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2015年 8月

2015-08-29

足元のキツネノマゴの花にヤマトシジミが来ていた (写真)。 よく見ると口吻を花に挿し込んでいるのが分かる。

ふらふらと落ち着かないチョウが止まったところを撮った。 キタテハ (写真1写真2)。

明日の日曜から火曜までプチ夏休み。そのあいだに8月は終わる。気温はとっくに秋だ。

2015-08-25

マテバシイのドングリは、開花から足掛け二年かかって成熟する。 今年成熟するドングリ (写真)。 マテバシイのドングリは、アク抜きなどせずにそのままフライパンで炒って食べられる。

朝、車のタイヤにとたっていたツクツクボウシ (写真)。 人が近づいても逃げない。 もう寿命が尽きようとしている。

2015-08-22

花盛りのヤブカラシに、いろいろな昆虫がやってくる。 たとえばコガタスズメバチ (写真1写真2)。 じゃまをせず静かに写真を撮っている分には威嚇してこない。 コガタと言っても、オオスズメバチよりコガタではあるけれど、他のスズメバチと比べて小さいというわけではない。 イチモンジセセリも来ていた(写真)。 この写真は、吻で蜜のありかを探っているところ。 同じ花序にスズメバチがやってくると飛んで逃げる。

まわりを見回すと、ほかにもいろいろな昆虫がいる。 アカネの仲間の一種、マイコアカネ(写真)。 ヨモギに登っているのはマメコガネ(写真)。 キマダラセセリの写真ははじめてだ(写真)。 ウドにはアミガサハゴロモ(写真)。 この虫は前にも載せたことがあるが、粋なデザインだ。江戸小紋っぽいイメージだ。

木を隠すなら森に隠せと言う。書類を隠すなら書類の山へ。簡単に見つかる心配はなくなる。 というわけで、本当に見つからないと困る書類は別のところにしまう。 すると、残りの書類の山はなくてもよいことになる。丸一日かけて、その中に本当に必要なものがないか 確かめながら大量の書類を処分した。 手近に作った空きスペースに頻繁に手にとりたい資料を集めて、快適な環境となった。

2015-08-21

53回めの献血。むかしは全血献血の年齢制限が64歳だったが、いつのまにか69歳になっていた。 まだまだいける。

先日、久しぶりに電車の中でご高齢のかたに席を譲る機会があった。少し離れたところに立たれたが、 視線をキャッチできたのでにっこり笑って身振りでおすすめした。 献血同様、これもいつまでもできることではないが、こちらの足腰がいかれなければ、まだまだいける。

8月11日の様子で、アブラゼミをアブラムシと書きまちがえていた。 そのうえ画像ファイルを載せ忘れ。 何をやってるんだか。

2015-08-18

前から億劫だった仕事がひとつ終了し、すこし解放感を味わう。

ツリガネニンジンが咲いている (写真)。 キキョウ科。小振りな花が広い空間に配置されていて写真におさめにくい。 ワレモコウもそうだな。 アップも一枚 (写真)。 反り返った花弁や、つんと伸びた萼片も見どころだと思う。

ツリガネニンジンの花にヒメハラナガツチバチ(たぶん)が来ていた (写真1写真2写真3)。

昆虫の写真も撮るようになって楽しみが増えた。 一日30品目食べてバランスのよい食事を、と言われたことがあった (参考  日本栄養士会のページ)。 それにならって、バランスのよい生物多様性生活のために昆虫を毎日7目(もく)見ようとか、10目見ようというのはどうだろう、 などとふと思った (参考  目(分類学)(wikipedia))。 7目ならメジャーどころでそろう(コウチュウ目、チョウ目、ハチ目、ハエ目、カメムシ目、バッタ目、トンボ目)。 これに3つ足して10目となると難易度があがる。カマキリ目、ゴキブリ目、ナナフシ目、カゲロウ目、アミメカゲロウ目、トビケラ目、ノミ目、シリアゲムシ目、ハサミムシ目などなど。ふだんは5目、野山に出たら10目を目指して多様性補給とか。「これひとカゴで一日分の昆虫(10目)が見られます」というサプリ虫カゴとなると、ちょっと方向が違う。

2015-08-16

7月24日以来、久しぶりにまとまった雨が降ったのが14日の金曜日。つくばの雨量は 58.5ミリ。 これだけの雨が、ほぼ1時間のうちに降った。

そこらじゅうでセミが鳴く週末の午後。撮りやすいところにミンミンゼミがいた (写真)。

職場の構内の池でトンボがたくさん飛んでいる (写真)。 ショウジョウトンボは止まっているところを撮りやすい (写真)。 ギンヤンマは止まってくれないが、なぜか私のすぐそばでしばしホバリングしてくれた (写真)。 オスとメスがつながったまま産卵しているときはチャンス。メスは産卵管を植物に挿しこんで産卵する (写真1写真2写真3)。

ヤブガラシがあちこちでは咲いている (写真)。 庭にはびこるときわめてやっかいだが、昆虫には夏の貴重な蜜源になっているらしい。 キアゲハ (写真)、 ヒメハラナガツチバチ(たぶん) (写真)、 オフタオビドロバチ(たぶん) (写真)、 セイヨウミツバチ (写真)など、いろいろやってくる。 マメコガネは花の上でちがうことをしている (写真)。 花じゃなくて葉に用があるのはセスジスズメの幼虫 (写真)。 角があるのは後側で、頭は左。 以前、家で成虫を見たことがあった (写真)。

締め切りなどに追われるままに過ぎる日々。 日がな一日読書がしたい。

ポツダム宣言の受諾から70年。第二次世界大戦は、自分の親の世代が直接体験しているから 「たしかにそこにあった戦争」と感じる。 いっぽう、第一次世界大戦(1914年から1918年)や日露戦争(1904年から1905年)は、 自分と直接の関わりあるものとは実感できない。 私より30年、40年若い世代からは、第二次世界大戦が同様に遠く見えてしまうのか。

2015-08-11

夜の庭に出てみた。カラスウリが開花中 (写真)。 夜のガを待っている。翌朝には閉じてしまう。

その横のヤブカラシの葉上では、体長数ミリのクロウリハムシが交尾していた (写真)。 ヘッドライトの光の中で、小さな金属光沢の虫を見つけた。 おそらくドウガネサルハムシ(写真)。 ハムシは種類によって食べる植物が決まっている。 ドウガネサルハムシはヤブカラシなどブドウの仲間の葉を食べるらしい。

コナラの幹でアブラゼミが休んでいた(写真)。 昼間とちがっておとなしい。頭のアップを撮ったら、複眼のあいだの3つの単眼が写った (写真)。 光の加減で、3つがそれぞれ白、赤、暗赤色に見えている。

2015-08-08

これまで、職場の構内で写真を撮って確認したチョウを数えたら37種。 リストを見てもらった専門家によると、まだ少なくとも5種はいるはずとのこと。 そう聞くとはりきってしまう。その5種とは別の1種を発見。 イチモンジチョウ(写真1写真2)。 ごく普通種のようだが、それでも私には新たな出会い。これで38種か。

家の庭の畑で、オクラの花が咲いている(写真)。 ハイビスカスやムクゲと同じくアオイ科。 実ができたらタイミングを逃さずに収穫しないと、たちまち大きくなり、硬くなって食べられなくなる。

ゴーヤの花に来ていたのはツチバチの仲間(写真1写真2)。種の同定までは自信がないが、ヒメハラナガツチバチか?。

庭にいたほかの昆虫たちのとりとめもない写真。 エゴノキの幹に下向きにとまってじっとしているカマキリはオオカマキリか (写真)。 はじめて見たアブはクロバネツリアブらしい(写真)。 ツマグロヒョウモンの雄(写真)。 ノシメトンボはアカネの仲間(写真)。

風呂に入って考えごとをしていると、はたして自分は体を洗ったのか、まだこれからなのか、分からなくなることがある。 石鹸が濡れているかどうかはひとつの判断材料となるが、直前に家族が入っていると、 どのみち濡れているので手がかりにならない。 髪の毛が濡れているかも判断材料だが、夏場の運動や作業で汗だらけになっている場合は最初から濡れているので分からない。 しょうがないので、二度目でもいいやと思って洗う。シャンプーの泡立ちがとてもよかったら、たぶん二度目。 その時点で判明してもしょうがないが。

2015-08-05

暑い日が続く。せめて夕立が欲しい。

クサギの花が咲き出した (写真)。 クマツヅラ科に入れられていたが、いつのまにかシソ科に移されていた。

シオヤアブの雌(写真)。 雄とちがって、腹の先が白くない。 シオヤアブは、体長2〜3センチだが、オニヤンマやオオスズメバチも背後から襲って倒すという。

2015-08-01

トンボの写真を何枚か。池のそばの林にいた オオアオイトトンボ(写真)、 ホソミオツネントンボ(写真)。 池ではギンヤンマが飛び回っているのだが、うまく撮れない。 じっとしているショウジョウトンボはありがたい(写真)。 その後、ギンヤンマが産卵しているところを撮れた (写真)。

8月1日、つくばの最高気温は午後3時前の 36.1度。ちょうどそのころ、外で写真を撮っていた。 暑かったわけだ。


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