年末、家の書庫を少し整理している。配列を整えたり、廃棄するものを選び出したり、 中身をぱらぱら見ているうちに、じっくり読みたくなってしまうのをぐっとこらえる。 買って読んでない本もけっこうある。それらも読みたいし、新しい本も欲しいし。 足りないのは時間だ。退屈したり、時間を持て余したりしていないという意味では 幸せなことではあるな。
ドウダンツツジはどの季節もそれぞれの味わいがある。 冬は細かく分枝したようすと、つんとした冬芽を楽しむ(写真)。
春の開花を待つヒュウガミズキの丸い花芽 (写真)。 ヒカゲツツジもしっかりした花芽をいくつもつけている (写真)。 春が楽しみだ。
いまごろ咲いているのはだいたい日本在来のものではない。 ロウバイ (写真)、 ヘレボルス(写真)、 それにスイセン(写真)。
イオンの撤退にともなって、つくばクレオの専門店街も閉店との情報 ( 毎日新聞ニュース)の続報。店舗が希望すれば、クレオスクエア内の MOG や Q't に移転して 営業を続けることもあり得る、すでに1店舗の移転が決まった、という記事が今朝の新聞に出ていた。 Libroは残ってくれるだろうか。本屋にはいてほしい。
9月の末ごろ家の畑に植えたブロッコリーやカリフラワーの育ちが、例年になく悪い。 10月の低温・日照不足がたたっているのか。 スーパーでもブロッコリーの1/2カットが198円と、とんでもない値段になっている。 家の畑と日本の農業とのつながりを感じる。
家の居間には多肉植物が30鉢ほど並んでいる。 そのほか、冬には室内に入れるランが20鉢。時期をずらしながらそれぞれに花をつけ 楽しませてくれる。 その様子を少しだけ。家に来て数年たつオンシジウム (写真)、 去年、開花個体を買って、今年も花をつけてくれたデンドロキラム (写真)。個々の花は数ミリほどで、それが 数十個並んだ花序が垂れ下がる。 今年の新入りのシンビジウム (写真)。 これまで白と黄色しかなかったので、色のレパートリーを広げた。
一週間ほど、Python でプログラムを書いていたら、ずいぶん馴染んだ。 慣れてしまうと Perl や R より書きやすいし読みやすい気がしてきた。
職場構内の林の中で、ジージーという声のほうを見たらヤマガラがいた (写真1、 写真2、 写真3)。
ミズキのつやつやとした赤い冬芽 (写真)。
少し前に、電気ポットで水を沸かすのに必要なエネルギーと時間を計算した。 1000ワットのポットだと、5リットルの水を沸かすのに30分近くかかることを確かた。 ついでに、人間が一日に必要とする食料はエネルギー的にどの程度のものなのか考えてみた。 私の年齢・体重(68kg)だと、必要エネルギーは一日にほぼ 2,000キロカロリーだそうだ。 体が全部水だとすると、ほぼ30度温めるだけのエネルギーだ。 気温が体温より低い場合、つねに熱は体から失われていく。これを補って体温を維持しているわけだが、 平均すると、一時間たらずで1度下がり、これを温めてもとに戻すことを繰り返している計算だ。 意外と体って冷めないなという印象だ。
2017年2月に筑波西武が閉店したのに続き、イオンつくば駅前店も2018年2月に閉店するという ニュースが11月末に流れた。さらに、かろうじて残っていた専門店街も1月末で閉店だという ( 毎日新聞ニュース、 閉店セールの案内)。 とうとう本当に Libro が消える。学園都市の、本屋がないターミナル駅。そんなのありか。
冬至を過ぎた。寒さは当分続くが、これからは昼が長くなる毎日だ。
久しぶりに近くの洞峰公園に行ってみた。 池には例によってオナガガモとヒドリガモがたくさん (写真1、 写真2)。 2枚めの写真にあるように、逆立ちして水中の餌を探すのがはやっていた。これはオナガガモ (写真)。 おしりだけでは申し訳ないので、顔の見える写真も載せよう (写真)。 こちらはたぶんヒドリガモ (写真)。 シンクロナイズドスイミングのようだ。 着水・着地する姿はダイナミック(写真1、 写真2) 昨シーズンもその前も見かけたアメリカヒドリは見当たらなかった。
芝生でも、ヒドリガモやスズメが食事中 (写真1、 写真2)。 芝生を闊歩するセグロセキレイ (写真)。 そして池に向かってたたずみ、なにを思うのか (写真)。
人とカモが賑わう一画から離れたところにコガモがいた (写真1、 写真2)。
枯れたヨシ原にはシジュウカラがいる (写真1、 写真2)。 メキパキ、メキパキと音を立てながら茎をほじくる (写真)。
一週間ほど前のケヤキ (写真)。 朝日をうけて橙色の葉がかがやく。
朝、一面に霜が降りたグラウンドに陽が射し込み、霜が融けはじめたところを横から見ると、 光の屈折でさまざまな色に光る (写真)。 波長によって光の屈折率がちがうから、同じ露でも見る方向によってちがう色に見える。 わざとピントをずらすと光る点が少し広がって写る(特に画面の上のほう)。 自然の光の現象のおもしろさは虹だけではなく、いろいろなところに見つかる。
グラウンド外周のネットの上にとまって鳴いているハシボソガラス (写真)。 しばらく前から、カラスを見かけたらかならずハシボソガラスかハシブトガラスか識別する 努力をして、分かったら「ボソ」とか「ブト」とかつぶやくようになった。 そんなことでも自然を見る解像度が高まる気がする。 頭を横から見られればボソとブトの区別は簡単だが、遠くを飛んでいるとむずかしい (参考: 東京都環境局のページ)。 )
このところ更新が滞りがちだ。寒いし、植物も虫もあらかたおやすみモードだし。
電気ポットで5リットルのお湯を沸かすのに 30分ぐらいかかりますという話を聞いて、 エネルギー的に辻褄が合うか計算してみることにした。 久しぶりに物理の復習だ。
その話をしたときにそこにあったポットの消費電力を見たらほぼ 1,000ワットだった。 つまり毎秒1,000ジュールのエネルギーを消費する。それらはほぼそのまま熱になると考えてよいだろう。 電力を熱にしたいのに、どうしても一部は運動エネルギーになってポットが走り出す、なんてことはない。 いっぽう、1グラム(ほぼ1ミリリットル)の水の温度を1度上げるには約 4.2ジュールのエネルギーが必要だ。 とすると、このポットで1リットルの水を1度温めるには 4.2 秒必要、5リットルだと 21秒必要ということになる。切りよく20秒とすると、1分で3度温まる。 20度ほどの水を100度まで温めるには約27分かかることになる。おお、ぴったりだ。爽快。
週末、また乙戸沼へ鳥を撮りに行った。 今シーズンはじめて見たハシビロガモ(写真)。 くちばしを翼の中につっこんで休んでいるので見えない。名前のとおり幅広のくちばしが特徴なのに。 以前に撮ったハシビロガモ (写真)。 カモに限らず、鳥は休息時にくちばしを翼でカバーするものが多いようだ。
遠くに他のカモとは様子が違うものがいるようなので撮ってみたらホシハジロ (写真)。 これも今シーズンはじめて確認した。
コガモは、飛んだところをとっさに撮ったときにはそれと分からなかった (写真1、 写真2)。 あとで写真を見てコガモだと分かった。
池の一画にアオサギ、コサギ、ダイサギが一羽ずつ集まっていた (写真)。 しばらく見ていると時々動きがある。 食べるアオサギ(写真)、 飛ぶアオサギ(写真)、 飛ぶダイサギ(写真)。 サギの姿は撮っていて楽しい。
カンムリカイツブリ(写真)に カイツブリ (写真)。 ときどき潜っては、少し離れたところに出てくる。 カワウが池の中の台に並んでいた (写真)。色合いが違うの左の一羽は幼鳥。
ヒドリガモ、オナガガモ、オオバン、ユリカモメはいつもたくさんいるので いまさらカメラが向かない。そうすると、それらがいたという記録が残らない。 文字の記録だけでも残しておこう。
しだいに冬至が近づいてくる。冬至を過ぎれば日は毎日長くなる。
いまさらながら、3週間前に行ったつくば蘭展2017 で撮った写真を何枚か載せておく。 いちばんの目玉は、小笠原で絶滅したと思われていたシマクモキリソウらしいランが79年振りに 南硫黄島で見つかり、持ち帰ってつくば実験植物園で栽培していたのがちょうど蘭展に時をあわせて咲きはじめたこと(写真)。最初の一花が咲いて、これから順次つぼみが開いていくのだろう。あまりにすばらしいタイミングだ。
そのほか、東南アジアに分布する Eriodes_barbata(写真)、充実したDendrobiumのコレクションからDendrobium rantii (写真)、 ペルー原産の Epidendrum melanoporphyreum (写真)。 コメの穂のように花序が垂れ下がり rice orchid とも呼ばれる Dendrochilum の一種 (写真)。 アップで見るとりっぱにランの花だ (写真)。
アカシデの紅葉 (写真)。
池にたたずむアオサギは静 (写真)。 いっぽう、水面から飛び立つカワウは動 (写真)。 はげしく水を蹴立てながら飛び立っていく。 飛ぶ姿(写真)。 くちばしから尾の先まで、きれいに一直線に伸びている (写真)。
9月の下旬に種子をまいたカブは、10月の低温傾向のためか成長が遅い。それでも どうにか根の上部が白く丸くなってきた。といってもせいぜい3,4センチというところ。 いわゆるカブの部分より新鮮な葉を食べるのが主目的で、一株抜いては朝の味噌汁の具に している。カブは葉のいたみが早いので、収獲から30秒で料理できるのはうれしい。