今日も、庭の春の写真。 タチツボスミレはますます花盛りだ (写真)。 今年はあちこちでムラサキケマンが目につく (写真)。 花のアップ (写真)。 種子はアリが運ぶらしい。ますます庭の中で広まるか。
庭の雑草取りをしていたら、アジサイの株のすきまにクビキリギスがいた (写真)。 ツヤアオカメムシもいっしょに写っている。 どちらも成虫で越冬するようだ。 それぞれをもう少しアップで。クビキリギス (写真)と、 ツヤアオカメムシ (写真)。
もう人間ではなく虫のための花となっている紅菜苔にいたハナアブ2種、 ナミホシヒラタアブ(写真)と ツヤヒラタアブ属の1種 (写真)。 そしてナミテントウ (写真)。 本来は肉食でアブラムシなどを食べるが、動物性の餌がない時期は花粉を食べてしのぐらしい。
もうすぐ定年退職から丸3年になる。早いものだ。
ちょうど10年前、庭においてある鳥の水飲み用の皿の水が凍ったとき、 角柱状の氷が突き出していて驚いた (写真)。 小枝を突き刺した写真で分かるように、中は凍ってない (写真)。 これは、全体の表面が氷結して一部だけまだ穴が残っているとき、内部の水がさらに凍っていくことで 体積が膨張した分、まだ液体の水が穴から押し出されて溢れることで起こる現象だそうだ。 溢れて盛り上がった水が縁から凍り、でも全部が凍ってしまう前にさらに水が溢れてきて上に盛り上がり、 その縁が凍り、というプロセスで成長していく。 (参考:北大・低温研の研究者による1972年の論文 「水面から空気中に伸びた氷の柱」)。
前の観察から10年ぶり、先週の雪が降った夜の翌朝に、この現象が庭で再び見られた (写真1、 写真2)。 前回はほぼ同じ太さで伸びていたが、今回は先太りの角錐状だ。気づいたときにはもう皿の氷は溶け始めていたので、内部から水が押し上げられる圧力は 消失し、角錐の中は空洞になっていた (写真)。 なかなか美しい。30分ほどしてもう一度見たら、もうすべて解けてしまい、ただの水飲み場になっていた。はかないものだ。
上の論文によると、この現象が最初に科学雑誌に発表されたのは1921年で、鍋に残っていた水が凍るときに凍結面上に氷の柱が突き出しているのを観察している。 調べたらかなり最近、2017年にも論文があった ( An exploratory study of ice-cube spikes)。
近所で撮った春の写真をいろいろ。 コブシが咲いていた(写真)。 ヒサカキの花が咲いていると、見た目は地味だがするどい匂いでそれと分かる (写真)。 トサミズキ(写真)は、 ひとつの花序にヒュウガミズキ(先日の写真) よりたくさん花をつける。ずっとむかし、花がどっさりつくのがトサミズキ、 と覚えたものだった。 足元にはツクシ (写真)。
庭のあちこちでタチツボスミレが咲いている (写真)。 紅菜苔の花茎はもう細いものしか出なくなり、収穫の季節はほぼ終わった。 あとは虫に蜜を楽しんでもらうだけ。ニホンミツバチに人気だ (写真1、 写真2)。 脇芽を下から順次収穫してきた芽キャベツもほぼ終わり。そこにモンシロチョウがやってきて 葉の裏に卵を産んでいた (写真。腹の先は葉の陰になっていて見えない)。 卵が孵って幼虫が育つころまではおいておかずに、引っこ抜いて次の野菜に備える。悪しからず。
前日の夕方に9割がた回復したと思ったのはたしかに9割で、10割ではなかった。 20日の朝はすっきりして、これぞ10割だと実感する。なんだかこれで人生の課題がみんな 解決したような気分になり、この日の予定がすっかり頭から飛んで、ひとつ不義理をしてしまった。 失敗だ。だいぶ緩んでいる。
庭を歩いているハクセキレイ。あっちを見たり(写真) こっちを見たり(写真)。
咲き始めたヒュウガミズキ(写真)。 今年はヤマウグイスカグラがよく咲いている(写真)。
おとといの午後にワクチン接種。きのうは副反応来るかな、来るかな、と思って待っていたら 午後になって体温が37度を越えた。頭がなんとなく重い感じもある。 活動する気にならないが、ちょうど冷たい雨の1日で、どのみち外出したり走ったりには向かない 日なのでちょうどよい。ベッドでごろごろしながら読書を楽しむ。夜の最高体温で37.6度。 木曜から土曜は食事当番でもないので、作ってもらったものを食べて洗い物をするだけ。 きょうの午前はまだ余韻が残っている感じだったが、夕方には9割がた回復した。 明日には走れるか。
今朝は朝日がうれしい。玄関前では、昨夜の雨に濡れたサンシュユが逆光を浴びて輝いている (写真1、 写真2)。 少し前から、タチツボスミレが咲き始めた (写真)。
茨城県の新型コロナ感染確認者数はなかなか減らない。 つくば市の感染確認者数は、少し前に積算1万人を越えた。 毎日の確認者数は200人前後。
庭のマンサクが満開だ(写真)。 家の前を通る人が時折立ち止まって見ている。ちょっとうれしい。
播種から今年で3年めとなるアスパラガス。しっかりしたシュートが顔を出した (写真)。収穫が楽しみだ。 紅菜苔の花には、ニホンミツバチが来ていた (写真)。 いそがしく動いていてピンポケ写真なのが残念。 粘り足りなかった。
マエアカスカシノメイガ (写真)。成虫越冬した個体だろうか。
今週は3回めのワクチン接種。 副反応に備えて、接種日のあと2日間は予定を入れていない。
あちこちでウメが咲いている(写真)。
おととい、外を歩いていてふと見上げたら、飛行機雲が空を横切っていた。スマホで撮影 (写真)。 太陽が入っていて露出などむずかしいところだが、スマホがうまいぐあいに処理してくれる。
群青を飛行機雲が両断す
下手な一句。 飛行機雲は季語ではないので無季の句。飛行機雲で調べたらすぐに類句が見つかった
飛行雲二つに裂きし秋の天 / 土屋保夫
こちらは「秋の天」で秋の句。
いつものジョウビタキ (写真)。 もうじき北の地へと飛び立つ。 そのまえに一言挨拶をしていくわけではないので、いつが旅立ち前の最後の姿になるか分からない。 一冬お世話になりましたとか言ってくれれば、道中気をつけて、来年も待ってるよ、ぐらい 言えるのだが。見かけた日はかならず日記に記録しておけば、あとからあの日が最後だったかと分かる。 やってみよう。
きょうは紅菜苔の花に来ていた昆虫をしっかり撮影(写真)。 種名は不明。ハエ目の1種以上のことは分からない。
このところの暖かさで、庭のフキノトウがどんどん膨らみ (写真)、 開いていく (写真)。 なかなか食べるのが追いつかない。
紅菜苔も最盛期 (写真)。 花のアップを撮ったら、撮るときには気が付かなかった小さなハエの仲間がいた (写真、中央上部)。 花に虫が来る季節になってきた。 数日前は庭でキタテハをみかけた。キタテハは成虫越冬。 モンシロチョウも見たが、こちらは早々と蛹から羽化したのか。