| Top page |    [ 前月← →翌月 ]    | 様子の目次 |

2022年 4月

2022-04-30

庭の畑では、何も育てていない畝をいつも確保し、そこに穴を掘って 台所で出る生ゴミや、庭で抜いた草、刈った枝、収穫が終わった野菜などを どんどん埋めている。おかげで燃えるゴミはだいたい2週間に1回1袋出すだけ で済む。 きょう穴を掘っていたらケラが出てきた (写真)。 バッタ目コオロギ上科ケラ科。 もっぱら土のなかで暮らす昆虫で、見る間に土に潜り始めた (写真)。

先日、里地的な緑地が残るところで咲いていたヒメハギの小さな花 (写真)。 見かけるとうれしくなってカメラを向ける。花弁の先に細かく分かれた構造がある。 北斎の神奈川沖浪裏の波頭のようだ (写真)。

ジュウニヒトエの花に来ていたハチはキマダラハナバチ (写真1写真2)。

2022-04-23

昨日の最高気温は27.1度。きょうも日中の気温は26度を越えた。もうジョギングで汗だくになる気候だ。 真夏にはさらに10度近く暑くなるわけだが。

歩道橋の横に生えている木は、樹冠部分をすぐそばから見られる。 コナラの雄花序がぶらさがり (写真)、 小さな雌花もついている (写真)。風に運ばれた花粉が ここにたどりつくと、どんぐりができる。

コナラの葉にいたカメムシはナカボシカメムシ (写真)。 ハナグモのオスを見つけた(写真)。

なんとなく、以前よりも飲食店などでスタッフに声をかけられることが増えたような気がしないでもない。 話しかけるなオーラが薄れたのか。余分なバリアはないほうがよいので、よい傾向だと思うことにしよう。

2022-04-22

庭の畑のホウレンソウにいた昆虫の続き。 小さな甲虫のなかまがいろいろいた。みな体長が数ミリ程度。 シャープな写真を撮るのがむずかしく、どれもいまひとつなのが残念。 ドウガネサルハムシは金属光沢がよい(写真)。 小さなゾウムシは種類不明(写真)。 ながい口吻をゾウの鼻に見立ててゾウムシ。 ヒメカメノコテントウは交尾中 (写真)。そこに同種の無紋タイプのオス(おそらく) がやってきてちょっかいを出す(写真)。 じゃまするんじゃねぃ、と交尾中のオスが反撃する(写真)。 このあと、無紋オスは諦めて去っていった。

こちらの様子を伺うかのようなハエトリグモ (写真)。 中央の2つの大きな単眼が印象的だ。 種類は自信がないが、マミジロハエトリのメスだろうか (写真)。 クモをもう1種類、ハナグモ (写真)。 ハエトリグモの仲間と違って大きな単眼はなく、小さな単眼8個が2列に並んでいる。

2022-04-19

庭の畑のホウレンソウは、そろそろ薹(とう)が立ってきた。 そこにいたジンガサハムシ (写真)。 とくにめずらしいわけではない普通種だそうだが、図鑑では見ていたが実物ははじめてだ。 金色のかがやきと、透明な外縁と。こんなのありかというデザインだ。 興奮してカメラも取りに行き、駆け戻って撮影する。今日のしあわせ。 ほかにもいろいろ小さな虫がいて、ホウレンソウだけで30分楽しんだ。 その写真はまた後日。

2022-04-18

居間の窓ガラスに張り付いていたフトスジエダシャク(写真)。 以前から家でときどき見かける。 幼虫の食草がセンダンで、家の庭にセンダンがあるので飛んでくる、ないしは住み着いているのだろう。 触角が櫛形なのでたぶんオス。 去年の写真はメスだろう(触角が櫛形ではない)。

この季節、庭の畑の九条ネギは盛んにネギ坊主を作る。これが食べられることを最近知った。 きのう、試しに天ぷらにしてみたら非常に美味だった。今までとてももったいないことをしていた。

昨夜、目が覚めたときにふと考えたこと。世の中にはものすごい数の本がある。 そのなかから一冊を選んで読むとその本の世界に浸ることができるが、その時間は 他の本の世界には入れない。人生もまた同じ。人はものすごい可能性のなかのひとつを生きている。 もちろん読みはじめてこれはつまらないと思った本は閉じ、他の本を手にとってもよい。 これも人生も同じ。 さいわい、これまでのところこの人生を生きて失敗したとか不幸だとか思わないですんでいる。 ありがたいことだ。

2022-04-17

先日の筑波山の写真の続き。 カタクリは盛り(写真)。 エンレイソウも花盛りだが、どうも地味だ(写真1写真2)。花弁はなく、緑色の萼片が3枚。 ユリワサビがあちこちで咲いている(写真)。 いかにもアブラナ科の十字花で、あまり心を惹かれない。なので花のアップはなし。きわめて自分勝手な好み。 キンポウゲ科のトウゴクサバノオ(写真)、 タデ科のハルトラノオ(写真)。 いずれも小さくて地味な花だが、アブラナ科よりもおもしろみを感じる。あくまで自分勝手な感想です。

2022-04-14

一昨日、久しぶりに筑波山に登り、春の花を堪能した。 麓のあたりではキブシ (写真)だの クロモジ (写真)だのが咲いている。

あちこちでスミレもいろいろ。エイザンスミレ (写真1写真2)、 フモトスミレ (写真1写真2)、 ナガバノスミレサイシン (写真写真)などなど。 スミレの花は、後ろに突き出た距の形にも個性があり、種類を判断する手がかりにもなるので 横顔も撮影する。 あと、花弁の基部に毛がある、ないも手がかりになるので、そこらへんも撮る。

アズマイチゲとキクザキイチゲも盛りだ。 キクザキイチゲは花の色(正確には花弁みたいに見える萼片の色)の変異が大きい (写真1写真2写真3)。 アズマイチゲの花は白 (写真)。 萼片や雄しべの基部近くに濃い紫色が見えるが、これはアズマイチゲの特徴。 アズマイチゲとキクザキイチゲとおなじくアネモネの仲間のもう一種、ニリンソウは咲き始めたところだ (写真)。

続きはまた後日。

2022-04-08

つい先日、ジョギング中に目の前の交差点の先で事故が起きるところを 見てしまった。交差点を通過して直進するトラックと、直交する道路から左折してきた自動車と、 側面同士でショルダーチャージ。これなら大きな怪我はなさそうだ。 トラックは赤信号でつっこんでいた。 左折車もぶつかるまで気が付かなかったのか。 ちょうど対向車線で信号待ちしていたパトカーが、 ちょっとだけサイレンを鳴らし、交差点でUターンして現場に到着。

家の近所で、タチツボスミレがあちこちで生えているところにまざって、 ニオイタチツボスミレが咲いていた (写真)。 しゃがみこんで鼻を近づけると、たしかに甘い香りがした。 そのあと、家の庭でも咲いているのを見つけたと思って写真をとってよく見たら、 これはちがった。たぶんアメリカスミレサイシン (写真)。 園芸用にアメリカから入れたものが逸出しているようだ。 側弁の基部に毛があるというか、これは毛むくじゃらと言いたい(写真)。

これも近所でみかけた、ハナイバナ(写真)。 キュウリグサと同様、ムラサキ科。 花の直径は2,3ミリしかない。歩きながら地上1.5メートル以上のところから見ているとなかなか目にはいらない。 他の花の写真を撮ろうとおもって座り込んだときに見つけた。 近寄らないと見えないものはたくさんある。

2022-04-05

庭のシュンランが花盛り(写真)。

このところ、庭の畑で収穫している野菜はホウレンソウ、かき菜、九条ネギ、アスパラガス。 そのほか薬味にコリアンダーやワケギ、山椒。いつのまにか生えている三つ葉も時々使っている。 カブ、スナップエンドウ、レタスなどは収穫までまだしばらく待つ。 現在の野菜の自給率はおよそ5割程度か。夏野菜のピーク時は8割以上になり、 採れてしまう野菜に追いかけられるような状況で献立を考えることになる。 そんな夏の準備もそろそろ考え始めないといけない。

2022-04-01

4月1日で新年度。といっても、年度で動いている組織に属しているわけではないので関係ないが。 昨夜から早朝にかけての冷たい雨は、筑波山では雪だったようで、ジョギングしながら見る山は 上のほうが白かった。

調べてみると、コロナによる運動不足への対策にジョギングを始めたのは一昨年の4月6日。 もうすぐ丸2年になる。ジョギングは続いた(よいニュース)し、コロナ禍も続く(悪いニュース)。


| Top page |    [ 前月← →翌月 ]    | 様子の目次 |