庭に植えて14年めになるオリーブは、今年はじめて花をつけた (写真)。 左端の花の中に見えているのはアザミウマの仲間か。 一本だけだと実はあまり期待できないようだ。
ナツハゼは、木はまったく大きくならないものの、毎年静かに花を咲かせる (写真)。
買い物に行く途中、歩きながら考えたことのメモ。なんらかの原因(事故、毒物、放射線など)で、 ある生きものの全個体数の 0.1% が死亡する、という事態が10年間続いたとする。 毎年、1000個体のうちの1個体の死亡だ。 それによってこの生きものの絶滅リスクがただちに高まることはあまりなさそうだ(場合によるが)。 これを人間に当てはめると、日本では毎年12万人、10年間で120万人が死亡する、ということになる。 これはものすごい大惨事だと感じられる。交通事故による死亡の30倍以上だ。 生きものの場合と比べて受ける印象の違いは、人間の場合、一人ひとりの死が痛ましいことだと 感じられるからだろう。もしそうした感覚がなく、人間をマスとしてしか捉えられなかったら、 この程度の死亡はそれほど大きな問題ではないと感じてしまうかもしれない。
締め切り原稿書きが続く。 まだ締め切りと縁が切れない。
庭のセンダンの枝が垂れ下がり、すぐ近くで花を撮れた (写真)。よい色だ。 ヤマボウシは、白い4枚の苞に囲まれて、たくさんの小さな花を咲かせている (写真)。 家を出ようとしたら、玄関の外に5ミリほどのカメムシがいたのですぐに家に戻り、 カメラを持ってきて撮影した。ムラサキシラホシカメムシ (写真)。シラホシは ともかく、ムラサキというのはどうだろうか。
思いがけない訃報にも、まだご健在との知らせにも、心が動く今日このごろ。
昼間に家にいると、ついつい庭に出て、あちこち手入れをしてしまう。 やろうと思えばいくらでもやることはある。
平日の昼間に外をうろうろするのにようやく慣れた。 はじめのうちは、なんとなく落ち着かなさとか後ろめたさとかが拭えなかった。 拘束されることに慣れきってしまっていた、ということだろうか。
アカガネサルハムシ (写真)。 めずらしいわけではないが、見つけるとうれしい。
エゴノキの花に来たシロスジヒゲナガハナバチ(写真)。 よく似たニッポンヒゲナガハナバチと区別するには、翅の脈を見ないといけない ( 参考)。何枚も撮って、 識別ポイントがしっかり写っているものを探す(写真)。
いくつか締め切り原稿があり、庭の手入れだの読書だの外出だののあいまに、ぼちぼち書いている。
ここしばらく、とあるシリーズ物の小説 (小野不由美、 十二国記)を読み返していた。 2001年に、このあとどうなるんだ、というところで終わったままになっている。 そのあとは番外編的な短編しか発表されていなかった。 それがなんと、この秋に続編が出るという。原稿用紙 2,500枚、文庫本4冊。 これで本編は完結するらしい。生きていてよかった。 何十年ぶりの○○に感動するには、それなりの時間、生きてきた歴史が必要だ。大人の楽しみ。
10年足らず前、いやいやながら5年間だけ務めた管理職の最終年度、不整脈が始まったり、 急に難聴になったりした。負けていないつもりでも、体がストレスに負けたのか。 不整脈は今でも一日に2万発ぐらいある。 退職して一気に治ったりしないかとひそかに期待しているが、今のところは変化なし。 難聴は、特に低音が聞こえなくなり、洗濯機が回っているときも、チャプチャプという水の音は聞こえても モーターのゴーッという音は聞こえなかった。その後、さいわいしだいに回復した。 きちんと検査はしていないので、どこまで戻ったかは正確には分からない。 それでも音楽が楽しめるようにはなった。ありがたいことだ。
…というのが話の枕。 家のさまざまな環境整備のなかで、思いがけず脇道に逸れてPCオーディオに時間を使ってしまった。 最初、自分のメインのデスクトップPCで、少し音楽も聞けたら楽しいかなと思って 小さなUSB接続のスピーカーを買ってみた。そのまま聞いたり、イヤフォンをつけて聞いたり、 それはそれでうれしかったが、もう少しよい音で聞きたくなった。 ついついいろいろ勉強してしまい… で、その顛末を書いたらどんどん長くなったので省略。 最終的に アンプ と ヘッドホン を購入し、再生ソフトは foobar2000を使用中。
家の畑のカブの葉に、ナガメが産卵していた(写真)。 カブはじきに収穫するので、早く孵らないとこの葉の汁を吸うことはないだろう。
時々、打ち合わせなどでもとの職場に行く。そのたびに構内をカメラを持って歩くのが楽しい。 久しぶりに見たコチャバネセセリ (写真)。 花盛りのカマツカに、小さなアシナガコガネがいた (写真)。
退職してうれしいことのひとつは、昼間からいくらでも本が読めること。 ほかにもいくらでもやりたいことがあるし、家事や庭の手入れにもゆっくり時間をかけられるし、 暇を持て余すということはまったくない。
世の中では10連休の終わり。静かな平日が戻ってきた。
いくつか原稿の締切があり、そうそうのんびりとばかりもしていられない。
庭のコウヤマキの芽吹き (写真)。 新葉の束が顔を出したところがおもしろい。 ツリバナの花が咲きはじめた (写真)。
庭の畑のカブが膨らみはじめた (写真)。 30株あまりあるので、 このぐらいからどんどん収穫して、葉ごと味噌汁の具などにする。
コリアンダーの花茎が伸びて花がさいた(写真)。 葉の収穫はもう終わりだ。 畑に数株だけ植えた水菜も花が咲いてしまった (写真)。 そこにナミホシヒラタアブが来ていた (写真)。 近縁なカメムシ2種、 ナガメ (写真) とヒメナガメ (写真)も。
もはや連休中にやる必要はないのだが、なんとなく 連休中に庭の手入れをして、とついつい考えてしまう。 いろいろ低木が混み合っているところの整理をしていて、 無理な体勢でバールを使って抜根しようと力を入れたとき、 腰を少々痛めた。今まで何回も同じような失敗をしている。 懲りないことだ。
自由な時間が増えたのだから、このページでも新しいことをと思いつつ、 なにもできていない。焦ることはないので、ぼちぼち考えよう。