きょうのつくばは37度まで気温が上がった。朝見た予報ではつくばは40度の予想と なっていて目をむいたが、それと比べればおとなしい気温に思えてしまう。 だんだん感覚が狂ってくる。明日もこんな暑さのようだ。
庭の畑の空心菜は暑さのなかでますます元気だが、葉には虫に食われた穴がたくさん 空いている。食べているのはたぶんオンブバッタの幼虫 (写真)。葉上のあちこちに いる。
ある漫画家が、自分が20代のころに描いた漫画の話を語っていた。 その中で、登場人物に「三十を過ぎると怪我の治りが遅くなる」という せりふを言わせたが、ほんとうにそうなるのは40歳を過ぎてからである ことを、当時の自分は知らなかったとのこと。 60代の私はそれを読んで、フッと笑いつつ一種のほほえましさを感じるが、 そんな私も、80代、90代の先輩からはフッと笑われるのだろう。
ほんの数ミリでせわしなく動くアシナガバエは本当に撮りにくい。 久しぶりにまあまあの写真が撮れた(写真)。 比較的おとなしくしていてくれた。 メタリックが輝きがよい。
海外からの観光客が多いようだが、この暑さで日本の印象は悪くならないのだろうか。 暑さのなか、都心の混雑した駅で、大きな荷物を持ってうろうろしている様子を見ると、 自分だったら絶対に避けたい状況だと思う。
きょうのつくばの最高気温は36.4度。このぐらい暑いと、外にいてもほとんど蚊が寄ってこない。 30度以上になるとしだいに活動が鈍くなるらしい。
ヤマボウシの幹にいた外来種のキマダラカメムシにカメラを向けたら、ちょうどそこにのそのそと ニイニイゼミが歩いてきた (写真)。 ニイニイゼミだけ横から撮る (写真)。
腰の不具合は鳴りを潜めている感じ。調子に乗って寝た子を起こさないようにと自分に言い聞かせる。
林のなかの明るい一角で一輪だけ咲いていたコオニユリ (写真)。 正面からのアップ (写真)。 なかなかのインパクトだ。
同じ林のなかのオトギリソウ (写真) こちらは日陰でもよく咲いている。
ワルナスビの花にいたマメコガネ (写真)。 マメコガネは日本在来種だが、北アメリカなどでひろがって農業害虫となっている。 いっぽうワルナスビは北アメリカ原産で、世界各地に広がっている。 日本でもいろいろな面で有害雑草となり、外来生物法による要注意外来生物に指定されている。 こういうのはお互い様とは言わないな。
林の中で作業をしていたら、あまりそうした作業に慣れていない人が悲鳴をあげていた。 何かと思ったら毛虫。コナラの枝にツマキシャチホコの幼虫がみっしりとついていた (写真1、 写真2)。 シャチホコガの一種。いかにも毒々しい印象だが、毒はない。 怖がって避けてもらえれば毛虫としてはハッピー。
家の近くでセイヨウミツバチが開放巣を作っているという情報をいただいて、さっそくカメラを持って見に行った。 現在、使われていない建物の外壁に、ほんとうにむき出しで巣がある (写真)。 作りたての白い巣は、建物の外壁の色とほとんど同じで、一見するとハチが作ったものだとは気づかない。 もう少しアップ (写真)。 みなさん、熱心に働いている。 さらにアップ (写真)。 ミツロウで、正六角形の巣房を作っていく。 しばらく見守ろう。前を頻繁に人が通るところではないので、放っておいてくれるとよいが。
一週間ほど前、ふだん使っているデスクトップPCが壊れた。しばらく前から有線のネットワークが不調だったが、 Wi-Fi で済むからいいやと思ってそのまま使っていた。それが突然、丸ごと死んでしまった。 つながらないのではなく、そもそもシステム上でネットワークのインタフェースが存在しない。 再起動するとあやしいエラーメッセージが出て、それでもWindowsは立ち上がったが外部とは音信不通となった。 もう6年近くになるので、そろそろ故障してもおかしくはない。 この機会に更新することにする。夜に故障し、翌朝にネットで即納モデルを注文したら、翌日の昼前に届いた。 物流おそるべし。
すぐに届いたものの、以前のように使えるようにするにはかなり手間がかかる。さまざまなアプリのインストールだの、 設定のカスタマイズだの。 一応は計算仕事ができる環境は整えたが、 この機会にデータやディレクトリ構造などを整理しようと思うものだから、ますます大変だ。 人間の引っ越しと同様、しばらくは落ち着かない。
このところ腰のぐあいがよいなあ、などと思って調子に乗るとまたすぐ痛めそうで、 腰痛持ちらしい謙虚な振る舞いを心がけている今日このごろ。いいかげん大人になったか。
庭のラベンダーにクロバネツリアブが来ていた (写真1、 写真2)。 翅に正対する角度で撮ったら、メタリックな黒光り (写真)。 クロバネの真価ここにあり。
おとといからの3日間、つくばの最高気温は35.5度、37.2度、36.8度と猛暑日が続いた。 35.5度の日、昼のグラウンドに2時間近く立ち続けたが、塩分を補充しつつまめに給水するなどして無事に乗り切った。 体重変化と給水量から計算すると半日で4リットルぐらい汗を流したことになる。 ペットボトルに集めたところをイメージするとなんかすごい。イメージしないほうがよさそうだ。
数日前のプロ野球の一場面。1点差の9回の裏、2死満塁で、同点のライト前ヒットと思われた打球を ライトゴロにしようとした外野手が1塁に悪送球。ボールはファウルグラウンドをころがり、 2塁走者もかえってサヨナラとなった。この外野手はルーキー。 グラウンドにへたりこんで動けないその姿を、カメラが後ろから静かに捉えていた。 やがて先輩二人が近寄って立ち上がらせ、ベンチに連れかえった。せつない。 この試合の前半にもライト前ヒットを後逸するミスがあり、それを取り返したいという思いが 焦りとなった部分もあるのだろう。 何万人の観衆の前でのサヨナラ悪送球。野球には時としてこういう残酷な場面がある。
夕焼け空(写真1、 写真2)。 一期一会の美しさ。日が沈むとともに暗くなっていくそのはかなさに、いつも心が動かされる。
ムクドリの群れが飛んでいく (写真)。 頭上を飛んでいるところ (写真) めざすのはむこうの電線(写真)。 集合してからいっせいに塒(ねぐら)に飛び込んでいく。
6月半ばに続いて、きのうも歯のお手入れに近くの歯医者へ。 スクワットと組合わせてしっかり奥歯の裏側も磨いた半年だったが、やっぱりまだ磨き残しがあるようで残念 ...ということを前回手入れをしてくれた歯科衛生士のかたに話した。 前回は下の歯の歯石を取って、今回は上の歯。 始める前に、スクワットは何回ぐらいするんですかと聞かれる。 前回とは別の歯科衛生士のかたが担当なのに、なんで知っているのか。 もしかしてスクワットしながら歯みがきしているとカルテに書いてあるんですかと聞いたら、 はい、書いてありますとのこと。なんと。 まあ、そういうこともカルテに書けるというのは、クリニック全体の雰囲気のよさかもしれない。