ここ数年、庭でムラサキケマンが増えている (写真1、 写真2)。 種子をアリが運ぶので、一度定着するとあちこちに広がる。
菜の花に来ていたモンシロチョウ (写真)。
朝からずっと雨模様で、気温は11度までしか上がらなかった。 数日前から咲き始めた庭のヒュウガミズキ (写真1、 写真2)。 暗いなか、ぽつりぽつりと明かりが灯ったようだ。 満開になれば見事だが、これはこれで趣がある。
カタカナの言葉で音が前後入れ替わってしまったのとどちらが正しいかどうしても覚えられなかったものが いくつかある。 たとえばパセリなどの香草を束ねたものはブーケガルニかブーケルガニか。 古代ギリシャの天文学者はプトレマイオスかプレトマイオスか。 小麦粉とバターと牛乳でつくる白いソースはベシャメルソースかベシャルメソースか。 a1 = a1 = 1, an = an-2 + an-1で与えられる数列はフィボナッチ数列か フィナボッチ数列か(いずれも前者が正解で、後者は私が発明したウソ)。
その後、ブーケガルニは花束のブーケ+ガルニという構造だと思い出せば正解にたどり着けるようになった。 プトレマイオスは、英語ではPtolemyで P はサイレント、トレミーと発音すると知ったので、それを忘れなければ大丈夫。 ベシャメルソースはそういう手がかりがなく未だに混乱する。 最近、確実にダマにならずに作れるようになったので、せいぜい何度も作りながらベシャメル、ベシャメルと唱えよう。 そして数列は、The Fibonacci Association(フィボナッチ協会)というものが存在し、 その 公式サイトにあるロゴが"fib"という字を使っているのをつい最近見て印象に残ったので、 たぶんもうまちがえない気がする。といっても今後の人生でフィボナッチ数列という言葉を 口にしたり書いたりする機会はめったにないだろうが。
ほぼ毎週見ている池のカモがだいぶ少なくなった。北の大地へと帰っていったのだろう。 オナガガモやコガモの姿はなく、先週は見かけたマガモもいない。 1羽だけいたホシハジロ、おなじく1羽だけのハシビロガモも見当たらない。 留鳥のカルガモは別として、渡りのカモはヒドリガモしか見つからなかった (写真1、 写真2)。
他になにかいないかなと見回すと、 セグロセキレイがスススッと地面を歩いていた (写真)。 平らなところが好きな鳥だ。 たまにはカラスも撮ろう。いかにもハシブトガラスらしい、しっかりとした太いくちばしと 突き出したおでこ (写真)。 翼は烏の濡れ羽色 (写真)。
アカシデの花穂が伸びだした(写真)。 葉芽もほころんでいる。
庭でタチツボスミレが咲いていた(写真)。 本格的に春だ。
川沿いの遊水地にいたダイサギ (写真)。 水中の獲物を狙っている。 整備された公園の池で見るよりも、野趣があると言うか。 背中には飾り羽。
庭の畑のアブラナ科の作物たちが花を咲かせている。 コマツナも薹(とう)が立って花が開き始めた (写真)。 数日前、スーパーの農産物直売コーナーで、今の季節だけ!との宣伝付きで コマツナの花茎を売っていた。 家のコマツナの花茎も収穫して、茹でて和物にした。生で齧ったらそこそこ独特の苦みがあったが、 茹でたらくせがやわらいで、おいしくいただいた。
庭のサンシュユ (写真1、 写真2) とマンサク (写真1、 写真2)。
去年の10月末に収穫がはじまった庭の畑のブロッコリーは、 残っていた3株を引っこ抜き、だいぶ緩みかけているこまごまとした脇芽の花茎を採って、 ようやくすべて終わりとなった。家庭菜園向きの、なんともありがたい野菜だ。 いっぽう、ごく近いはずのカリフラワーはまったく脇芽を出さず、大玉をひとつ収穫したら終わりだ。
家の食事では、ほとんど毎食、多かれ少なかれ家で収穫したものが入る。たまたま何も入らなそうになると、 ほとんど意地で薬味になにかしらを載せたりする。今の時期はワケギやコリアンダー、ディルが薬味に使える。 さらに今年は、正月に買ったセリを使ったあと、根本のところを水に挿してあるのがいまだに葉を出している。 ときどき何枚か採った葉を味噌汁の薬味に使っている。
去年の11月から収穫し始めているブロッコリーは、まだ何株か残っていて 脇芽の脇芽を収穫している。 採りそびれた花茎は花を咲かせている (写真)。 淡い黄色が好きだ。
年末あたりから採り始めた紅菜苔は、しだいに出てくる花茎が細くなってくる。 収穫の手が伸びなくなると、どんどん花を咲かせる (写真)。 今日見たのは、 天気がよい日は虫が集まる。ニホンミツバチ (写真)、 アシブトハナアブ(写真)、 ツヤヒラタアブの1種 (写真)など。
足腰のあっちだのこっちだのに痛みが出ることがよくあるが、 幸い、だいたい数日から1,2週間でおおよそ回復する。 走れなくなったり歩けなくなったりすることはなく現在に至っている。 正座したりあぐらをかいたりはできないが、 椅子が基本の今の生活では特に困ることもない。 ありがたいことだ。
はや3月。庭ではマンサクだのサンシュユだのフクジュソウだの、あるいは摘み取りそこねた菜の花類など、 春の黄色い花たちが咲き始めた。毎年同じだなと思って、写真を撮るのはさぼっている。 フキノトウは今年は60個ほど収穫した。天ぷらやふき味噌などにして賞味中。まだ少し冷蔵庫に残っている。
公園の池にはまだ冬鳥たちがいる。 ヒドリガモの飛ぶ姿(写真)。 ここにハシビロガモがいたのにはじめて気づいた (写真)。
池の端で獲物をさがすコサギ (写真1、 写真2)。 こちらの個体はきれいに飾り羽を伸ばしている (写真)。
時折、◯◯歳以上は割引(映画のシニア割など)とか、入場無料(たとえば筑波実験植物園は65歳以上は無料)とかいう サービスに遭遇する。それでうれしいかというと、よいと思ったものには正当な対価を払いたいという思いがあり、 複雑な気持ちだ。特に無料だと、まったく維持運営に貢献していない気がしてしまう。