だけでなく,オーガナイズドセッション の発表も対象.そのためか,私が参加するセッションの企画をされている方から, 私は若手かとの問合わせをいただいた.あいにくだいぶ昔に若手の資格は失っているが, 聞かれただけでもちょっと嬉しい.
きょうから私は夏休みに入ります. その前に,別室においてあるハードディスクを持ってきてバックアップをとり, また別室に戻す.心配性なもので.
生態学会での講演申込者が学会の会員か,学会費は払っているかなどは, 事務局で一人一人手作業で調べているそうだ.少しでも省力化するために, 講演申し込みページで学会の会員番号も入力するようにしてほしいと 事務局から依頼があった. 自動的な名寄せは,字体の違い,空白のあるなし,同姓同名などのため ややこしい.会員番号でチェックするのが簡単だ.
とはいえ,私も含め,ほとんどの人は自分の会員番号など知らない. 学会からの郵送物の宛て名ラベルの隅っこに書かれてはいるけれど,だれも見ない. そこで 会員番号を検索するシステム を作ってみた. 生態学会員のかたはお試しください.
会員番号は,北の地区から南の地区へという順であるとき一気に振って, その後は入会順に振っているらしい. だから,大きな番号は最近の入会者だが,若い番号ほど古い会員というわけではない.
わが家の庭に キアゲハの幼虫がいた話 を書いたが,本日の来訪予定者から,研究の材料用にとっておいてくれとの連絡があった. もっと早く連絡くれればよかったのに. アシタバからもパセリからもサンショからもキンカンからも完全排除してしまいました.
8月は,生態学会の大会関係のネット用務にだいぶ時間を使ってしまった. 将来的も楽ができるような合理的・効率的システム作り. プログラマが忘れてはならない「楽をするための苦労はいとわない」の精神で苦労をする. 1500人の学会運営を毎回ゼロから手作業でなんてのは無茶だ. ここで苦労しておけば,あとはいろいろなことが自動化されるはず.
今週の水曜は毎月恒例の会議の日.そのあと木,金も小さな会議.こちらは自分が主催. そんな業務をこなしたあとで,来週は水曜まで夏期休暇をとります.どこかに行ってます. 捜さないでください.きっと戻りますから.
過去の様子用のファイルを新しく作ったり,リンクを張りなおしたり, 今月の画像ファイル用のディレクトリを用意したり,という月代わりの恒例作業を していると,あらたまった気持ちになったりはしないが,とにかくもう一月たったのかとは 感じる. 9月は, 集中講義一気4日間があったり, 夏休み3泊4日をつめこんだり. 応用数理学会というところに呼んでいただいて話をしたり. 学会の敷地まで,自宅から直線距離で200メートルほどという至近距離なので,ふだんの出勤 自転車15分よりもずっと楽だ.
先日,職場の広報誌の 巻頭言の原稿を書いた. ついでに,表紙用にシベリアの写真でも用意しろと言われて,昔の写真から選んでみる. こんな組写真 ではいかがでしょうとお伺いして,編集委員長のOKをもらった.