ジュウニヒトエが咲いている(写真)。 そこにニッポンヒゲナガハナバチが来て蜜を吸っていた (写真)。 ニッポンヒゲナガハナバチと、よくにたシロスジヒゲナガハナバチを識別するには翅の脈がポイントとのこと。
撮った写真を整理して載せるのが追いつかない。
ウワミズザクラは花が房になるサクラ (写真)。 サルトリイバラの花が咲いている (写真)。 オオジシバリ (写真)。 キク科は、多すぎない舌状花が集まった花が好ましい。
先日、花の色が赤みを帯びたトキイロフデリンドウを載せた (写真)。 こんどは真っ白の花をみつけた(写真)。 フデリンドウは葉の裏が赤みを帯びるが、この変異個体はこの赤みもない。 赤い色素を作る酵素の変異だろう。
1センチたらずのちいさなハチが、地表近くで少し飛んでは地面におりていた (写真1、 写真2)。 ハチに詳しい人に教えを乞い、キマダラハナバチの仲間だろうと教えてもらった。 調べたら、ミツバチ科だが自分では巣を作らず、他のハチの巣に卵を産み付けるという性質を持つという。 ひとの巣で食わせてもらう労働寄生。 親が自分で花粉を集めて持ち帰ることはないから、脚に花粉団子をつけることもない。
ザクロの芽吹きは美しい。逆光で撮りたくなる(写真)。
キュウリグサが咲き始めた(写真)。 ほんの1,2ミリの小さな花だ。
翅の裏の写真が撮れなかったが、たぶんルリシジミの雄(写真)。
それにしても、 先日ミヤマセセリを撮り損ねたのが無念、としつこく後悔する。 そのあとも、人と待ち合わせをするときにカメラを持っていなかったので、ちょうど撮りやすいところでウロチョロしていた ビロードツリアブを撮り損ねた。後悔先に立たず。
職場では、職務業績評価・職務目標設定の面接という、評価したりされたりの場が続いている。 こういう評価は、つねに人との比較だ。絶対評価であっても、人間の標準的な水準などと 比較しているし、絶対評価の結果を他人と比較したりもする。 給料をもらっているゆえの我慢だが、それもあと少しだ。
調査で外に出たときの写真をいろいろ。まずは鳥を何枚か。サシバははじめて撮った (写真1、 写真2)。 もちろんその場で分かったわけではない。トビではないことだけ分かったので、とにかく撮らなきゃと 思って撮影し、あとで調べ、さらに詳しい人に画像を送って確認してもらった。 田んぼをキジが歩いていた (写真)。
植物は、ノジシャが初撮影だった (写真1、 写真2)。 オミナエシの仲間。たしかにそんな感じの花だ。 ほかに、ホウチャクソウ (写真)、 タチイヌノフグリ (写真)、 そしてキュウリグサがたくさん咲いているところ (写真)。
ガガンボの写真を撮って、帰ってからしらべたところキリウジガガンボらしい (写真)。 ガガンボはなぜか子供の頃からわりと好きな昆虫だ。
きのうムラサキシジミがいたタブノキには、同じ個体かどうかは分からないが今日もいた (写真)。 構造色の青が好きだ。
越冬したスズメバチが飛びはじめてうれしい。きょう見たのはモンスズメバチ (写真)。夏はおもにセミを狩るという。
ミツバツチグリの花に来ていた甲虫を撮って調べたところ、たぶんモモブトカミキリモドキ (写真)。 雌は腿が太くない。
あちこちでフデリンドウが咲いている。そのなかに、ときどき色変わりの個体が混ざっている (写真)。
3月下旬から、庭の畑では菜の花があとからあとから花茎を出して、我が家の野菜消費の2割ぐらいは菜の花という状態だった。 採っても採っても脇芽が伸びてくる。ただし、どんどん茎が細くなる。そろそろ終わりにするころあいだ。 採る頻度が落ちると花が咲く (写真)。 これはこれできれいだし、昆虫たちの蜜源にもなるので、しばらくは置いておく。
幸運の女神には後ろ髪がないという。先日、春しかでてこないミヤマセセリを久しぶりにみつけた。その時手元にはカメラがなく、数十メートル離れたところに置いてあった。 すぐに取って戻ったが、すでにチョウの姿はなかった。悔しいこと限りなし。 こちらはおととしの春に撮ったもの(写真)。
タブノキの花が咲き始めたところで、ムラサキシジミが吸蜜していた (写真1、 写真3、 写真3)。 ムラサキシジミは成虫の状態で、木の葉の裏で越冬する。
イロハモミジの花(写真1、写真2)。 イロハモミジはこの時期がいちばん好きだ。
なおも続く木の芽吹きシリーズ。 アカメガシワの新葉は本当に赤い (写真) クサギは去年の葉が落ちた葉痕の含めておもしろいデザインだ (写真)。 エノキはつぼみをたくさん用意している (写真)。 風媒花で、咲いてもとくにひと目を引くものではない。
先日、センボンヤリを載せた(写真1)。 この花は、開花前は赤紫色をしている (写真)。開く前の舌状花の外側が赤紫。 これが開くと内側は白い (写真)。また、外側の色も抜けていく (写真)。
ミツバアケビの花(写真)に、 イロハモミジの芽吹き(写真)。 伸びた芽鱗の赤が美しい。
ウグイスのさえずりが聞こえてきたので姿を探し、なんとか撮れた (写真1、 写真2)。 2枚めの写真では、喉を膨らませてさえずっている。
木の芽吹きシリーズの続き。 まずはイタヤカエデをもう一枚(写真)。 何人も集まってなにやら相談しているようにも見える。 ユリノキ(写真)は特徴的な形はそのままに、小さな葉が顔を出す。 ハクウンボク(写真)の冬芽は同じ仲間のエゴノキと同じく 芽鱗がない裸芽で、冬を越した小さな葉が春に大きくなって開く。 いっぽう アカシデ(写真)や コナラ(写真)はたくさんの芽鱗の中から新葉が出てくる。 葉に生えた毛も冬の守りだろう。
羽状複葉のナナカマド(写真)の芽吹きは迫力がある。 エノキ(写真)や ネジキ(写真)はおとなしい感じ。
以上は職場の構内の木々の芽吹き。家の庭でもいろいろ動いている。ムベの芽吹きを撮ってみた (写真)。 午後の陽を逆光で受けた新葉が美しい (写真)。
雨がちな週末。やまない雨はないと言う。 自然現象としての雨はたしかにやがてやむが、 雨の最中に死んだ人にとっては最後の雨はやまなかった雨だ。 さいわい、日曜の午後遅くに生きて太陽を拝むことができた。
土曜の小雨がふったりやんだりの時間に、木の芽吹きなどを撮ってみた。 イロハモミジ(写真)。見えているのは伸びた芽鱗で、葉はまだ出ていない。 イタヤカエデ(写真)はすでに葉が顔を出している。 ナツツバキ(写真)、 ミズキ(写真)、 リョウブ(写真)、 エゴノキ(写真)。 濡れたようすもまたよい。 クヌギ(写真)や ガマズミ(写真)はつぼみが用意されている。 クロモジは花盛り(写真)。
あちこち歩き回り、池の橋を渡りきったところでふと目をあげたらカルガモの群れがいた。 橋を渡っているあいだ、カモたちは私に気づいていたはずなのに、とくに反応しなかったようだ。 こちらがカモに気づいたとたんに、それと知って(としか思えない)カモはいっせいに飛び立った (写真1、 写真2)。 こちらか気づいたかどうか、どうやって察知しているのだろう。
センボンヤリの花 (写真1、 写真2)。 これは金曜に撮ったもの。 ある程度明るくないと開かないようで、雨の中では閉じていた。
しばらくみかけなかったゴイサギが戻ってきたようだ(写真)。 といっても、以前にいたのと同じ個体かどうかは分からないが。
フデリンドウ(写真)だの ミツバアケビ(写真)だの、春の花。
きちんとしたほうがよいのだろうが、すぐにきちんとしなくても大きな害はない場合、 ついつい放置してしまう。そんなことはいくらもある。机のまわりの片付けしかり。 形だけの問題であれば放っておいてもよい、あるいは放っておいたほうがよいこともある。 そういうことにこだわって(←最近の良い意味での用法ではなくて、従来のネガティブな意味で) きちんとしようとするのは時に傍迷惑となる。 いっぽう、あきらかにきちんとしたほうがよい場合もある。 ひとつそういうことに気がついて、きちんとするべく活動中。
いかにもふつうなサクラの写真 (写真)。 なのになぜ載せるのか、自分でもよく分からない。
ゼンマイの葉が顔を出した(写真)。 毛だらけだ。
転出する研究者が残していって廃棄予定の図書のなかから10冊ほど救出した。 古い書籍は、今からは調べようがない情報が載っているなど古いゆえに価値あるものもあるし、 それに代わる新しいものがいまだないがゆえに価値あるものもある。 確保したうちの一冊は、あとから掘り出しに来た若者に譲った。 入手して一番嬉しい人のところに行くのがよい。
このごろ職場の緑地でよくビンズイを見かける (写真)。セキレイの仲間。 地面を歩いているが、止まっていると地面にまぎれてしまう (写真)。こまかい模様のおかげだ。
エゴノキの樹上のエナガ (写真)。 体重はスズメの半分以下で、10グラムに満たない。わずか10円玉2個。
春のモコモコ、ビロードツリアブがいた (写真)。
人々が頭上のサクラを見上げるその足元では、タチツボスミレが咲いている (写真1、写真2)。 アカシデの雄花序が美しい (写真)。 これまただれにも媚びない風媒花。つんと尖った冬芽との組み合わせがよい。
オオバヤシャブシの花序 (写真)。 なかなかすてきなデザインだと思う。 風媒花はだれにも媚びない。
林の下で、ヤマウグイスカグラが咲いていた (写真)。
ハリギリの芽吹き (写真)。タケノコが伸びだすような力強さがある。
キジは、こちらが気づかずに歩いていて近寄ったところで突然バサバサバサと飛び立つ。 そこでカメラを構えても遅い。たまたま向こうが気づく前にこちらが発見したときが撮影のチャンス。 それでもじきにこちらに気づいて警戒する (写真)。このあと、歩いて藪の中へ 消えていった。
しだいに虫の姿も目にするようになってきた。クロバエ科の一種らしきハエ (写真)。 光の加減で翅が虹色が出ている。
というわけで今年度最初の絵日記。今年度の「様子」も、8割がたはおめでたい絵日記になるだろう。 なにか気が利いたことを思いついたら書き残すが、そうそう思いつかない。