久しくストップしていた書棚の整理に再び取り掛かる。 廃棄する本の抽出と、残す本の整列と。
家のデッキにいたヒオドシチョウ (写真)。 翅の裏面はとても地味だが、広げれば一変する (写真)。
数日前、天気がよいので筑波実験植物へ歩いていった。 片道3キロほど。大通りを避けて、裏道をたどって行くことができる。 撮った写真はトンボが中心。池にいたオオシオカラトンボ (写真)。 正面顔も撮れた (写真)。 小さな流れのヘリで産卵していたのはヤブヤンマ (写真)。 腹部の先端を地面に押し付けてた。 頭上でなにかが飛んでいると思って見上げたら、チョウトンボがホバリングしていた (写真)。 1時間半ほどウロウロしてから帰った。たっぷり歩いた。
自由な生活になってそろそろ3ヶ月。すっかりなじんでしまった。 時間を持て余すようなことはないだろうと思っていたが、やはりまったく退屈しない。
庭でラベンダーが咲いた。そこにいろいろと虫がやってきて密を吸っている。 トラマルハナバチ(写真1、 写真2)だの、ニクバエの仲間だの (写真)。 しばらく前からよく見るキオビツチバチもラベンダーの花に来る (写真)。 雄は触覚が長い(写真)。 雌は、地中のコガネムシのたぐいの幼虫に卵を産み付けるとのこと。穴を掘って狩るらしい。 地上からどうやって見つけるのか。そんなドラマが庭で展開されているというのも、すごいことだ。
庭の畑で咲いているナスの花 (写真)。 必ず下向きに咲くので、しゃがみこんで斜め上を見上げて撮る。 そのナスの葉の上に、ゴマダラカミキリがいた (写真) じっとしているので、ゆっくり正面顔も撮ってみる (写真)。
キュウリはまだつるを伸ばす前。 その葉にさっそくウリハムシが来ていた(写真)。 ちゃんとウリ科を見つけてやってくる。
筑波実験植物園のつくば蘭展の6月開催が、なぜ最初で最後なのかという疑問は、 今朝の新聞であっさり解けた。今年度は施設の改修工事の関係で6月になったとのこと。 それならたしかに今回限りかも。
ランの写真をもう少し。Phalaenopsis (写真)、 Liparis (写真)、 Anguloa(写真)。
前から書こうと思っていた短歌と自然の話を、ようやく少しずつ書き始めた。 どういう構成にするかまだ整理できていないまま、断片的に書いている。 多少は形ができてきたら載せる予定。
筑波実験植物園の例年の企画、つくば蘭展に行った。 これまで12月や3月の開催が多く、6月はめずらしいなと思ったら、 解説ポスターの1枚に「今年のラン展は、おそらく最初で最後の6月開催!」 と書かれていた。最初というのはそうなんだろうけど、なぜ最後と決まっているのかは謎。 苦労が多くて、もう二度とやりたくないということになったのだろうか。 ともあれ、時期を変えたことで今まで見たことのなかったランがいろいろ展示されていた。 花の形がおもしろいものをいくつか。種名が同定されていないBulbophyllum属の 1種(写真)。 もう1種は、穂状の花序(写真)に 小さな花が付く(写真)。 Epidendrumの1種 (写真)。 好きにデザインしろと言われて、決して思いつかなそうな形だ。自然の造形の妙。 もう1枚、 Dendrobiumの1種 (写真)。
温室でゆっくりランを見たあとは園内の散歩。 池のミツガシワに、スズメガの1種ベニスズメがじっととまっていた (写真)。 おなじくミツガシワのところにいたアオモンイトトンボ (写真)。 林のなかにはハグロトンボが何匹かいた (写真1(雌)、 写真2(雄))。
コゲラが木をつついていた (写真)。
植物園には、1年間有効のみどりのパスで入る。年会費がわずか900円。通常の入園料は310円なので、 3回行けば元がとれてしまう。そして、65歳以上は入園無料だという。ということは、みどりのパスを あと4回購入すれば(つまりあと3,600円払うだけで)、残りの人生、いくらでも入園し放題ということになる。 なんだか申し訳ない。社会の高齢化にあわせて無料カテゴリーの年齢が上がるかもしれないけれど。
家の庭に咲いていた野生ラン、ネジバナ (写真)。
先週後半は箱根へ。 北千住からロマンスカー「メトロはこね21号」に乗る。 この箱根への直通電車は、会議で霞が関に行くために北千住で千代田線を待っているときに 何度か見かけていた。日常のなかに突然開く非日常へのドアを、指をくわえて眺めて見ていたが、 ついにドアの中に飛び込むことができてうれしい。
箱根では、ポーラ美術館が、ひろしま美術館とのコラボで開いている 印象派の企画展が、予想外に楽しめた。両美術館が収蔵しているピカソの青の時代の絵が 1つづつ並んでいたり、モネの睡蓮ではない風景画がまとまって展示されていたり。
しばらく間があいてしまった。そのあいだに 庭のナツツバキが咲いた(写真)。 アジサイも盛りだ(写真)。 ヤマアジサイ由来の栽培品種らしい。 萼片が発達した装飾花が花序の周辺のみにあるのが好ましい。 装飾花だらけに育種された西洋アジサイよりも、こちらのほうがずっと上品だ。
これまた別種なのか、アシナガバエの1種 (写真)。 グラジオラスの葉のうらにいたクモはササグモか (写真)。
家の敷地内に一本の金属ポールを建て、これを経由して光ケーブルを引き込んでいる。 このケーブルにツバメの幼鳥がとまっていた (写真1、 写真2)。 そこに時折親鳥が飛んできて(写真)、 ホバリングしながら餌を与え(写真)、 すぐに飛び去る (写真)。
家の網戸に止まっていたユスリカは、セスジユスリカか (写真1、 写真2)。
きのう、おとといで、メガネを作り直したり、車の任意保険の更新の連絡をしたり、 車の点検の予約をしたり、来週のプチ旅行の電車の予約をしたりと、 こまごまとしたことを片付けた。
日々、自由に本が読めることが本当にうれしい。 これだけでも、退職して暇を持て余すとか退屈するとかいうことはまったくない。 ほかにもたくさん楽しいことはあるが。
先日載せたの(写真)とは別の種類の アシナガバエ(写真)。こちらの種類もよく見る。
庭の畑の夏野菜は成長中。しばらく前からトマトの花が咲いている (写真)。 ナス、ピーマンはそろそろ初収穫だ。まずはシンプルに天ぷらか。
一昨年、庭に植えたナツツバキは順調に育って優に人の背を越えた。今年は初めてつぼみをつけた(写真)。丸いつぼみが魅力的だ。
庭にいたアシナガバエの仲間(写真1、 写真2) 小さいし、ちょこまか動くし、なかなか撮りにくい。 ものすごく多様なグループ。 アシナガバエの輝きに比べてぐっと地味なクロコガネ (写真)。
チガヤの穂 (写真)。