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2018年 10月

2018-10-31

家の畑では、カブがゆっくりと育っている。30株あまりあるので、 全部がフルサイズになるのを待たずに、小さいうちから葉ごと味噌汁の具などにしている。 新鮮なカブの葉はやらかくておいしいが、収穫後はさっさと黄化してしまう、 家で作っていればこその楽しみだ、などということは前にも書いた気がして検索してみたら、 3回書いていた。一番最近は今年の5月だ。

日々、秋が深まる。 ムラサキシキブの実が色づいた (写真)。 ハシバミは来年の花序を準備している (写真)。 この株が花をつけたのを見るのは始めて。構内の草刈り時に刈らないでもらって数年たち、 ここまできた。 クロモジの冬芽は、とがっているのは葉芽で、両側の丸いのは花芽 (写真)。 ユリノキの実(写真)と冬芽 (写真)。 街路樹のユリノキは下枝をみな切ってしまうので近くで花や実を見られない。 この個体は緑地のすみっこに植えられたもので、低いところにも枝があり、こんな写真が撮れる。

ナツアカネ (写真)に アキアカネ (写真)。

週末はいろいろあってバタバタする。 はじめて スマートEX で新幹線の予約をした。SUICAで新幹線の改札を通れて、 運賃はクレジットカードにチャージされる。 心配性なので新しい挑戦はつねに緊張する。無事に乗れるか。

2018-10-29

ハナミズキの花芽(写真)。 半年後の用意ができている。 こちらは力強いトチノキの冬芽 (写真)。

ヌルデの紅葉 (写真)。 クロロフィルの分解の進み方や赤い色素合成が不均一で美しい。

種子島から無事にロケットが打ち上がり、温室効果ガス観測技術衛星が軌道に乗った。 打ち上げの様子をJAXAのネット中継で見た。ロケットの打ち上げを見ると、 1986年1月のチャレンジャーの事故を思い出す。このときは7人の乗員が死亡した。 人が乗っていない衛星の打ち上げは、命がかかっていない分、安心して見ていられる。 もちろん当事者は大変な緊張があるのだろうが。

2018-10-28

職場の構内で、草刈りのあとも残って咲いていたセンブリ (写真1写真2)。好きな花だ。

建物の壁にとまっていた、スズメガの仲間のホシヒメホウジャク (写真1写真2)。 翅が縮れたようになっているが、これで正常。

だいぶ昔に聞いてなるほどと思った言葉、「手段のためには、目的を選ばない」。 私もそういうところがある。コンピュータのプログラムを書けるなら、 何のためのプログラムかは問わない。そのプログラムが人の役に立つならなおよい。 数年前から、とある小さなイベントで私が作ったオンラインシステムが使われている。 今年もこの週末にそのイベントがあった。私はその場には参加しないが、 サーバにデータが溜まっていくのをネット経由で見て、一人でちょっと幸せな気分になった。

2018-10-26

目だの膝だの、少しずつ不具合がたまっていくが、 それでも今これだけ使えていることを感謝して、 できることをしようと思う。

すっかり数が少なくなったと言われるアキアカネだが、職場の構内ではよく見かける (写真)。 ヤマトシジミ(写真)。 あまりにふつうに見かけるのでありがたみはないが、翅の上面の青は好きだ。

ヒサカキの黒い実(写真)。

家の庭のすみではツワブキが花盛り (写真)。 ヤブマメの葉に、 ホソヘリカメムシがいた (写真)。 マメの仲間がお気に入りらしい。

2018-10-21

キヅタの地味な花 (写真)。 花のところどころに見える小さな黒い点は、拡大してみると腹部が黒いヒメアリのようだ (写真)。 体調は2ミリ足らず。

キタテハ (写真)。

ハエトリグモの目は魅力的だ。 (写真) なかなか背中を見せてくれなかったが、なんとか撮った 写真 で絵合わせしたところ、 マダラスジハエトリの雌らしい。

ツバキの実が割れて、なかの種子が顔を出した (写真)。 この種子の中身を蒸したり煮たりしてから絞ると、ツバキ油が採れる。

いくつか用事を済ませるために、平日の午後に休みを取ってあちこち動いた。 意外なほど人がいたのが印象的。昔の学園都市は、平日の日中は本当に人がいなかった気がする。 人口が増えた効果、周辺から人が出かけてくる効果、人員構成が多様化した効果だろうか。

2018-10-19

いろいろな実が見られる季節。 シラカシのどんぐり(写真)やら、 エノキの実(写真)やら。 ニシキギの実も割れて、赤い仮種皮に包まれた種子が顔を出す (写真)。

先日、映画館で映画を見るのに、一般の入場料が 1,800円のところ、60歳以上はシニア割引で 1,100円と あった。700円も安い。また、日本の総人口のうち60歳以上が占める割合は、現在ほぼ 1/3。 このあともしばらくは上昇が続き、やがて4割を越す予想だ。 割引率が大きいうえに、こんなに大勢にサービスしてしまってよいのかとも思うが、 市場の掘り起こしの効果が、客の単価を下げる効果よりも大きくなるように計算しているのだろう。 私はどのみち見るつもりなんだけどと思いつつ、ありがたくシニア割引でチケットを購入した。

2018-10-14

腰は9割回復といったところだ。日常生活には支障はない。 あとはスポーツで無理な負荷をかけないようにセーブすること。

地味な実を2種。ヒノキの球果 (写真) に、オオバヤシャブシの果穂 (写真)。 どちらも地味だけれど、デザインとしておもしろい。

シャリンバイの実に、アキアカネが飛んできて止まった(写真)。

定年後、自由な時間を何年楽しめるだろうか。 父親を見ていると、あと少なくとも30年は楽しめそうな気がしてくる。 もちろんその前に早々に病気で幕が降りてしまうかもしれないが、 少なくとも可能性はあると思うと気分がよい。

2018-10-11

コブシの実が目立つ (写真)。 鳥に食べてもらい、運んでもらうことで散布されるので、目立たないと始まらない。 いっぽう、スダジイの実は目立たない (写真)。

林の縁を歩いていたら、バッタの仲間らしきものが地面から飛びたった。着地したあたりに近寄ってじっくり 見たが姿がみえない。そのあたりを手で払ったら、また飛んだ。やっぱりいたんだ。 今度の着地点をじっと見たら、みつかった。たぶんクダマキモドキ (写真)。 くだまきは、ヤブキリやウマオイの地方名らしいが、 飲み屋のカウンターで隣に座ったこいつが管をまく様子を想像してみる。 大人の童話の一場面になるかも。

2018-10-08

3連休は腰をいたわりつつ、庭仕事もけっこうできた。 また、日曜には、野球の一人球審ができた。打球や走者の動きに応じて、 各塁のカバーに走る。それでも強いダッシュは自重した。大人の分別だ。

メタセコイアの樹上にモズがいた (写真)。

アベリアの花にいたツマグロキンバエ (写真)。 複眼のもようがなんともすごい。

ヤブマメの花 (写真)。 クモが潜んでいる。ヤブマメは、ふつうの花のほかに地中に閉鎖花をつけ、大きな種子を作るのだそうだ。 まだ自分で見て確かめたことはない。この種子のおかげで毎年同じところから生えてくるのか。

2018-10-06

腰は日々回復中。小走り、軽いジャンプ、一段抜かしでの階段の登り降りはほとんど痛みを感じずに できるようになった。強いダッシュはだめだ。まだ焦ってはいけない。 痛みがない範囲で動かすこと。 今日は久しぶりに畑の手入れができた。終わった夏野菜を引っこ抜き、穴を掘って埋める。 こんな作業がふつうにできることに幸せを感じる。

ハギが咲いている。これはたぶんツクシハギ (写真1写真2)。 萼片の形から、ヤマハギではなくツクシハギと判断した。

わりとよい具合に撮れたツリガネニンジン (写真)。

ホバリングしてセージの花の蜜を吸うヒメクロホウジャク (写真)。 スズメガの仲間だ。

2018-10-02

3歩下がって振り出しに戻っだ腰痛は、どうにか2歩進んだところまできた。 あと一歩をあせらずに。大人の分別を身につけよう。もういい加減大人のはずだ。

最初に狙ったわけではないが、琵琶湖周辺にいた今年の夏休みの隠れテーマは橋だった。 宿の近くには琵琶湖大橋 (写真)。 MIHO Museum に向かう途中でたまたま見かけたのは近江大鳥橋 (写真)。 そして美術館についたら待っていた橋がすごかった (写真)。 主塔から斜めに降ろしたワイヤーで桁を支える斜張橋であり、その主塔はアーチ構造で 下向き荷重を支える。アーチからワイヤーが出ているから、一本一本の向きが少しずつずれている。 すごい…(くわしくは こちら )。事前に何も知らなかっただけに、その場で興奮してしまった。 そして帰路、小田原で新幹線の窓からみかけた橋(写真なし)を調べたら、 小田原ブルーウェイブリッジ。世界初のエクストラドーズド橋だとのこと。 橋は、効率よく支えるという機能上の要請が、目に見える形で応えられているのがおもしろい。


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