台風10号はまだ遠くにいるが、昨夜から今夜までの雨量は110ミリを超えた。
しばらく前、何で読んだのだったか。とある年配の人がさらに年配の人に、いつもお元気そうで どこか痛いところとかないのですかと尋ねた。その答えが、痛いところなんて佃煮にするほどある、 だった。「佃煮にするほど」という表現は、ものすごく久しぶりに触れた気がする。 「佃煮にするほど」は、佃煮にしたいほどたくさんあるということ。 日持ちがしない食材が多量にあるとき、しょうゆなどで煮詰めて佃煮にするのは有効な保存法だ。 私の体も、腰だの膝だの足だの、入れ代わり立ち代わり痛いところが発生する。そんなとき、 まだまだ佃煮にするほどではないなと思うと気が楽になるな。
庭にいたキマダラカメムシの幼虫 (写真)。 デザインがおもしろい。 以前に撮った成虫はこちら (写真)。 最近、急速に分布を拡大している外来種。
先々週に植物園で撮った写真の残り。本当にこれで最後。 シロネ(写真)が咲いていた。 その蜜を吸いにきていた イチモンジセセリ(写真)。
本日のつくばの最高気温は34.2度。35度を越える猛暑はようやく終わったようだが、まだじゅうぶんに真夏だ。
なおも先週の植物園の写真(あたらしく撮っていないということだが)。 地面近くでばたばたしているジャコウアゲハがいた。写真を撮ってよく見ると、 幼虫の食草のウマノスズクサが生えていて(写真)、 そこに卵を産み付けていた (写真)。 本当によく見つけるものだ。花が咲いているわけでもないのに。 なんらかの化学物質が目印なのだろう。
ワレモコウが咲いていた (写真)。 三次元空間内にまばらに花序が配置されているので、なかなか様になる写真が撮れない。 これはかなりよく撮れたほうだ。
なおも先日の植物園での写真の続き。 オミナエシが咲いていて、いろいろな虫が花を訪れている。 トックリバチ(写真)とか、 寄生蜂のコンボウヤセバチ(写真)とか。 コンボウヤセバチは久しぶりに見たのでしっかり撮りたかったが、休みなく動き回ってなかなかよい写真が撮れなかった。 長く伸びているのは産卵管。 お客で賑わってにる花をよく見ると、たいていどこかでクモが待ち構えている。 はたしてササグモ(写真)がいた。 蜜を吸うのも命がけ。
日曜の夜でも、明日からまた出勤だと思わなくてよくなってもう5年以上になる。 布団に入るときも特に思い煩うことなく、好きなだけ本を読んで眠くなったら寝る。 朝起きたらゴミを出し、コーヒーを淹れ、食事の支度。そして今日は何をして楽しもうか考えるだけ。 なんともありがたい日々だ。 若いころに戻りたいとは思わない。忘れたい過去というわけではなく、 それなりに充実はしていたが、もう十分だ。 次のステージを楽しんでいる。 そこそこの健康に恵まれている幸運に感謝しつつ。
台風7号が関東に接近中。 予報では、台風が去ったあとの土曜日はまた猛暑が戻るが、 そのあとは35度を超えるようなことはなさそうだ。 ようやく峠を越えるのか。
先日の植物園での写真の続き。 マツムシソウが咲いていた (写真1、 写真2)。 小さな花が集まった花序がひとつの花のように見える。 そこに飛んできたツマグロヒョウモン (写真)。 ジガバチもいた (写真)。 体に花粉がついている。
つくばのきのうの最高気温は37.4度。今日は36.0度。 暑い日が続くが、なぜか急に思い立って植物園に行った。 池で咲いていたオゼコウホネ (写真)に、 湿地のサワギキョウ (写真)。 気分は高原だ。
クサギが咲いていたので、アゲハが何か来ているかなと思って近寄ったら、 はたしてカラスアゲハがいた(写真)。 カラスアゲハの魅力は、翅の上面のメタリックブルーの輝きだ (写真1、 写真2)。 いいものが見られた。
これといった写真もなく、生存報告のみ。
庭の畑の夏野菜は、キュウリ、トマト、ズッキーニがもう終わり。 ナス、ピーマン、伏見甘長はまだまだとれる。 ゴーヤ、オクラ、空心菜はいよいよ本番というところ。 そろそろ秋作のことも考えはじめないといけない。
きょうの午前中はプールで泳ぎ、午後は新しい献血センターで献血。いろいろな意味で体を使っている。 いつのまにやら献血は70回目で、銀色有功章というのをもらえるそうだ。記念品はガラス盃だが、 ある程度数がまとまったところで発送するので、たぶん忘れたころに届くと思いますとのこと。 それまで生きていないといけない。次の表彰は献血100回。年齢制限のためあと4年間しか献血できないので、 残念ながらこのあと30回の上乗せは無理だ。
家の裏庭のイロハモミジに、交尾中のナミアゲハがとまっていた (写真)。
ここ数日、つくばは日最高気温が31度からせいぜい33度という日が続いている。 その前が10日連続して35度以上になる猛暑日で、 もう夏の終わりまでずっとこんななのだろうかという諦めの境地だった。 32度できょうは涼しいなんて、だいぶ感覚がずれている。
オリンピック開催中。 4年に一度、世界で一人だけがもらえる金メダルを目指す競争は、世界で一人しか幸せになれない。 日々勝ったり負けたりして一喜一憂するプロスポーツのほうが健全な楽しみのような気がする。