5年余り前、家を建てて引っ越した当初は庭にほとんど日蔭がなかった。 日向が苦手な植物はみな庭のすみっこの物置の陰に植えた。 そこでは、せっかく花が咲いてもなかなか眺める機会がない。 ようやく木々が育って夏は日蔭になるところが増えたので、低木や草本を移植している。 二階からリビングへ階段を降りてきた目の前に移したユキモチソウが日々成長し、 やがて花が開く様子を日々眺めることができた (写真)。 ミズバショウなどと同じく、仏炎苞が花序をおおう。
サイトの移転先を確保した。独自ドメインを取得したので、 今後はURLが変わる心配をしなくてよい。 急ぐ必要はいが、徐々に移転作業を進める予定。
職場での居場所の移転作業も進行中。 今のオフィスを管理職の後任のかたに明け渡す。 この5年、たしかにひとつの経験ではあった。もう十分だけど。
このページを載せているプロバイダからのお知らせがあった。
この度インフォシークでは「COOL ONLINE」(正規会員)のサービスにつきまして、 昨今のインターネット事情の変化やユーザ様の利用状況を鑑み、慎重に検討を 重ねた結果、誠に残念ではございますが、サービスの提供を終了とさせて頂く 事となりました私の契約は今年の12月までで、その時点でおしまい。 これを機会に店仕舞いするか… などという気はまったくない。 引っ越し先を検討しなくては。
週末は伊豆へ。道沿いに見る里山は木々の芽吹きの頃で、種類による色の違いで モザイク状になる (写真)。 サクラは、こんなふうに、ところどころに混ざっているのがよい。
庭の木は、小さい植木を植えたものがしだいに成長し、やがて花をつけるようになるのが 楽しみだ。今年始めて花を付けたものも何種類かある。たとえば、高さ4メートルほどに なったメグスリノキ (写真)。 これは雄花だ。残念ながら実はならない。 メグスリノキは雌雄異株だと図鑑には書いてあるが、カエデの仲間は性転換するものもある。 諦めずに今後を見守ろう。
どんどん春が進んでいく。 庭のドウダンツツジの花がこぼれ (写真)、 メグスリノキ (写真)が芽吹き、 トウゴクミツバツツジが満開となった (写真)。
金曜日は管理職の任期があけて最初の給料日で、手取りは2万5千円ほどの減少。 降ろした責任の値段がこれかと思うと、けっこう安いものだ。
きょうから月曜まで休みの予定。久しぶりに温泉へ。
好天の日曜日は一日庭仕事。 物置の横で、シロバナタンポポが咲いていた (写真)。 エゴノキの芽吹きをよく見ると、すでにつぼみが用意されている (写真)。 やや日蔭になる一画で、ツチグリをいくつも発見 (写真)。 これでもキノコ。中央の袋をつつくと胞子が飛び出してくる。
地震からはや1ケ月か。思い出して書くつもりのメモはまた後日に。
家の庭のあちこちでタチツボスミレが咲いている (写真)。 通勤途中の道沿いではボケが盛りだ (写真)。
スーパーで、茨城産のピーマンがやけに安く売っていた。風評被害のせいか。 5個入りで75円。10個入りで140円。今の時期ならハウス栽培だから、 たとえ何かが降ってきても、ほとんど影響はないはずなのに。 トマト、ピーマン、ナスといった夏野菜は冬には買わないのだが、 茨城の農業を応援しなくてはと思ってカゴに入れる。栃木のイチゴが 安いのもとばっちりか?1パックが198円。これも買わねば。
震災の動揺が少し落ち着いて、ようやく管理職のお勤めが終わったのを しみじみと喜べる気持ちになった。
今さらだが、将来の自分が読んで思い出すために、3月11日前後のことを書いておく。
3月7日の夕方の飛行機で札幌に飛び、8日から生態学会の全国大会に参加。 とはいえ10日の午後からは東京で研究所の外部評価で評価される側、 また11日は所内で研究評価で評価する側の用務がある。 管理職としての最後のご奉公だと思って、学会は前半のみの参加。 あとで考えれば、そのおかげで帰宅難民にならずに済んだことになる。 人間万事塞翁が馬。
10日の朝、ホテルを出て空港に向かう。10時前の飛行機に乗るはずが、雪が激しくなり空港閉鎖。 自然には勝てないなぁなどと思う。もちろん、こんなのは鼻先で笑い飛ばされるぐらいの 自然の力を翌日に思い知らされるとは、この時は知るよしもない。 結局、予定より1時間半ほど遅れて札幌を発ち東京へ。 自分がいるべき時間のぎりぎり数分前に会場に到着した。
翌11日、生物関係の研究いくつかの、所内での事後評価ヒヤリングの主査役をつとめる。 午前3件、午後3件。そのあとは医学・健康関係の課題となり、私の担当ではないので 会場の会議室を出た。自分の部屋の近くまで来たら、廊下で人々がざわめいている。 歩いていたので気付くのが遅れたが、地震だ。部屋のドアを開けたところで、 そこなら何も落ちてきそうにないので(実はドアのそばの壁に立てかけてあった 台車が倒れてきて、足の親指に当たって痛かったが)、そのまま揺れがおさまるのを待つ。 でもおさまらない。まだおさまらない。さらに揺れる。 (この項、続く…かな?)
家の裏庭のクロモジが花盛り (写真)。
晴れて年季が明けました。 まずは心のリハビリ。
朝日のなかで、庭のヒュウガミズキが光っている (写真)。