公私ともにさまざまなお仕事が片づかぬままに年の暮れ. きょうは,不義理をしていた仕事をひとつ処理してメールで送信. あとは来年です.すみません.
矢原さん も Google Earth に興奮したらしい. みんな,まずは自分が行ったところを探し出して楽しむようだ. 私もあちこちめぐってみました. グランドキャニオンはなかなか. 縁から見下ろすのと谷をおりるのとでは全然印象が違ったのを思い出す. 谷底で泊まって早朝まだ暗いうちに歩きだしたら,コロラド川にもうじき沈む満月が 映っていたっけ.遠い思い出です.
きのは職場の来年度からの組織と,室長以上のポストの人の配置が職員に公開された. いつの間にやらこんなことになったのですか. 室長未満の人はこれを見て配属希望を出しなさいとのこと.
生態学会の要旨登録システムの不具合の問合わせをいただき,コードを見直して, おそろしくバカなまちがいを発見した.バカなんだけど, ふつうは表面に出てこないバグで,発見が遅れた.あわてて修正版に更新. 発表予定のみなさん,お早めに登録をお願いします.
先週は, Google Earth にもはまってしまった( wikipediaの説明 ). 自分が行った調査フィールドなどを空から(というか,宇宙から)の視点で見るのは けっこうわくわくする.10年前にシベリアの上空で撮った写真と同じ場所, 同じ視点を再現できたときは興奮してしまった.
出勤途中でみかけた ムラサキシキブの果実.ムラサキシキブそのものか,なんとか ムラサキシキブかまでは分かりません.すでにしなびてるけど,色はあまり褪せていない. 属の学名 Callicarpa は'きれいな実'の意味.きれいな実をつけるものは ほかにいくらもありそうなもんだけど,名乗ったもの勝ちか. 学生のころ,山でサルがこの実を食べてるのを見た.それなら人間も食べられるだろう と思って試した.甘みもあったが,少々渋い.何粒も食べるほどのものではなかった.
週末は雪の新潟で生態学会53回大会の実行委員会と,学会の常設委員会である 大会企画委員会の合同会議.3ケ月先に迫った新潟大会にむけて,現地を 見ながらいろいろ相談する.1500人を越える大会の運営は容易なことではない. 話をしているなかで「大阪ではこうだった」「釧路ではこうした」 「つくばではこんなケースがあった」という過去の経験がどんどん出てきた. いままでは,現地実行委員会がすべてゼロから考えてたから大変だった.
会議での楽しいひとときは 弁当コンペ. 大会期間中に出す弁当を決めるため, いくつかの業者が用意したサンプルを試食して,みなで投票した.
職場では,来年度からの体制作りにむけて,あっちでもこっちでもヒソヒソ話. こんな世界にはまり込みたくない….研究しましょう,研究.
明日,明後日と新潟で生態学会大会の準備のための会議があるが, 日本海側は寒波襲来.新潟の雪対応はしっかりしているのだろうけど, そこへの足はどうなるのか.果たして日本各地から人が集結できるのか. 集結できても帰れるのか. こちらは不謹慎に脱日常の世界をちょっと期待してしまうが, 現地でお世話をしてくださるかたはたいへんだ.どうなるでしょう.
来年3月の生態学会では,ここ数年のならいでポスター賞というものがある. おもに若手を対象にして,応募されたポスターの出来栄え,内容,説明のしかた などを評価し,優秀賞,最優秀賞などを贈るというもの. この賞は,審査員を揃える人,審査する人,集計する人,それぞれたいへんな手間が かるのだが,いっぽうでさまざまなよい効果がある. 若手研究者にとって励みになるのは当然のこと.表彰状をもらい,まわりに居合わせた 人に拍手されて嬉しそうな受賞者に,見ているほうも幸せな気分になる. また,賞をめざして口頭発表よりもポスター発表を希望する人が増えたおかげで, 会場運営がしやすいという付随効果もある. さらに,審査員が否応なしに若手の 研究者と向き合うことになるのも,予想外の効果だと思う.私も,審査担当でなければ ぜったい見なかったポスターのおもしろさに引き込まれたり, 若い人と新しいつながりができたりというご利益を享受した.
けさ,このページがなくなっていた.プロバイダの障害かと思ったが,同じ プロバイダ上の他のページは動いている.なんだこれは.会員ページに行って調べたら, きのうで契約が終了していた.このプロバイダの契約は自動的には更新されず, 更新ページに行って手続きをしないといけない.そのお知らせメールを見逃したようだ. スパムに分類されてたのか.あわてて更新手続きをして復活した.
本日より生態学会大会の講演要旨の受け付け開始.朝から動かし始めました. お早めにどうぞ.
職場では,来年度からの5年間の中期計画に向けて水面下でさまざまな動きがあり, 私にはもうなにがなんだか分かりません. それでも自分でできる範囲で動きはじめないことには, ほんとに身の置きどころがなくなりそうだ. 明日は,さまざまな経緯で新しい調査フィールドになるかも知れないところを見に行く.
生態学会の要旨登録ページは英語版も作製中. 日本語版は数人のかたにつついてもらった. 漫然と大勢にチェックを依頼するよりも,とことん突いてくれる少数の人に 依頼したほうが改善点やバグは見つかりやすいようだ.
ほかにもいろいろ建て込んでます. そのため,いくつかの依頼を心ならずもお断りした.すみません. 安請け合いしてあとで迷惑をかけてはいけないし. 許して.
R でプログラムを書いて論文用の絵を作っていくと, あとでどう直すことになっても,今やってる作業が無駄にならない 感じがしてよい.一度書いたプログラムを手直ししながら活用できるから. …などと言って宣伝するなら,さっさと自作の Rページ も完成させないといけないのですが. すみません.でも,これまでに書いた分を読んでいただければ, たくさんファイル読んでグラフを描くまでの自動化は十分できます.
要旨登録システムの試作品を 久保さん につついてもらった. 次々に繰り出される「これを食らえ」「これでどうだ」攻撃のログが溜まっていくのを ハラハラしながら見ていたが,大きな欠陥はなかったようで一安心. 結城さんの 11月29日の日記に通じるものあり (もちろん久保さんが「執拗な悪意を持った人」だという意味ではなく, 「執拗な悪意を持った人の気持ちになれる(すぐれた)検証者」だという意味です).