室内ではランがいろいろ咲いている。セロジネは花茎が見えてから何ヶ月たったのか、ようやく咲いた (写真)。 ジゴペタルムはこの冬買ったもの (写真)。この属は初めてだ。栽培温度は10度から30度と なっているが、室温が7度まで下がっても大丈夫だった。問題は35度を越えるつくばの夏だ。 どうなるだろう。
いっぽう屋外でも季節は進む。 マンサク (写真) やら、サンシュユ (写真1、 写真2)やらのつぼみがほころんでいる。
これまでの人生で褒められたり評価されたりして嬉しかった経験ですぐに思い出せるのは3回ぐらい。 がんばって思い出しても10回もないだろう。そして、それらはいずれも、予想しない時に、 予想しない人から、予想しないことを褒められたのだったなと、つい最近気が付いた。 ということは、褒めてほしいと自分で思っていたら、たとえ本当に褒められてもそれほど感激できず 印象に残らないし、むしろ褒められなかったらがっかりするだけだ。 この先の人生で人に褒めてもらえることが1回でもあるかどうか分からないが、もしそんなことがあったら その幸せをしっかり味わえるように、褒めてもらうことは決して期待しないようにしよう。
このところ、両眼の不正乱視と右目の近眼と左目の光のにじみが進んでますます見えにくくなっている。 どうしたものか、眼科に相談に行ってみよう。とはいえ食欲はあるし、このところ足腰のトラブルもないしで、 ありがたいことだ。
鉢植えのランを20鉢ほど育てている。 例年、12月ごろから翌年の春にかけて、順次花を咲かせる。 少し前に咲いたパフィオペディラム (写真)。 種類は定かでないが、たぶんPaphiopedilum wardiiか、その園芸品種か。 逆光に前からの照明を足して撮った。 ライトなしで撮るとこんな感じ (写真)。 よい雰囲気だ。
つくばの夏をつらく感じるランも少なくないのか、うまく夏を越せずに不調になるものもある。 枯れてしまったものはしかたがないが、まだ生きているものはもう見限るか次のシーズンを期すか、 つらい判断を迫られる。 春から秋は日陰気味の外に置き、冬は室内で育てる。 適宜見限るものは見限らないと、部屋がいっぱいになってしまう。 今シーズンは、夏を越せなかったものが1鉢、もう終わりにするかなというものが2鉢。 一方、あらたに4鉢買ってしまった。 あと、なかなか咲いてくれないが、いつか咲かせるぞと何年もねばっているのが2鉢。 いつか咲いたらさぞ嬉しかろう。
つくば市竹園のとある花屋の店先に手書きの小さな立て看板があり、「春はあけぼの 花はたけぞの」とあった。 通り過ぎてから頭の中で反芻してみて、これはみごとな韻の踏み方だと気がついた。 7音のうち、2番目の「る」「な」以外の6音は母音が同じ。そして1,3,5,7番目の音は子音も同じ。 すばらしい。
家の庭にもすこしずつ春の気配。 赤花のアセビがぽつぽつ咲き始めた (写真)。 ウグイスカグラも (写真)。 畑に勝手に生えてきて放置していたアブラナのたぐいの花には、ニホンミツバチが来ていた。 (写真)。
家の近くの池にカワセミがいた (写真)。 じっと水のなかも見つめている。獲物を見つけて飛び立った (写真)。 池にぽちゃんと飛び込み、獲物をくわえてまた木の枝に戻る (写真)。
そっと移動して、もう少し近寄って撮れた (写真1、 写真2)。
脚は早歩きは問題なし、小走りはなんとかというところまで回復した。 そこで片道5キロ行って帰る散歩。その途中でまた予想外の収穫があった。 前回トモエガモを見たのとは別の池で、こんどはヨシガモ (写真)。 すいぶん久しぶりに見た。 頭部は光のあたりぐあいでずいぶん色が変わって見える (写真)。 距離はあったがそこそこの写真が撮れて、ルンルン気分で家に帰った。
脚の不調で走れないのでせめて歩こうと、一応カメラを持って外にでた。 少し足を伸ばそうかと思ったが、体の声を聞いて無理はしないことにして近場の公園へ。 そうしたら予想外の収穫があった。はじめて見たトモエガモ (写真1、 写真2)。静かに興奮する。 それも2羽いるではないか(写真)。 と思ったら3羽(写真)。 メスは見つけられなかった。
ほかのカモの写真も撮って、さあ帰ろうとしたら近くにモズがいた (写真)。
というわけで、予想外に楽しい散歩となった。
この1週間、これといった写真を撮っていないので載せるものがない。
献血車が来るよというお誘いの葉書が来たので、寒風をついて自転車で会場に向かった。 途中、強い向かい風と上り坂が重なったところではギヤを一番軽くしてふんばった。 ふくらはぎの不調でここ数日ジョギングを休んでいるので、このがんばってる感がうれしい。 1年間の総献血量は1200 mlまでという制限のため、 次に献血できるのは8月2日以降だ。 そして献血できるのは69歳までという年齢制限もあるので、 通常の400 ml献血だとあと15回しかできない。 献血の卒業は寂しいものがあるな。