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2001年6月

2001-06-30

昨日,日帰りの人間ドックに行ってきました.ひょっとして緑内障の可能性があるかも と言われましたが,その日のうちに眼科へ行って調べてもらったところ,問題なし とのことでした.

その話も枕に使って,以前書きかけた文章 「研究者のウェブページ もっともっと書いて!」 をとりあえず書き上げて掲載しました. もっと多くの研究者が,読んでおもしろくためになるページを作って くれたら嬉しいな,という他力本願な文章です.

2001-06-28

オーストラリアの, ワタの成長モデルの研究プロジェクト の研究者が日本にやってきて,1ヶ月たらず共同でモデルの拡張をしました. 彼がモデルでこんなことを表現したいと言い,こんな形でモデル化したら どうだろうと私が提案し,議論してからプログラムを書き,彼がモデルを 動かして,その挙動を二人でチェックする,という作業を繰り返しました.

こうした実用的モデルの開発は新しい経験でした.また,はじめに二人で 現在のプログラムを解読したこと,ワタの成長についていろいろ説明して もらったことで,仕事を分担しつつもお互いに相手任せにしない,実質的な 共同作業ができました(概念的なモデル化すらモデル担当者にそっくり お任せのような,データ取る人と頭使う人の分業じゃなくて).

というわけで,けっこう楽しい一ヶ月でした.

2001-06-26

学会講演要旨のページに,2002年の3月に東北大学で開かれる 日本生態学会第49回大会のときの公募シンポジウム企画案 「資源獲得戦略としての樹木の形作り−「枝葉末節」から本質へ」 を載せました.さいわい,採択の選に入ったらしいということです.

2001-06-19

私の職場では,各人が職務達成目標を立てて,その達成度を毎年評価するという 制度ができました.まずは職務目標面接カードというものを書いて,上司と 適切な目標設定を話し合うことになってます. とはいえ,面接するほうもされるほうも不慣れなもので,どうしたらいいのか よくわかりません.

(上司)「いったい何聞いたらいいんだろ」
(わたし」「ここらへんをもっと突っ込んだらいいんじゃないですか」
(上司)「そうか,じゃ,そこをもっと説明してみて」

といった,今一つ緊張感に欠ける面接を受けました. わたしの面接カードの一部 を抜粋して載せておきます.

先週,1年以上前にわたしの担当分を入稿した本のことを書きましたが, この本は〆切を1年過ぎていまだに原稿を書いてない人が何人かいる ために作業が進んでないということが分かりました. なかなかの強者も珍しくないようです.

2001-06-12

久しぶりにコンピュータのハードディスクの中を整理しました. 昔書いた文章などもいろいろ発掘されて,それなりにおもしろい ものでした. そんな中に,以前書いた本の原稿(一章分だけだけど)もありました. すっかり忘れていましたが,まだ出版されてないような気がします. 編集者に問い合わせ中です.

植物の成長モデルの共同研究は,努力の結果,既存コードの解読に成功して, 次なる段階に進んでいます.


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