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2024年 2月

2024-02-23

2泊3日で伊豆の温泉へ。初日は異様な暖かさ、そのあとは一気に冷え込んだ。

川でみかけた、頭が黒っぽくて体が白い水鳥は、調べてみたらカワアイサ (写真)。 遠くだったので、写真はかろうじて撮れたという感じだ。 はじめて見たのか、いや、もしかしたらどこかで見たかもしれないと思って自分のサイトのなかを検索したら、 はたして6年前に京都で見ていた (写真)。 すっかり忘れていた。

伊豆の長岡温泉近く、狩野川にかかる千歳橋(写真1写真2)。 アーチ橋(タイドアーチ橋の一種、ローゼ橋)は自動車が通る道路橋で、それと並行して上流側に歩行者専用の側道橋がある。 道路橋上から撮ったアーチ (写真)。 こちらは側道橋 (写真1の手前、 写真2)。三角形が基本のトラス橋だ。

泊まりは長岡温泉だったが、2日目に駿豆線で修善寺駅まで行って散歩した。駅の近くの修善寺橋 (写真)。これもアーチ橋で、タイドアーチ橋の一種のランガー橋。 アーチ部分が細い。 照明はちょっとレトロっぽい(写真)。 橋が橋台に乗っている支承(写真)。こういうところも鑑賞ポイントだ。 下から見ると、落橋防止装置がついている (写真)。 地震への備えだ。

最後の日に行った美術館(江之浦測候所)は屋外の展示が主。 雨のなか、傘をさして歩き回ったが、坂道や階段が多く まったくバリアフリーではない。むしろバリアフル。 足腰が弱ってきたらとても楽しめないだろう。 今のところはそういうことを気にせずに歩き回れるが、それもいつまでも続く わけではない。たぶん、20代30代のころにはそんなことはまったく考えもしなかった。 年を重ねるとともに体が動くことのありがたみを感じられるようになってきた。

2024-02-18

毎週のように、公園の池で鳥の写真を撮っている。 前回見つけたホシハジロはそのまま滞在中(たぶん) (写真)。 標識がついているわけではなく、同じ個体だと確認はできないが、 オスが1羽だけという状況はそのままなので、きっと同じ個体なのだろうと想像する。

この池では久しぶりにダイサギを見た (写真)。 水中の様子をしばらくうかがったあと、すばやく頭を突っ込んだ (写真)。ダイサギの狩りだ。

そのほか、毎度見かけるカワセミ(写真)とか、 ヒドリガモとか(写真)。 着水態勢を斜め前から撮れた。 あとはマガモ(写真)。 日の当たり具合がよく、頭部の緑がはっきり撮れた。マガモは日陰に入ってしまうことが多いので、 あざやかな色の写真が撮りにくい。鳥の視点で考えると、日向にいるということは 太陽が見えているということ、すなわちその方向から来る天敵はまぶしくて見えにくいということで、 だから日陰にいるのではないかと想像している。

今日は確定申告の書類を整えて郵送した。 寄付控除のおかげで、毎年数万円が還付される。

2024-02-15

一昨日、筑波山に登った。山頂の東北東、薬王院から登るコース。 遠くから見たところではほとんど雪があるようには見えなかったが 登山道の途中からは道端に一週間前に降った雪が残っており、頂上に近づくにつれて雪道となった (写真)。 途中の日陰の階段道では踏まれた雪が凍ってすべり、ちょっと緊張感のある登山だった。 あらためて遠景の写真をよく見ると、葉を落とした木々の下に雪に覆われた地面があった (写真)。

よく晴れて、山頂付近からの眺望がみごとだった。 北北西には日光連山がきれいに見えた (写真)。 中央は男体山で、直線距離にしてほぼ80キロ。右端は女峰山、そのあいだには大真名子山、小真名子山と並ぶ。 また左には白根山(日光白根)の白い峰が見えている。 こちらは白根山のアップ (写真)。 標高2,578メートルで日光連山の最高峰だ。日本のなかでは、これより北に白根山より高い山はない。 さらに遠く、ほぼ北のほうに那須連山も遠望できた (写真)。 中央が主峰の茶臼岳で、標高1,915メートル。ここまでの直線距離はほぼ100キロだ。

2024-02-10

今回の写真も池の鳥たち。 この池ではじめてホシハジロを見た (写真1写真2)。見つけたのはこの一羽のみ。 こちらはカイツブリ(写真)。

続いて飛ぶ鳥。コサギ (写真)。首のあたりは露出過多で白く とんでしまっているが、右翼の風切羽がきれいに撮れているのでよしとしよう。 もう一枚はオナガガモのメスか未熟個体か (写真)。 シャッタースピードが遅めでボケ気味なのが、かえって味を出していることいして、これもよしとしよう。

先日、外出先にスマホを置き忘れた。翌日の朝一番に行って回収できたが、それまでは落ち着かなかった。 客観視しようと思って、「ぜひ一度失くしてみてはいかがでしょう」なんて川柳を考えてみたり。 うっかり失くすことを勧めるという不合理さ。いったい何を失くすのかも明示しない。 そこからスマホのほかになにを失くすか想像してみる。 たとえば財布だったらどうか。現金なしで暮らす、さらには貨幣経済の外で暮らすとか。 あるいは家の鍵だったらどうか。閉ざされた占有空間を持つのをやめるとか。 どちらも、数百年とか数千年とか数万年とか前ならふつうなこと、皆そうして暮らしていた。

2024-02-07

おとといの夜は雪、そのあとはきのう一日雨模様で空気が湿った。 そのため、よく晴れた今朝はしっかりと霜が降りた。 庭に出ると、畑の菜の花の葉など霜だらけ (写真1写真2)。 冬枯れのドウダンツツジの枝にも霜がつき、そこに朝日が射して光っている (写真)。 光が当たるとたちまち霜は融けてしまうので、こんな様子が見られるのも ほんの数分のことだった。

毎年のことだがサンシュユの樹皮が剥がれ、逆光で見ると橙色に光って美しい (写真)。

2024-02-02

アオサギの狩りはまた後日、と書いたまま月が変わってしまった。もう2月か。

あらためて、水のなかを覗き込む様子のアオサギ (写真)。 ばしゃっと飛び込んだ(このときの写真はピンボケ) と思ったら、獲物をくわえていた (写真)。 さすが、恐竜の末裔らしさが感じられる。 魚をくわえたたま小島に飛び乗る (写真)。 これから呑みこみにかかる (写真)。 口のなかには入った (写真)。 しばらく首のところが太くなっていたが (写真)、 やがて体内におさまった (写真)。 まったくの丸呑みで、これでは味もなにもないだろう。喉越しを楽しむのか。

恐竜の狩りのあとは、口直しにおだやかなコガモの姿 (写真)。


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