8月26日のつくばの最高気温は37.4度だった。 これは観測史上3番めの記録。 第1位は 1996/8/15 の 37.8度、第2位は 2007/8/16 の37.7度。 また、最高気温が37度以上となった一番古い記録は 1947/8/8 の 37.0度。 そのあと、1994年に再び37.0度を記録するまで、50年近く37度まで暑くなることはなかった。 47年の夏が特別だったようだ。
8月26日に37.4度が記録されたのは14時台のこと。ちょうどそのころ、私はカメラを持って 外でうろうろしていた。少し動くとポタポタ汗が落ちた。 そのときの写真から、池にいたダイサギ (写真)。 ばったり出会って、サギは飛び立ち (写真1、 写真2)、 樹上に止まった(写真)。
最近、財布に硬貨がたまってどんどん重くなってきた。なぜだろうと思い、 ふと気づいた。これも左手の親指の怪我の影響だ。 親指の先に力を入れられないと、ものをつまむということができない。 いつも財布を右手で持ち、硬貨を左で取り出す習慣だが、レジで硬貨を取り出そうとして、 あ、指で硬貨をつまみたくない、と思うととっさに紙幣を出してしまう。 その結果、どんどん硬貨がたまってしまった。 重い財布に説明がついて、すっきりした。
ヤマボウシの実 (写真)。 ぼけた味ではあるが、甘みがある。
ナツツバキの葉の裏にはりついていたコフキコガネ (写真)。 遠目にセミの抜け殻かと思ったが、中身がつまってそうなのでよく見たら生身のコガネムシだった。
池のそばの林の縁にいたアジアイトトンボ (写真)。
10日前に痛めた左手の親指は、徐々に回復しつつもまだ痛みは残っている。 特に指先に圧力がかかる動きはかなり痛い。こんなに時間がかかるとは、 骨にひびが入っているのかもしれない。いずれにせよ時が解決するのを待つしかない。
指骨折で検索しておもしろかったのは 指の骨が折れて大変だったこと、トップ3。 右手の中指・薬指を骨折し、どのように他の指に機能を分担させるか工夫している。 私の食器の洗い方の工夫と同じような発想だ。
私の場合、キーボードを打つのに左手親指の出番は ショートカットで左のAltキーを使うぐらいだ。その際は指の横ではなく 側面を使うのでほとんど痛くない。ラッキー。
また暑さが戻ってきた。22日のつくばでは 35.6度まで上がった。 とはいえもう8月の下旬だ。先が見えているので気が楽だ。 外でちょっと体を動かすだけでポタポタと汗が垂れる日々が去っていくのに 寂しさすら感じる。
キツネノマゴがあちこちで咲いている (写真)。 その蜜を吸うツバメシジミ (写真)。
木の実シリーズ。 アカシデで果穂がぶら下がっている (写真)。 クヌギの堅果はまだ小さい (写真)。 ヒノキの球果 (写真)、 スギの球果 (写真)もまだ未熟。
タカサゴユリらしきユリ (写真)。 いろいろ交雑するので種ははっきりしないようだ。 花をよく見ると、ハラビロカマキリが待ち伏せしていた (写真)。
ヤブカラシの花にきていたクロアナバチ (写真)。 穴を掘って、麻酔をかけたキリギリスの仲間を引き込み、卵を産み付ける。
池のあありの生き物シリーズ。 アオイトトンボの雄はしだいに白く粉をふいたようになってきた(写真1、 写真2)。 地味な植物写真。 サンカクイが花盛り (写真1、 写真2) そしてコガマの穂 (写真)。 コガマの葉に、イネクロカメムシの幼虫がいた (写真)。 カメムシの仲間をもう一種、 クロモンサシガメ (写真)。
左手親指の打撲にともなう食器洗い困難問題は、通常は右手で持つ左手でスポンジを 持つことにして、親指を使わないスポンジの持ち方を工夫することで解決した。人差し指と 小指のでスポンジの横腹をはさみ、中指・薬指をスポンジの背に当てる、皿への圧力に重点を 置いた持ち方と、人差し指と薬指ではさんで小指は薬指に添え、中指一本を背に当てる、 横方向の強さに重点を置いた持ち方を使い分ける。前者は平らな皿、後者は茶碗などを 洗うときに有効だ。 バドミントンのラケットの握りを、一球一球の打ち方に応じて変えるのに通じるものがある。
クロアゲハが池の水を吸っていた (写真)。
実がなる季節。クリのいががだいぶ大きくなった(写真)。ノブドウの実の色は美しい (写真)。
さいわいなことに、風邪かと思った喉の痛みはほどなく消えた。けれども 一難去ってまた一難、運動中に左手の親指を激しく打撲した。 親指全体が腫れあがり内出血で紫色になった。 骨に異常はないようだ。痛みはあり不自由だが、あとは時が解決するはず。 外傷性の怪我が絶えないが、不自由さのなかでいろいろ工夫するのはおもしろい。 親指が使えないと、親指が他の指と向き合う拇指対向性が生かせない。この構造は樹上生活への適応だと 考えらている。当面、木に登ることはないが、親指が使えないと物をつまむのに困る。 親指以外の指のあいだにものを挟んだりひっかけたり、あるいは手のひらで支えたりと いった使い方を工夫する。日常生活のなかとくに難しいのは食器を洗うことだ。食器にしろスポンジにしろ、 しっかり手で掴めないと、スポンジを食器の肌に押し付けてこする動作が難しい。
こちらを睨んでる(ように見える)セグロアシナガバチ (写真)。
なにやら喉が痛い。 風邪か。10年ぐらい風邪とは無縁で、そのあと立て続けに 何度もひいてしまったのが4年ほど前のこと。そのとき、竹中さん風邪ひきすぎです、 なんとかしてください、と叱責してくれた人がいた。 そのおかげか、それ以来風邪を引いていないのだが。本格的にひくまえに押し返せるだろうか。
池でギンヤンマが交尾していた(写真)。
ガマズミの葉にいた小さなサンゴジュハムシ(写真)。 サンゴジュとガマズミは同じガマズミ属(Viburnum)。ハムシにとっては同じような味なのだろう。 同じような防御物質を含んでいて、どちらもサンゴジュハムシは解毒でき、まずい=避けるべきものとは感じていないというような意味で。
一週間ほど膝の中に痛みがあったが、ほぼ消えた。一時的な炎症か。 歩いたり走ったり登ったりスポーツをしたり、まだまだ使えそうだ。
年齢相応に振る舞おうとはまったく思わないが、長い時間を経験していることや、 人生の残り時間が減ることにともなって、ものの見え方が少しずつ変化するということはある。 そして、それはそう悪いものではない気がする。 楽しんで年をとりたい。
昨夜から今朝にかけて、台風13号が接近し、太平洋岸を北上していった。 風雨ともそれほどのことはなく、庭の畑もこれといった被害はなかった。
夕方、カラスウリのレース状の花が開く (写真)。 横から見ると、表面にも短い毛が密生しているのが分かる (写真)。 まだレースが展開中の花に、クモが隠れている。たぶんアヅチグモ (写真)。
今どき一部の枝が芽吹いたヤマモモ(写真)。 はじめは葉全体が赤く、やがて基部からしだいに赤みが抜け、かわりに緑がのっていく (写真)。
もうじき8月15日だ。戦争が終わって73年。戦争との地続き感は日に日に薄れていく、ということは、 最近毎年書いているような気がする。 戦争の悲惨さを体験した人が少ないこと自体はよいことのはずだが、 忘れてしまうことが次の災厄につながるとしたら困る。
しばらく前から白髪が増えてきた。以前は、たまに1本、2本と見つかる程度だったのが、 いまは頭のどこを見ても数平方センチの頭皮に何本かは生えている感じだ。もはや、全部で何本か一本づつ数える量ではない。 頭髪の本数はおよそ10万本程度なので、適当に切った髪のうちの白髪比率を求めて 10万本にかければ 概数は求まるだろう。とはいえ、増えたといってもまだ白髪は数百本に1本程度だと思われるので、 黒い髪を数える手間がけっこうかかる。 それより、適当な面積あたりの白髪の本数を数えて、頭の表面積をかけたほうが簡単そうだ。 そこまでして数えることでもないが。
夕方、建物の玄関前にいたヤモリ (写真)。 爬虫類のヤモリは家を守る。 いっぽう、井戸を守るのは両生類のイモリ。
シキミの実 (写真)。 食べたら危険。
クサギの花にクロアゲハが来ていた (写真)。
クヌギの樹液を求めてシロテンハナムグリが群れていた (写真)。 たがいに押し合いへし合い。押し出されて落ちそうになった個体がぱっと翅を広げたところが撮れた (写真)。 ハナムグリの仲間は、硬い前翅を開かず、少し持ち上げただけでその下の隙間から後翅を広げて 飛ぶことができる。 こちらはおととしに撮った飛翔中の写真。
池にいたアジアイトトンボ(写真)。
カメムシを2枚。 ホシハラビロヘリカメムシ (写真)に、 チャバネアオカメムシ(写真)。 子供のころから、なぜかカメムシは好きだ。 肩のはり具合が気に入ったようだ。
ようやっと8月。夏はまだまだ続く。 1日のつくばの最高気温は 36.3度で、7月23日の36.7度にわずかに及ばなかった。
セミの季節だ。ヒグラシ(写真)に ニイニイゼミ (写真)。 ツクツクボウシは遠目には樹肌に溶け込んでいた (写真)。 アップで見ると、2つの複眼のあいだに赤い小さな単眼が2つあるのが分かる (写真)。
クサギの花 (写真)。 甘い香りがただよう。 ツユクサの花(写真)は、 じっくり見るとおもしろい構造をしている (写真)。
樹液が出るクヌギに、いろいろな虫が集まる。 カブトムシとゴマダラチョウがいたところに (写真)、 モンスズメバチがやってきた (写真)。 ゴマダラチョウは黄色い口吻が目立つ。