明け方まで降った雨があがり、庭の植物には水滴がついている (写真)。 そこに朝の日が当たって輝く (写真)。 見る角度によって光が色づき美しい (写真1、 写真2)。
今年もそろそろ終わりだ。
家から2.5キロほどのところにあるスーパー銭湯にときどき行く。 すいている時間を狙い、平日の午前中に歩いて行ってのんびりする。 その途中に渡る川沿いに広大な調整池がある。川が増水したときに溢れ出させて洪水を防ぐ。 この調整池に、いつもサギがいる。銭湯に行くのに望遠ズームをつけた一眼レフを持っていくのも なんだかなと思いつつ、天気がよい日にザックにカメラをいれていった。 例によってダイサギ、コサギ、アオサギがいた。ダイサギが飛んでいる様子 (写真1、 写真2、 写真3)と、 歩いているところ (写真)。 ちょうど調整池越しに筑波山が見える。その手前にはつくばエクスプレスの線路がある。 銭湯の帰り道、にわか撮り鉄となって筑波山を背景に走るつくばエクスプレスを撮ってみた (写真)。 10分に一度程度の頻度で来る電車を3回待って撮ったので、温まったからだがすっかり冷えた。
銭湯への道沿いの畑で一面に白菜を作っている。そこにヒヨドリが集まって葉をついばんでいた (写真)。 食いちぎった葉は、やや斜め上を向きながら飲み込む(写真)。 この時期、ヒヨドリはアブラナ科の作物の葉をよく食べる。家でもブロッコリーやカリフラワーの葉をつついている。 さいわい人間が食べる花蕾には興味がないようなので、食べるにまかせている。
昨夜から明け方にかけて、冷たい雨が降った。朝、筑波山はうっすらと雪化粧。 今年の初冠雪だ(写真)。
ジョウビタキの雌 (写真)。 こちらを向いてくれる前に飛び去ってしまった。
自由に時間が使えるので、庭のこれまで手入れが十分でなかったところに抜本的に手を入れている。 当初、スカスカしているからとどんどん植えてしまったものがぎゅう詰めになっているようなところや、 さらにそのあいだに割り込んで生えている、外から鳥や風が運んできた種由来のもろもろの整理が、 なかなか大変だ。根から抜き取るのは、特に腰や背中に負担がかかる。 それでもしだいにきれいになっていく達成感がうれしくて、ついつい作業を続けてしまう。
庭の畑でひさしぶりに芽キャベツを作っている。少しずつ脇芽が膨らんできた (写真)。もうすぐ食べられるだろう。
ロウバイはつぼみがほころび始めた (写真)。ほどなくスイセンに似た 香りを振りまくはずだ。
庭のいろいろ混み合い過ぎたところを整理しようと植物を掘り返していたら、そのあいだからなにか細長いものが 現れた。ミミズにしてはしっかりした感じがする。探し出してよくみたら蛇の子供だった。 アオダイショウかシマヘビかと思ったが、写真を撮って調べてみたらヒバカリだった (写真)。 はじめて見た。顔がかわいい(写真1、 写真2)。 冬眠中のところを起こしてしまったのなら申し訳ない。 噛まれるとその日ばかりの命だということでヒバカリなのだそうだが、実は無毒。
昨日は人間ドック。いつもの不整脈のほか、特にあらたな不具合の兆候は見つからず。 今年はじめて、骨強度と血圧脈波(血管の硬さと詰まり具合)の検査をオプションで受けてみた。 骨はじゅうぶんにしっかりしているし、血管も柔らかいし詰まりはないとの結果で安心。 生活習慣からしてどちらも悪くはないだろうと思ってはいたが、確かめられてよかった。
この先いつまでドックを受診するか。国によっては受診年齢の上限が決まっているところもあるようだが、 日本では特に決まっていない。 いまさら大きな治療は体力的に無理という年齢になってがんを早期発見してもあまり意味がないということもある。 健康を確認して喜ぶという、通帳の残高をながめて喜ぶ的な愉しみのために受けるというのはあるかもしれないが。 いずれにせよ、まだしばらくは受けてみよう。というわけで、早々に来年のドックの予約をしてきた。
家の裏庭のイロハモミジがしだいに色づいている。今の時期、ちょうど朝の日が横から差し込んで 一部の葉が輝く(写真)。
時間的な効率を気にしなくてよくなったので、だいたい4キロぐらいまでの範囲は歩くようになった。 先日、車を車検に持っていくのに、ディーラーまで距離にして2.5キロ、歩くのにちょうどよいと一瞬思った。 じきにそれでは意味のないことに気づいてことなきを得た。
庭の隅でまだ緑が残っているミントでモヒートを作ろうと思って葉をとっていたら、 1センチたらずの黒い甲虫がミントの葉の上で交尾していた。図鑑と絵合わせして、 これだと思った種の名前を見たらハッカハムシ。まさに名前の通りの場所にいた (写真)。
寒い雨の土曜日から一転してよく晴れた日曜日だ。 せっかくなので、4キロほど離れたホームセンターまで歩いて買い物に行った。
うちの洗濯機は二槽式だ。洗濯槽で洗濯したら水を抜いて、洗濯物を脱水槽に移してて脱水し、その間に洗濯槽に水を入れておき、 脱水した洗濯物を戻してすすぎ、という作業を人間がする。 買って14年余り、故障せず働いているが、洗濯槽からの排水がしだいに流れにくくなりもどかしかった。 思い切って洗濯機気の排水パイプだの家の排水管だのの汚れをとったらスムーズに排水されるようになった。よい気分だ。 自分の体など、年月とともに劣化するのを受け入れるしかないこともいろいろあるが、 こうして自分の手で良好な状態に戻せることがあると、将来が明るくなった気がする。
庭にキタキチョウがいた (写真)。 キタキチョウは成虫で越冬する。 ハエ(たぶんオオクロバエ)もいた(写真)。 ハエのなかでは寒さに強いらしく、成虫で越冬することもあるようだ。
庭のフェンスにからまっているセンニンソウの種子 (写真)。 花柱(めしべ)が伸びて毛が生える。
雨のそぼ降る土曜のつくばは、日中の気温が4度前後で冷え冷えとしている。
木・金は茨城県内のプチ旅行。宿までさっさと行くと1時間余りでついてしまうので、 まずは筑波山に登った。空気がかなり澄んでいて、富士山やスカイツリーまで見えた。 降りてからカフェでお茶とケーキ。それから大洗へ。 宿の窓から、ウミネコ (写真) だの ユリカモメ (写真) だの、海鳥の写真を撮る。 海と空の広さがうれしい (写真)。 翌朝は曇りがちだったが、雲間から朝の太陽の光が落ちる景色はどこか神秘的だ (写真)。 その後かなり明るくなって、薄曇りの空の光を反射して海面が輝く (写真)。
家の屋根が雨と風のかげんでときどき雨漏りするようになって、業者に調べてもらう。 来週は車検。その次の週は人間ドック。 不具合を調べる予定が並んでいるのは、あまり心浮き立つものではない。
庭でイソギクが咲いている (写真)。 そこに来ていた小さなハエはツマグロキンバエのようだ (写真)。
この時期、サンシュユの木の表皮が剥がれてくる (写真)。 これを逆光の方向から撮ると、温かい橙(だいだい)色があらわれる (写真)。 毎年のことだがついカメラを向けたくなる。
この1年で、3月まで所属していた研究所の野球チームの審判を10試合あまり担当した。 技術が必要な裏方仕事が好きな自分にはぴったりの仕事だ。野球の試合は審判がいないとできない。 草野球では、審判ができる人を探して1試合数千円の謝礼を払って依頼するということもある。 逆に、審判がしたいので謝礼を払って人を集めて試合をしてもらうという話は聞いたことがない。 いくら審判をしたくても、プレイヤーが集まって試合をしてくれないとはじまらないのだが。 これはプレイをしたい人と審判をしたい人の数の問題だろう。世の中に野球の審判を趣味とする人が すごく増え、いっぽうで自分でプレイをしたい人が少数派になったら、18人集めて1人に数千円ずつ払い 試合をしてもらうということもあり得るか。ずいぶん金のかかる趣味になる。
なにごとも、こんなふうに視点を変えてみるとおもしろい。
寒さでようやく終わりとなったピーマン3本からは、数えたら大小100個近く が最後に収穫できた。 シーズンの最初に出てくるものを初物というが、シーズン最後のものを 終わり初物と呼ぶことを最近知った。これらのピーマンはまさに我が屋の終わり初物。 大小100個の小はほんとに小さくて、 体積にしてふつうサイズの1/10程度。これらは2つに割って種をとって煮浸しにした。
今は春菊が元気で、横枝を手折ってどんどん食べている。 コリアンダーもネットのトンネルのなかでどんどん葉を広げていて、いろいろ使っている。 先日はブロッコリーを今シーズンはじめて収穫。我が家の初物だ。