庭の隅でユキノシタが花盛りだ (写真)。 アップで見るとなかなか凝ったデザインだ (写真)。
そのほか、庭ではクロガネモチ (写真)だの ソヨゴ (写真)だのが咲いている。 いずれも直径が5ミリ足らずか。 小さな花を見つけるのは楽しい。 ソヨゴの花にはアリが来ている。目ざとい。もちろん眼で見てみつけて登ってくるのではないだろうが。
職場の構内に生えているミツバが花を咲かせている (写真)。 花盛りだというにはあまりに地味でこじんまりとした花で、ひとつの花の直径が2ミリほどだ。 それでも拡大してみれば立派な花の形をしている (写真)。
週末、カメラをもって緑地をゆっくり歩くのは楽しい。 いるはずのものがいるのもよいし、予期しないものに出会うのも楽しい。 土曜日は、体長たぶん1.5メートルぐらいのりっぱなアオダイショウに出会った (写真)。 顔はけっこうかわいいと思う(写真)。
ハコネウツギの花にいた小ぶりなカミキリは、トゲヒゲトラカミキリらしい (写真)。 ハルジオンの花にいた青く輝くハムシは、たぶんコガタルリハムシ (写真)。 輝きがなかなかうまく撮れない。
白い花がいろいろ咲く。エゴノキ(写真)も ガマズミ(写真)も花盛りだ。
いっぽうでは黒いチョウ。たぶんクロアゲハ(←と思ったのは間違いで)
カラスアゲハ
(写真)、
それにナガサキアゲハ
(写真)。
庭の隅にいたハチは、クロヒメバチか (写真)。 幼虫は、スズメガのたぐいの幼虫に寄生するらしい。
きのうの日曜のつくばの最高気温は午後2時過ぎの31.8度。りっぱに夏の気温だ。 ビールがうまい気候で困る。気持ちはたくさん飲みたがるが、 体が以前ほどの量のアルコールを処理できないのが残念だ。 それはそれで健康によい、と考えればよいのか?
ニガナの花 (写真)。 小さなハナバチなどがきていた。 いっぽう、イネ科は虫に媚を売らない風媒花だ。イネ科だけで世界に1万種前後あるという。 媚を売らずともこれだけ繁栄できるということか。 Lolium属(ネズミムギの仲間)が開花中だ(写真)。 さらにアップ(写真)。 外来種があり、雑種などもできるので種までは同定できない。 紫がかった色でぶら下がっているのが花粉が入った葯。 イネ科の花は独特な構造で、護穎、内穎、包穎などといった專門用語がある。
コメツキバッタの仲間のクシコメツキ(写真)。 翅を広げて飛び立たんとしているところが撮れた (写真)。透き通った後翅が美しい。 こちらはジョウカイボン (写真)。 これも飛び立つところを撮影 (写真)。 頭がまっすぐ前を向きつつ腹が反り返ったようすが、空を飛ぶ竜のようだ。
なんやかやと小さなストレスがあるようで、やや不調気味の気がする。 生きていれば、まったくストレスがない状態などなく、文句は言えないのだが。
明け方目が覚めたときに、ふと研究のアイデアが浮かんだ。二度寝したけれど、幸いアイデアは忘れていなかった。 ちょっとうれしい。
キリの花(写真)。 長さ5から6センチと、なかなか立派な花だ。
自分の日常を省みるに、スーパー、酒屋、本屋、ホームセンターがあれば生きていける。 この1ケ月ほど、ずいぶんホームセンターに通った。おもに庭・畑関係の買い物。 いろいろな道具や資材を眺めるだけでワクワクする。 搬入口あたりのバックヤード感がまたたまらない。
週末はひたすら庭仕事。物置の壁にはりついているツルアジサイの葉上に、アカスジキンカメムシの幼虫がいた (写真)。 幼虫はぜんぜんアカスジではないが、成虫はその名の通りのアカスジとなる (去年の6月に撮った写真)。
連休のころの写真を少し。 フジが満開だった (写真)。 近くで見るのもまたよし (写真)。 旗弁(上のほうに広がった花びら))の基部にある黄色い蜜標が、花を訪れた昆虫に蜜のありかを教える。
イヌザクラが咲いている (写真)。房になって咲くサクラだ。 サワフタギが咲き始めた (写真)。
クロムネアオハバチ(写真)。 なかなか美しい。
もしゃもしゃしたものが飛んできて近くに止まった。 獲物を捕まえたムシヒキアブの一種、チャイロオオイシアブだった (写真)。 噛み砕いて食べるわけではなく、体液を吸う。
そろそろ連休も終盤。ふと気がついたが、連休が連休なのは、休みでない日があるからだ。 登校日が決まった学校、出勤日が決まった仕事がなければ、連休も連休ではない。 定年になったら1年365(ないしは6)連休か。
連休のあいだに庭の手入れをいろいろ進める。畑では春の野菜を始末して、夏野菜の苗を植える。 コリアンダーも抽苔して花を咲かせ (写真)、もう終わりだ
庭で見た小さな虫たち。 青緑色に光った数ミリの昆虫は、たぶんバラルリツツハムシ (写真)。 新しく作った小さな花壇のキク科の花にいたのはヒメマルカツオブシムシ (写真)。数ミリの体に、さらに細かく模様が書き込まれている。 ヒメウツギのは何に来ていたハナアブは、たぶんヒメヒラタアブの仲間らしい (写真1、 写真2)。 ハチより話が通じない気がするアブだが、人の世を超越した何かを感じさせてくれる気がする。 それがなんだか分からないが。
鳥も何枚か。職場の池にいたダイサギ (写真)。目元の色が涼しげだ。 どことなくアンバランスな鳥が地面を歩いていた。どうもセグロセキレイの雛のようだ(写真)。 上のほうで親鳥が盛んに鳴いていた。巣立ち後間もないのか、歩き方がぎごちない。親を心配させると悪いのですぐに退散した。 車のなかから窓を開けて撮ったキジバト (写真)。ドアを開けて外に出かけたところで、たちまち飛んでいってしまった。
糸がひょこひょこ揺れているような、何者かが飛んでいた。止まったところを見たらガだ。クロハネシロヒゲナガ (写真)。翅は角度によって黒ではなく赤銅色に見える (写真)。ヒゲナガガというグループの一種で、あたまに「クロハネ」がついて、 最後の「ガ」が省略された、よくあるパターンの命名だ。とはいえ、知らないといったい何の仲間なのか見当が付かない名前だ。 この仲間はヒゲナガガ科に属している。ヒゲナガガ科。かなりの発音しにくさだ。
太陽の光を受けてきらりと光った、アカガネサルハムシ(写真)。 現物はもっときれいに光るが、体長5ミリ余りのこの昆虫のディテールは肉眼では分からない、
ヒメジオンに来た、キマダラハナバチの一種 (写真)に、モモブトカミキリモドキ (写真)。 先日撮った雌(写真)の腿は太くないが、雄はしっかりと太い。
例年、ガマズミより少し早く咲くコバノガマズミに、コガネムシの仲間がたかると言ってよいぐらい集まってくる。 コアオハナムグリが多い(写真1、 写真2) が、ほかにもクロハナムグリ (写真)や ヒラタハナムグリ (写真)も混ざる。
2年半ほど前に車を買い替えたとき、はじめてカーナビを導入した。 そこを右だ左だと言ってくれるのは確かに便利だが、主体的に目的地に向かっている気がしない。 目隠しをしたまま指示通りに脚を踏み出しているような感じ。最近思い付いて、案内音声をオフにしてみた。 指示は画面に表示されるだけ。そうすると高機能の地図を自分で読み取り、自分で運転しているという感じになった。 それにしても自動運転はどうなるのか。