しばら前から道端でツルボが咲いている (写真)。 めざとく見つけたセイヨウミツバチが蜜を吸っている (写真)。
4月の末に腰を痛めて以降、しばらく生活に支障があるような故障がなく、 なんだか物足りないような気がしたりして、などと見当はずれなことを 思ったのが昨日。本来、謙虚に幸運を感謝すべきところだ。 そして今朝、特になんということもない動きをしたときに左の股関節付近を痛めた。 それみたことか。これでまた数週間は動きに制限がある生活となるだろう。
つくばでは今月20日に最高気温34度を記録したが、下旬に入ったとたんに涼しくなった。 最高気温が28度を越えない。ここ二日は最低気温が20度を下回っている。 心地好いが、好すぎて罰があたらないか心配になる。
家の近くでやたらとオオイヌタデが繁茂している (写真1、 写真2)。
チュウゴクアミガサハゴロモの幼虫 (写真1、 写真2)。 腹部の先についているのは体から分泌されたロウ物質。 一本一本がストロー状の中空構造になっているらしい。
人生の時間は限られているのに、書店に行くと読みたい本がやたらと目について困る。 読みたい本がないよりはずっとよいが。 年齢とともに体が動かなくなってきても本が読めるなら退屈する心配はない。
本日のつくばの最高気温は34.0度。これで、9月中旬10日間のうち9日で30度を越える真夏日となった。 これは、つくばの1921年からの観測史のなかで、2023年の10日間全部真夏日に次ぐ第二位の記録となる。 それに次ぐ第三位は2012年の8日。第四位の7日は2011年と、ずっとさかのぼって1950年。 以上、気象庁のサイトから過去のつくばの観測データをダウンロードして調べました。
庭のイチジクにハゴロモの1種がたくさんついていた。調べたところ、ここ数年で分布を広げている 外来種で、チュウゴクアミガサハゴロモと呼ばれているものらしい (写真1、 写真2)。 今年、妙に目につくなと思っていたハゴロモの幼虫も、チュウゴクアミガサハゴロモものらしい (写真)。
9月上旬で、つくばの最高気温が30度を下回ったのは2日のみ。9月中旬に入ってからも 30度以上となる真夏日が続いている。きょうも最高気温は33.8度だった。 9月ってこんなだったかと思い、去年の気象データを見てみると、 真夏日は9月上旬で7日、中旬は10日全部。下旬になってようやく真夏日は2日のみとなった。 そうだったのか。さらにその前の10年間(2013年~2022年)を見てみると、9月中旬の真夏日は多くて3日。 10年の半分の5年で真夏日はゼロだった。やはり去年と今年は異様に暑い。 ただしさらにさかのぼって2011年、9月上旬の真夏日が9日、中旬にも8日あった。 東日本大震災の2011年、節電が強く言われていたが、 いっぽうで無理をして熱中症にならないようにとも言われていた記憶がある。
植物園での写真の続き。 オミナエシが咲いていた (写真)。 3週間前に来たときも咲いていた。花期が長い。 その花に埋もれるコアオハナムグリ (写真)。 オミナエシの花にも、獲物を狙うカマキリが潜んでいた (写真)。 写真の中央に逆さにぶらさがっている。
きょうのつくばの最高気温は34.6度。秋分が近いというのに、尋常ではないな。
なおも植物園での写真の続き。 ヤブカラシの花に来ていた昆虫いろいろ。 アオスジアゲハ(写真)、 キイロスズメバチ (写真)、 クロバネツリアブ (写真)、 キンケハラナガツチバチ (写真)。 そばにはハラビロカマキリがじっと潜んでいた (写真)。 訪花昆虫たちは、カマキリに気がつきながら注意して避けているのか、 それともまったく気づいていないのか。
植物園での写真の続き。 ヤマハギが花盛りだった (写真1、 写真2)。
さかんにヤマハギの蜜を吸っていたのはハラアカヤドリハキリバチ (写真)。 ハキリバチ科の昆虫だが、自分で葉を切り集めて巣を作ることはせず、 別の種(オオハキリバチ)が作った巣に卵を産みつける。孵った幼虫は、 オオハキリバチの親が自分の子供のために集めておいた餌(花粉と蜜の団子)を 食べて育つ。他人の労働の成果を横取りする、労働寄生の一種。
銀行から書留で封書が届いた。開けてみると、「カードローンお取引期限到来のお知らせ」とある。 そういえばずっと昔、まだ20代だったころ、銀行でクレジットカードを作ったときに、 カードローンも一緒に申し込むようになっていた(のだと思う。よく分からないままに書類を埋めて提出した)。 今回のお知らせは、要するに高齢者になったのでもう貸さないよ、ということだった。 一度もローンを利用することはなかったし、そもそも念頭にまったくなかったぐらいで、 実質的にはなんの影響もない。それでも年齢のせいでいろいろ無料になったり対象外になったり ということが増えてくると、感じるところはある。
よい天気なので先月に続いて植物園へ。ここも65歳以上は無料なのだが、あえてお金を払って1年間の入場パスを買っている。
ウドの花(写真)。ちょうどキイロスズメバチが飛んできた。 花序にとまって蜜を吸う(写真)。 ハチがいる花序をよく見ると、小さなクモがいた。たぶんアズチグモのオス (写真)。 メスとは大きさもデザインもちがう。 以前に撮ったメスの写真を探してみたら、偶然にもこれもウドの花にいた (写真)。花序の右のほうにいる白いクモがメス。 その他の写真は追い追いと。
今はパラリンピック開催中。思えばオリンピックも、動物全体から見れば脚が2本だけだったり、 足の裏やしっぽでものを掴めなかったり、翼ないしは翅がなくて空を飛べなかったり、 鰓やひれがなくて水中での行動が制限されたりと、さまざまな制約がある人間の競技会だ。 棒高跳びで6メートルを跳んで鳥人といっても、スズメやカラスとは比べるべくもない。 だからどうという訳ではないが、相対化すると少しは見えかたが変わるかもしれない。