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この文書は，フリーの統計解析・作図システム R を使って， データの一括処理と図化のプログラムを書けるようになるためのチュートリアルです． R の経験がまったくなくても読めるように書いています． ただし統計解析手法そのものについての解説はほとんどしていません． ひとつ覚えた統計解析用の関数を使って、 数十セットのデータを一度に処理しりたいとか、 ついでに自動的に作図してしまいたいとか、 統計解析の前にデータを一通りグラフにして全体像を見たいとか、 解析・作図の手順をプログラムとして書きとめ、 再利用できるようにしたいといった要望に応えるための文書です。 まずは はじめに：この文書のねらい をごらんください。 終りにでも、この文書の守備範囲に触れています （最初に後書きを読めというのも変ですが、書店で本を物色するときに、後書きを 覗いたりしませんか？）

目次

• 0. はじめに：この文書のねらい
• 1. 準備一般
• 2. ひとつのファイルからデータを読み込む （データフレームの使い方入門）
• 3. ひとつのファイルのデータの処理 (+ 計算結果のファイルへの記録 ）
• 4. グラフを描いてファイルに保存する
• 5. グラフのいろいろな設定
• 6. グラフの重ね描き (高水準描画関数と低水準描画関数，＋色の指定）
• 7. 繰り返しと条件分岐：コンピュータらしい仕事 (+ apply 系関数の使い方 ）
• 8. 繰り返しと条件分岐で柔軟なグラフ描画 (+ 因子(Factor) 入門，凡例をつける）
• 9. 補足：変数の寿命と有効範囲
• 10. データファイルの順次処理：ファイル名を書き並べる
• 11. データファイルの順次処理：ファイル名のいろいろな決め方
• 12. 見栄えのよいグラフ（その１）：字をきれいに
• 13. 見栄えのよいグラフ（その２）：複数の図と軸の説明（+ 日本語の表示）
• 14. R の入出力画面を経由せずに実行：他のプログラムからの呼び出し
• おわりに

• 索引
• リンク集

追加ページ

• apply 系関数の使い方
• リストにオブジェクトをしまう　（データのしまい方、追加のしかた、処理の仕方）
• さまざまなデータ列の生成

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