昨日は雨風が強く、荒れ模様の天気だった。 ソメイヨシノの開花はまだ一分か二分といったところなので散らされることはなかったようだ (翌朝の写真)。
道路沿いに植えられたコブシが花盛りだ (写真1、 写真2)。 コブシを含むモクレンの仲間の花の構造については、 福岡教育大の 福原さんのページ が詳しい。植物形態学の専門家ならではの、きちんとした解説が読める。
もうすぐ新年度。例年この時期は春の楽しさに浮かれて花の写真ばかり並ぶ。 素人写真をそんなに載せてもしょうがあるまいとも思うが、 下手な講釈を書き連ねるよりはよいかもしれない。 「(写真)」をクリックしなければ見ないですむし。 というわけで、今日も懲りずに何枚か。
春はマンサク、レンギョウ、クスノキ科の低木など、黄色い花が多い。 ヒュウガミズキの黄色はやさしい (写真)。
ソメイヨシノが咲き始めた(写真)。 去年の同日、同じ木はほぼ満開だった (写真)。
あちこちで、ヒサカキのつんと鼻をつく匂いがする。今まさに満開だ (雌株の雌花、 雄株の雄花)。
おなじく満開のハクモクレンにカメラを向けたら、ちょうどヒヨドリが横切った (写真)。
春の花を写真をもう一枚。家の庭のキブシが開花中だ (写真)。
相変わらずおめでたい絵日記でした。
先月、クリスマスローズの心皮が膨らんでいる様子を載せた (写真)。 やがて心皮が開いて中の種子がこぼれ落ちた (写真)。 心皮の内側の、黒っぽい脈のパターンがおもしろい。
どんどん季節は進む。 庭のサンシュユは満開だ (写真)。 アセビも花盛り (写真)。 花に紅が入る品種。先が尖った萼があることで、しまったデザインになっていると思う。
職場の構内でもいろいろ咲いている。ハクモクレンは花弁が褐変し始めないうちが見頃だ (写真)。
学会で人と話をして、やる気になったことにどんどん手をつけていく。 元データの吟味のやり直しも必要だ。 こんな気持ちの高まりが学会の大きなご利益だな。 そのためにも自分の研究の発表をし続けようと思うし、運営に協力できることはしようと思う。
先日見てきた「つくば蘭展」の写真をちょっとだけ。 Angraecum属のランは、アフリカ周辺に分布し、とくにマダガスカルに多くの種がいるという。 30センチにもなるという、やたらと長い距(きょ)を持つ種類があり、 ダーウィンがそれだけ長い口吻のガがいるに違いないと予測したことで有名だ。 写真は 件の種とは別の種だが、横から見るとそれなりに長い距があることが分かる (写真)。
昨日の午前中、休みをとって 筑波実験植物園へ。 目当ては、多くの野生ランか公開される「つくば蘭展」。おそらく休日はかなりの人出だろうと思い、 平日に行くことにした。朝からあいにくの雨だが、これでますます人の出足が鈍ると思えば恵みの雨。 暗くて写真が撮りにくいという難点もあるが。
ランの写真はまた後日。とりあえず、ちょうど咲き始めたヒスイカズラの写真だけ載せる (写真1、 写真2)。 いかにもマメ科の花だ。
例年のことだが、生態学会では自分のポスターを20回以上説明したと思う。 多少なりとも自分の研究に興味を感じてくださった方々数十人と、それぞれ会話ができるので、 交流の質という意味では懇親会よりもよほどよいかもしれない。 大声を張り上げなくてよいし。 おかげでやる気レベルが上昇したところで、進めるべきことを進めよう。
広島での写真を何枚か。 原爆ドームは遠景のシルエットでもそうと分かるシンボルとなっているが、 アップで見ると被曝を経験した建物であることが実感される (写真)。 爆心地からもう少し離れたところ(380メートル)にある 旧日銀広島支店(写真)。 しっかりした作りで、被曝により内部は損傷したものの倒壊は免れ、1992年まで試用されていたとのこと。 平和記念公園内の祈りの泉の噴水は、間欠的に水が噴きだす (写真1、写真2)。 公園内のクスノキには、ノキシノブがみっしりと着生していた (写真)。
昨夜、広島からつくばで戻った。これといった忘れ物や失敗はなかったようだ。
家に向かって夜道を歩いていると、ジンチョウゲの香りがした。 一週間足らずの不在のあいだに季節が進んだようだ。
この季節、以前はスギの花粉に悩まされていたものだが、数年前から症状が軽減し、 今年はたまに鼻の奥にちょっと違和感があって「お、花粉かな?」と気づく程度。 自分の体になにが起こったのか分からないが、快適性が向上したのは確かだ。 ありがたい。
学会発表 のポスターは昨日のうちに印刷した。 本日昼過ぎに出発。
昨夜は月が明るかった。月齢はおよそ9日(写真)。
週末に買ったランの写真をもう2枚。橙色が華やかなカトレヤ (写真)と、花の直径が2センチたらずと小振りな Dinema polybulbon(写真)。
庭木によく使われる木は成長がゆるやかで管理しやすいものが多い。 ふつうの庭では植えないものを植えると苦労することがある。 うちの庭では、その最たるものがアキニレだ (写真)。年に1メートル以上も伸びる。 今の高さは7〜8メートルぐらい。 この週末、途中まで登ってのこぎりで長さ3,4メートルの太枝を何本も落とした。 空中ではそれほどのボリュームに見えないものが、地上に降りてくるとかさばること。 この膨大なバイオマスに空気中の二酸化炭素と太陽のエネルギーが詰まっていると思うと感慨深い。 そして、これを切って束ねて始末する手間を考えるとため息が出る。
木曜の午後から生態学会で広島へ。5泊6日の長丁場だ。
この冬、我が家では鉢植えのランがちょっとしたブームになっている。 この週末にも買ってしまった。デンドロビウムの栽培種 (写真)。
庭でガサッ、ガサッと落ち葉の音がする。とても目立たないが、そこにいるのはツグミ (写真)。 みごとに保護色だ。
ダンコウバイが咲き始めた (写真)。
今日もまったくの絵日記だった。
冬のあいだ休んでいる畑一面にホトケノザが咲いていた (写真)。 もう少しアップ(写真)。 春が近いことを感じる。 家の庭ではサンシュユが咲き始めた (写真)。
よくあることだが、よく考えるとけっこう切羽詰まっているじゃないか。 この程度の切羽詰まり具合はこれまでもいくらもあったし、 いつもなんとか乗り切ってきた。とはいえ、たしかに人の命にかかわるような ことはなかったけれど、仕事の質は落ちているのかもしれない。 そんな時、質が落ちたと叱ってくれる人がいないと、 本人は無事に乗り切ったと勘違いしてしまうかもしれない。 おそろしいことだ。