オンライン入力された学会の講演要旨は,最後は Word で編集するらしいので, 入力するときに HTML タグで指定したとおりに Word 上でイタリックや下付きや 上付きに変換するマクロを書いてみる. あとは ALT+f8とリターンキーを押すだけで一気に変換. 1000件以上の要旨があるので,手作業などとんでもない. 1時間のプログラム書きが,あとの作業時間を十数時間は短縮するのではないか. 楽をするための苦労は惜しまないこと. ほんとは他人の十時間よりも自分の1時間を惜しまないと なかなか論文を書けない若者になってしまうのだが. 昔から,自分に自信がないもので,せめて人の役にたつことをまめにやろうとしてしまう 傾向がある.
先日カワセミをみかけたあたりで,きのうも今朝も望遠レンズをつけたカメラを 三脚にすえている人がいた.カワセミ狙いか?
学会の要旨登録システムはなんとかなりそうだ. ファイル名に入力データの'汚れ'が伝わらないようにすることがポイント. でないとファイルへの書き込みが拒否されてしまう.
職場の敷地内の土手にやたらと フユノハナワラビ が生えていた. 秋から春まで葉をつけて,夏場は眠っているシダ植物. 地味ながらかわいいやつだと思って眺めていたが, 最近の草刈りですっかりなくなってしまった. でも,草刈りの時期は例年ほぼ一定なので, ここの草刈りスケジュールと相性のよい生活史の植物が残ってるはずだ. 今ごろ刈られても,その前に十分光合成して地下にものをため込んでるから だいじょうぶなんだろう. なまじ刈られないように囲ったりすると,ほかの植物に負けるのかも.
朝日の中で イチョウの黄葉 がまぶしい.
生態学会大会と東アジア生態学会連合の受けつけページは, 参加登録だけできるようにして12月から再開するつもりで, それまでこの関連業務はしばらく忘れて論文書きに集中する予定だった. しかしそうは問屋がおろさず,海外からの参加者のビザの手続きがあるので 再開を急ぐようにとの要請が来る. 入力項目を減らし,あとからの編集機能も除く.項目と機能を減らすのだから簡単そうだが, それでもそれなりにプログラムはいじる. そんなこんなで,どんどん なかなか論文を書けない若者 になってしまうじゃないか. あと,難物は要旨登録システムだ.動作するはずのプログラムはすぐ書けるが, テストしたところ,理屈通りに動かないところがいろいろありそうで,怯える.
雄花の時期のヤツデの花序の 写真 を撮ったのは11月8日.その後,雄しべにかわって雌しべが伸びてきた( 写真).雌しべの先が5つに分かれているのが分かる. 大味な葉っぱに似合わず,けっこうしまった造形だ.
来年から生態学会の全国委員レポートを再開しようと思って, 前口上のページ を作って掲載.こんどこそ続けよう.
書いた手紙は一晩寝てから読み直すべしなどと言う. 勢いで書いてしまった文章は,朝日の中で読んでみると赤面ものだったりするから. ネット上で公開した文章も,あとから読み直して失敗だったと思うことがある. そんなときはあわてて消す. なるべくそういうことのないように,ちょっとでも迷いがあるときは, 書いてすぐにサーバに転送しない.あとで読み直して,これは後悔しないと確信してから載せる. そのおかげで,自己嫌悪になってサイトを閉じたくなることもなく, これまで続けてこられた.でも,みんながそんなに慎重だったら つまらないかもしれない.気が小さい私なりのやりかたです.
きのうは大会参加登録データの集計作業.ほとんどはPerl のプログラムを書くだけだ. 手作業はごく一部だけ. 全部 Excel などでマウスで手作業するのに比べれば比較にならないほど楽だし, 間違いも混入しにくい. 「楽をするための苦労はいとわない」というのが鉄則だ. 今週はなるべく学会関係の仕事は手をつけないで,自分の研究に時間を使いたい.
ふだんは遅くとも11時ごろには寝るが, きのうは生態学会大会参加受け付けページを12時に閉じるために夜更かし. 日本語版,英語版,それから合同で開かれる東アジア生態学会連合のページも閉じる. 締切日の午後5時で閉めますとアナウンスしておけばよかったといまになって気付いた. 来年はそうしよう.
12時に,あらかじめ用意していた受け付け終了メッセージのページをindex.html にする. これで入口を閉鎖.10分だけ待って,すべての CGI の実行ビットを 0 にする. 12時前に受け付けページに辿りついた人には,10分間の猶予があるわけだ. ここに滑り込んだ人は一名.総計すると,日本生態学会の申込者が1183名, 東アジアのほうが284(生態学会との重複は多数).
大詰めの1週間,トラブルなく動いてくれたサーバと CGI に感謝. システム管理でいろいろお世話になった 久保さん にも感謝. 作業を終了したところで,システムの作製・管理をどうにかこなした 自分へのごほうびに350mlのビールを一瓶飲んでから就眠( 茨城の地ビールです).
体力テストについてきのう書いた内容に, Y日記で反応をいただいた(そこを含む部分が,その後消滅). 曰く
...Tさんは、年甲斐もなく、職場の体力テストで「ムキになって全力を」出したらしい。わかる、わかるよ、その気持ち。その気持ちが弱くなると、きっと心のほうも萎えはじめるのだと思う。
私の辞書には「年甲斐もなく」という言葉はない. 体調に応じて何かを控えることはあっても,最初っから年齢を理由に控えるということはしません. 年相応にという発想がそもそもないな.だから「生意気」という概念もないし.
ここ数日,生態学会の大会参加受け付けの対応に身も心も捧げっぱなしだが, いよいよきょうが〆切日. 日本時間の深夜12時に受け付けを終了します. ただちにデータの集計といろいろな調整作業を始めます.
…という状況ではあるが,前から予定されていた職場の体力テストを受ける. 握力,上体起こし(腹筋ですね),長座体前屈(柔軟性),立ち幅跳び,反復横とび, 20メートルシャトルラン( こういうもの です)の6種目.こういうとき,すぐにムキになって全力を出してしまう. 総合判定は5段階のA,体力年齢は 20〜24歳.まだまだ(体だけは)元気なようだ. あとは精神年齢と心の健康だ.
そして部屋に戻ると,大会登録確認メールの cc がまた大量に届いている. ここまでの集計をしてみると,想定した数をかなり越えつつある. どうするんだろう.
出勤途中の池のほとりにカワセミがいた.二羽が50センチほどの距離で並んでいた. ザックからデジカメを出すあいだに一羽は飛んでしまい, あわててシャッターを押したところですぐにもう一羽も行ってしまった. というわけで写真はしょぼいです( 写真 ). 当然,実物はずっときれいだった.朝から得をした気分だ.
研究室についてまず確かめるのは,生態学会大会の参加・講演申込みシステムが正常動作 していること.さいわいにして先週末からは順調に動いている. 18日の金曜日がしめきり.ほんとにしめきります.お忘れなく.
それにしても,次々に届く登録確認メールをチェックしたり, さまざまな問合わせメールに対応したりで, DDoS 攻撃状態化しつつある ( DDoS【分散DoS】).
京都賞記念ワークショップは無事終了. 予想以上に多くの皆さんが,予想以上に熱心に聞いてくださった. 当初の想定人数よりも申込者が多かったので,会場も変更したのだそうだ. 話の内容をめぐってみんなでワイワイできる時間がもっとあれば さらに楽しいのだろうが,それは無理. とにかく,そういう時間を持ちたいなと思えるような話が続いた.
あと,年内の公的な大きな仕事は論文書きと学会の講演要旨受け付けシステム作り. そのほかにもいくつか仕込みをしたいこともある. うかうかしてるとたちまち今年は終わってしまう.
その後も学会参加受け付けシステムは時折挙動不審になる. はたして来週を乗り切れるか.
明日の 京都賞記念ワークショップのため,午後から京都へ向かう予定. 幅広い層のお客様が想定されるようで,話の作り方もむずかしいところだ. 皆さんに楽しんでいただける工夫をしないといけない. きのうの発表練習の反省もふまえてプレゼン資料に細かく手を入れる. 目を楽しませる写真を入れなさいという指示もあって, 必然性のある写真,ない写真,いろいろ貼りこむ.数えたら40枚以上. 画像はすべて画面表示に最低必要な解像度まで落とす(> 「ウェブにのせる図の作り方」のなかの おまけ:PowerPoint での画像の貼りこみ). それでもスライド60枚余りで3メガバイト以上になってしまった.
昨日午後から,学会の参加申込み件数が順調に伸びはじめた.ありがたい. 大会企画委員長がメーリングリストに流した「どうぞお早く」メールが功を奏したのか, はたまた絶妙のタイミングでシステムが止って危機感をあおったためか.
トンガ語では,聞き手を含む一人称複数代名詞(あんたとおれ)は ta, 含まない場合(あんたは別として,おれたち)は ma と区別する. あと,2人か3人以上かも区別する(3人以上なら ta が tau, ma が mau). ポリネシア諸語に共通な特徴かな. 日本語にはこういう区別はない.それだけにあぶない. 「我々は…」という話を ma だ(聞き手の自分には関係ないぜ)と思って油断してるうちに, いつもまにやら ta になり,気がつくと「じゃ,一緒にがんばりましょう」になってたり. 恐ろしいことだ.
生態学会大会ページのトラブル発生.php が動かなくなった. いつもながらシステム回りのことは私には手も足もでないので 久保さんにおすがりする. やっぱり私はテキストエディタで書いた HTML ファイルを FTP で ぽんと載せるだけのページが安心できて好きです.もはや古いのかも 知れませんが.
ほかの用務のあいまに,R ページ書きのための勉強もポツリポツリ. オブジェクト,属性,名前,クラス,リスト,ベクトルの関係を 要領よく説明するにはどうするか,想を練る. ここが頭に入れば,統計計算の結果がつまったオブジェクトから 自由に欲しいものを取り出せる. 自分でオブジェクト指向っぽいプログラムを書くのにも必要な基礎だし.
ヤツデの花の季節( 写真 ).雄花の時期と雌花の時期があり, はじめは雄しべだけ伸ばし,あとから雌しべが伸びてくるのだそうだ. しばらく観察してみよう.写真でつんつんと伸びてるのはみな雄しべで, 先端に葯が見える.
雨が上がって陽が射しはじめた朝は心地よい. ポケットにデジカメを入れてから自転車をこぎ出す. これはという風景があったら取り出してシャッターを押す ( 池のまわりの木立 ).
R ページの続きを書こうと思い,まだよく理解してないところ(がいろいろ あるうちのひとつ)の勉強など.で,まだ何も書いてません.
日本鳥学会のウェブ上の広報誌 鳥学通信 が創刊. ページの作製担当者は夜ごと身を捧げられたようだ (副編集長の山口さんの 鳥学通信創刊). シンプルなデザインで,私の好みです. ただ css はヘッダに書くよりも独立の css ファイルに書いといたほうが管理が容易では. 全体がひとつの tableってのも編集しにくくないかな(余計なお世話ですが). ところで,こういうものを永く続けるには, 内容の維持もさることながら,やる気と技術のある担当者がずっとめんどうを見てくれるか, だれでも代れるようにマニュアル化・ルーチン化するかが必要なんでしょう. いずれにせよ,今後の発展を期待させていただきます.
京都賞記念ワークショップのプレゼン資料は10月28日が〆切ような気がしていたが, 実は10月31日までだということに1週間ほどまえに気がついて安心した (そして1日遅れて提出). ところが28日〆切の業務が別にあったのだ.そちらはすっかり忘れていた. まずい.あわててお詫びメールを送てから作業した.なんとも頼りない実務能力だ.
さらに失敗をひとつ.先日の屋久島出張時の航空券チケットレス購入の利用明細と 領収書とが手もとにあって,領収書を会計に出したつもりだったのに, 利用明細を提出していて,会計から書類が戻された. 領収書は捨ててしまったようだ.やむなく 「保管しなければならなかった領収書を不注意により紛失してしまいました」とか, 「今後はこういうことのないよう十分注意いたします…」とかいった文書 (ちゃんとひな形がある)を提出した.まったくもって頼りない実務能力だ.
学会の案内ページの英語版を用意しておくと,あやしさがプンプンと漂うメールもやってくる. ネットで調べてみるとこんな事例もあった ( 国際会議を狙うビザ取得希望外国人(?) (7月7日の項)).