庭の畑でどうにか冬を越した春菊が花を咲かせている (写真)。 遺伝的に不均一で、株によって花の色も一通りでない。こちらは覆輪 (写真)。
九条ネギのネギ坊主があとからあとから出てくるのを、だいぶ天ぷらにして食べた。 放置したネギ坊主は開いて花が咲き出した。そこにやってきたキアゲハ (写真)。 口吻を伸ばして蜜を吸っている。 こちらは翅のうしろのほうのアップ (写真)。 美しい。
キュウリグサの、直径2ミリほどの花(写真1、 写真2)。 いまの季節、道端でふつうに咲いているが、なにせ小さいので目に飛び込んでくるというものではない。
こちらも道端で咲いている、アリアケスミレ (写真1、 写真2)。
たとえば映画のシニア割のように、◯◯歳以上は割引というのは顧客開拓という 趣旨だろうと思うが、最近驚いたのはスポーツ保険の掛け金が65歳以上で 3割以上安くなること。保険のたぐいは掛け金収入が保険の支払い額を上回るように 設定して会社の利益を出しているはずなのに、そんなに割り引いて利益は確保できるのか。 不思議に思って調べてみたら、保証内容が全然違った。たとえば死亡時の保険金額は 64歳までだと2000万円で65歳以上だと600万円。 後遺障害だと64歳までだと最高3000万円のところ、65歳以上だと最高900万円。 そういうことか。残りの人生のお値段が安く見積もられているような気分ではある。
家の近所で咲いているフデリンドウ (写真1、 写真2)。 日が当たっているときしか開かないので、 晴れた日の、そこに日が当たる時間に行かないと見られない。
家の庭の畑では、ホウレンソウがもう終わり。薹(とう)が立って(=花茎が伸びて)、花が咲いている といっても、見て美しいというものではない(写真)。 風媒花で、つついて揺らすと花粉が舞う (写真)。 1枚めの写真に、九条ネギのネギ坊主がぼんやりと写っている。まだ小さいうちに先の方をとって天ぷらにするのが、 この季節だけの愉しみだ。
道端にいたベニシジミ (写真)。
交尾中のモンシロチョウ (写真)。 勉強してから、庭で飛んでいるモンシロチョウの行動の意味が分かるようにたった。 メスを探すオスとか、交尾を迫るオスを拒否するメスの姿勢とか。 知識を得て初めて見えてくるものは多い。知識がない状態からなにかを見出したら、それは発見だ。
庭の畑の土を掘っていたらケラが出てきた (写真)。 とにかく土のなかにいたい昆虫なので、土掘りが得意な前脚を使って土をかき分け、たちまち潜っていく (写真)。 ケラはバッタ目コオロギ上科のケラ科。コオロギに近いと言われれば、そんな気もしないでもない。
数日前、ランの植え替えで鉢を持って庭に出たり居間にもどったりした。 そのときについてきたのか、大きなカメムシが部屋にいた。 調べたら、キマダラカメムシ (写真)。 写真は外に出してから撮った。 外来種で、江戸時代に長崎の出島経由で入ったとのこと。 なぜか最近になって日本での分布を広げているらしい。 体長は2センチ強で、日本に生育しているカメムシのなかで最大だそうだ。
本を片付けようと思って書棚を見ると、買って読んでいなかった本がときおり目に付く。 一昨日に見つけた本は20年前に買った新書だった。モンシロチョウの話。 読み始めたらなかなか興味深く、ずっと読んでしまった。庭のアブラナの花のあたりでやたらと ふらふら飛んでいて花にとまろうとしないモンシロチョウに、いったい何が気に食わないのか と思っていたが、彼らはメスを探して飛び回るオスだったのか。