「満を持す」とは、弓の弦をいっぱいに引き絞った状態を維持すること。 いったん手を離すや、矢はヒョウと飛んでいく。スギの雄花もそんな感じで、 花粉を撒き散らす時を待っている (写真)。
スイセンはしばらく前から花盛り(写真)。 こちらの花はよい香りを漂わせるだけで、 人に害はない。 ただし葉をニラと間違えて食べて中毒するという事故がときおりある。 東京都薬用植物園のサイトには、 ニラとスイセンの区別のしかた のページがある。 もちろんニラには強いにおいがあるので、スイセンの花束に ニラが混じっていればすぐ気付くだろうし、そのまま飾っても実害はない。 一方、食用に刈り取ったニラの束に無臭のスイセンが混じった場合は気付きにくい。 上のページには、「家庭ではニラとスイセンは離して植えましょう」という親切な 忠告も書かれている。
どうも気が乗らない書類仕事をじりじりと進める。人の褌で相撲をとるというか、 大勢の褌を編みこんで化粧廻し風に仕立てる作業だ。
今朝、庭にアカハラがきていた (写真)。 アカハラらしく、くちばしで落ち葉をはじき飛ばしながらエサを探している。
あまり面識のない方に、このページから私の人となりを推測されることが時折ある。 「庭で○○が咲いていた(写真)。朝日を受けて輝いている」ぐらいのことしか 書いていないページから、どのように判断されるのだろうか。 そういえば、ずっと前に、なぜか私が小柄だと想像されていた方がおられた。 実際は身長182センチ、足のサイズは28センチ余りです。
耳の不調は一進一退といったところ。
「白髪三千丈 縁愁似箇長」(白髪が三千丈も伸びたのは愁いのせいだ)。 李白の五言絶句の前半だ。残りの半分は 「不知明鏡裏 何処得秋霜」(こんな白髪頭を映す鏡はいったいどうなってるんだ、 どこかに霜がおりたのか)。
人の世の愁いは、人と人との関係に由来するものがはなはだ多い。 一人で山を歩けばいたってシンプルだ。 もちろん遭難などすれば愁い極まるわけだが。 あと2ケ月あまりで、愁いは少しは減るはず。 カウントダウンは残り69日、マラソンだとあと 1.594 km。 つくばエクスプレスで秋葉原から帰ってくると、終点つくばのひとつ手前、 研究学園の駅を出て500メートルほど走ったところ。
きのうは午後から東京で用があったので、昼前に一度帰宅した。 庭でフクジュソウの花が目一杯開いていたので、つくば駅へと向かうまえに あわてて撮影 (写真)。 太陽の光が当たらないと開かないので、出勤前も帰宅後も、 こんな姿は見られない。
Qiballの件の続編。 スズメバチの巣をイメージするのは私だけではないようで、 Qiball と スズメバチ で検索したら350件もヒットした。でも、正解はスズメバチではなく 木星のイメージなのだとか。プラネタリウムなら、まあそうだろう。
今朝は車のフロントグラスにしっかりと霜が降りた (写真)。
帰ってから調べたところ、 Qiballのアトリウムの上のほうに ある丸いボールはプラネタリウムだった (図)。 ただの飾りではなかったのか。 この 外観のデザインは、 どう見ても スズメバチの巣のイメージだ。
きのうは所用で千葉市内の官民複合ビル Qiballへ。 15階からは、北に筑波山、南西にアクアライン (写真)が見えた。 背景の山並みは三浦半島だろうか。
このところ、朝こたつから庭を見ているとヒヨドリがセンダンの実を食べにくる。 今朝はカメラを持って待機し、シルエットを捉えた (写真)。 ちょうど実をくわえたところも (写真)。 ヒヨドリが飲み込める限界に近い大きさなのか、しばらくこんな状態だった。
「たのしみは朝おきいでゝ昨日まで無りし花の咲ける見る時」 と書いたとたんに、ほんとうに昨日まで無りし花が庭で咲きはじめた。 顔を出したばかりのフクジュソウ(写真)。
データベースに接続するウェブアプリケーション作りのため、MySQL のほか PHP も かじりはじめる。自分の PCで Apache を動かして PHP のスクリプトを動かして試したり、 このページを載せているサーバ上で試したり。
「たのしみは朝おきいでゝ昨日まで無りし花の咲ける見る時」は独楽吟52首のひとつ。 春になればまさにこんな日々だが、今はまだ、じっと固まっている。 たとえば庭のヤマボウシの花芽 (写真)。 まだ高さ3メートルほどだが、何十も花芽がついている。 ヤマボウシの花は、つくばでは5月下旬ごろからか。 同じ属のサンシュユはずっと早くて、2月の末には芽がほころびはじめる (去年の写真:2月末、 3月なかば)。
お仕事の関係もあり、データベースの勉強をしておこうと思いたって、 まずは VertrigoServ をインストールしてみた。MySQL などが入っているフリーのパッケージ。 動きだすとワクワクしてくる。
昨日の午後5時に生態学会の講演要旨の登録を締め切り、すぐに ウェブ版要旨集を作成。 会期中のど真ん中に東京とつくばで会議があるので発表は断念したが、 参加できる日は参加しよう。
職場の構内で、地面にへばりついたヒメオドリコソウの花が咲きはじめている (写真)。 シソ科で、ヨーロッパ原産の外来種。秋に発芽し、冬を越して花をつけるが、 日溜まりでは冬の最中から咲きだすようだ。
今年の初カウントダウン。残りは81日、マラソンだと40キロを過ぎ、あと 1.872 km。
ミドリヒメワラビは落葉性だが、比較的遅くまで葉が残っている。 家の裏庭に生えているミドリヒメワラビはようやく力尽きたかに 見えたが、倒れたところがちょうど屋外照明に接していた羽片はしつこく生きている (写真)。胞子嚢の点々が 透けて見えている。おもしろいので、寒い外に出て撮影した。
3月いっぱいで今のお役目から放免してもらえることを想定すると、 ずいぶんゆとりがあるような気分になって、 いろいろ安易に引き受けてしまっている気がする。 気がつくと手一杯になっているかも。 気をつけよう 甘い言葉と遠い締め切り。 小さく見える遠くの締め切りも、いつしか大きな存在となって目の前にやってくる。
年が明けて 2011年。このページの年頭の恒例は素因数分解だが、 今年は2003年に続いて 21世紀2回めの素数年。なんとなくよい気分だ。 次の素数年は 2017年。
職場の構内の林では、ミツバアケビの葉がまだツルに残っている (写真)。