畑仕事・庭仕事をするつもりで庭に出たところで昆虫をみつけ、 いそいで家に戻ってカメラも持って戻っても、すでにどこかに行ってしまっているということがままある。 カメムシ類はおとなしく待っていてくれることが多い。 これはクモヘリカメムシ (写真)。 きわめて細長い。 イネ科につき、イネの害虫としても知られているが、これはクチナシの葉のうえにいた。 毎年クチナシを食害するオオスカシバの幼虫がいないか探しているときに発見。
毎年ミントにつくハッカハムシがいないか探してみたがみつからず。かわりにミントの葉のうえにいたハラビロカマキリ の幼虫を撮影 (写真)。 腹部が反り返っているのが特徴のようだ。
アジサイが花盛り(写真)。 花序周辺の、萼片が発達した装飾花はこのぐらいの密度がちょうどよい。
今、雨が強く降っている。 1週間余り降っていなかったので、畑の植物にはちょうどよいだろう。
昨日、スーパーの入口近くの地元野菜のコーナーでキャベツが220円で売っていたのた。 だいぶ安くなったなと思って買い物かごに入れた。さらに先に進んだら、千葉県産のキャベツが160円で売っていた。
裏磐梯に行ったときの写真をもう少し。チゴユリ (写真) にウワミズザクラ(写真)。 このカワトンボ科は、はニホンカワトンボの雌の無色翅型か (写真)。 あまり自信はない。体長5センチほど。 いわゆるトンボよりも、カワトンボ科を含むイトトンボの仲間(均翅亜目/イトトンボ亜目)のほうが 繊細な感じで好きだ。
なんだか年とともに承認欲求みたいなものがなくなってきている気がする。 向上心はまだあるようだが。努力して進歩するのは楽しいけれど それを人に褒めてほしいとはあまり思わない。もちろん褒められたらうれしいが、 褒められなくても不満を感じたりはしない。 そういう心境だと心穏やかに暮らせてよい。
市内で見かけたダイミョウセセリ (写真)。 翅を広げてとまる。
外を歩いていたら、とある国際NGOが寄付の呼びかけのキャンペーンをしていた。 たまたま定期的に寄付している団体だったので、若いスタッフに声をかけられたときに 毎月寄付してますと答えたら、体を横に傾けながら「え~、うれし~い」と言われた。 予想外のカジュアルな反応にびっくりしたが、ともかくこちらは寄付ぐらいしかできないので、 自分の体を動かしている人はリスペクトするばかり。
先週の裏磐梯への旅の帰り道に、横向温泉というところを通った。これまで聞いたことがなかった温泉だ。 道路沿いに「人生は前向き、温泉は横向」という看板があった。なるほど。 あとで調べたら、このフレーズが印刷された温泉タオルが人気らしい。
桧原湖沿いを歩いたときに撮った写真を何枚か。 特に珍しい植物の写真はない。 まずツボスミレの群落(写真) と花のアップ(写真)。
あちこちでミツバアケビの花が咲いていた(写真)。 花弁のように見えるのは萼片で、これが発達しているのが雌花。 小さいボールに縦のストライプが入っているように見えるのは雄花で、花粉が入った葯が並んでいる。
ヤブデマリは花序の周辺にいくつかある装飾花の萼片は広がっているが、花そのものはまだ開いていない (写真)。
シダの新しい葉がそこらじゅうで展開中だった。 一番多いのはオシダ(写真)。 こちらはイヌガンソクの葉が広がる前のようす (写真)。 力強さが印象的だ。
こういう写真ばかりだとどこで撮った写真だか分からなくなるので、磐梯山の写真も1枚 (写真)。 磐梯山は1888年の大噴火で山体崩壊が起きた ( 磐梯山ジオバークのサイトにある説明)。
今週の前半は裏磐梯の温泉へ。初日は雨だったが、そのあとは天気に恵まれた。 最終日にはクマガイソウの群生地へ寄ってみた。 クマガイソウは絶滅危惧種に指定されているラン。 こういう希少種の写真はおおよそでも場所が分かるようなかたちでは載せないのだが、 この群生地は盗掘対策など保護の体制をしっかり作ったうえで期間限定で立ち入りを 許可し、積極的に宣伝もしている「福島市観光ノート」掲載の クマガイソウの里の紹介)。 そういうことなら、ここに載せてもよいだろ。
家族は以前に訪れたことがあり、あれは一度見ておいたほうがよいとのこと。 それならばと来てみたら、なるほどこれは聞きしに勝るすごい群落だ (写真)。 スギの植林の下に、開花株だけで1万株以上あるという。 花のアップも (写真1、 写真2)。 これは冥途のよいみやげができた。
近所の花の続き。道端で咲いているシロバナマンテマ (写真1、 写真2)。 シロバナといっても、白いものだけではなく赤味の入りかたにいろいろ変異があるようで、 家のまわりではもっぱらピンクのものを見かける。ヨーロッパ原産。
キツネアザミ (写真1、 写真2)。 古い時代に日本に入った、史前帰化植物だとされている。
久しぶりに近所をカメラを持って歩いた。ミヤコグサが咲いていた (写真)。 黄色い花シリーズで、そのほかコウゾリナ (写真) とか、キンランもさりげなく咲いている (写真)。
ナナホシテントウ (写真)。 この角度だと、7つの星は数えられないが。
庭の昆虫記。ヤブキリの幼虫をあちこちでみかけるようになった (写真)。 雑食でなんでも食べるらしい。 小さなアシナガバエの1種 (写真)。 この仲間はメタリックな輝きが魅力だ。 アカサシガメ (写真)。 小型の昆虫をつかまえて体液を吸う肉食のカメムシ。
ここ1週間ほど腰の調子がよろしくないが、まあ歩くことはできるし、 日常生活に大きな支障はない。以前はこうした不具合は1週間程度でほぼ完治したものだが、 ここ数年は2週間からそれ以上かかるようになってきた。 レベルはまったく違う話だが、トップレベルのスポーツ選手も年齢とともに疲労の回復に 時間がかかるようになったと言うことが多い。 そういうことも受け入れつつ、できることをしながら楽しく暮らしたい。 無理な元気自慢も悲観的な愚痴も、あまりよいことはないだろう。 そういえば、二日酔いからの回復に時間がかかるようになったのは50歳前後ぐらいだったか。 飲んだ翌日1日中不快なのはいやなので、飲み過ぎに注意するようになった。 これは残念なことではなくてよいことだ。
きょうは日中の最高気温が20度と、おだやかな暖かさがもどった。 花はとっくに終わって緑が濃くなった庭のレンギョウに、カマキリの1種の幼虫がたくさんいた (写真1、 写真2)。 おなじく肉食のササグモも待機している (写真)。
2,3日前は最高気温が27度以上だったのに、今日の昼は15度。そのあともどんどん気温はさがっていった。
先週、長良川鉄道越美南線に乗ってきた。もともとの計画では岐阜から福井までつながる予定だったが、 美南線の北端にある北濃駅 (写真)と、 JR越美北線の東端にある九頭竜湖駅のあいだ、約24キロが接続されずに終わってしまった。 北端駅の駅舎(写真)と、 ホームに止まったラッピング列車 (写真)。 そして車止め(写真)。 ここからさきに列車が行くことはない。 この駅には、もともとは岐阜駅にあったという転車台(機関車の向きを180度変える台)が移設されていた (写真)。 詳しい説明がある書かれた看板 (写真)。 人力で回したようだ。
蒸気機関車による鉄道が世界で最初に運行したのが1825年、イギリスでのこと。 来年はそれからちょうど200年になる。鉄道はこの先いつまで走り続けるのだろうか。