年の最後はやはり植物の写真で終わろうと思い、数枚追加。 庭では、葉を落としたいツリバナの枝で、雨上がりの水滴が光っている (写真1、 写真2)。 室内ではシクラメンが咲いている (写真)。
良いお年を。
来年は2013年。 素数の積に分解すると 3 × 11 × 61 = 2013。61なんて素数が出てくるところが楽しい。
今も不整脈はしばしば顔を出すが、日常生活にもスポーツにもまったく支障はない。 その他、生傷系以外の故障や不具合はなく一年を過ごせた。ありがたいことだ。
自分はけっこう負けず嫌いで、勝負事には熱くなるので、競争心が強いと思っていた。 でも、どうもそれは遊びの世界限定のようだ。 人生における競争には関わりたくない。 勝つことよりも、自分ならではの技術を発揮して責任を果たしたり、だれかに喜んでもらえたりすると楽しい。 なんだかいい人っぽいが、別にそういうわけではない。
ともかく、来年は楽しいことにもっと時間を使いたい。
今年最後の写真は、先日、古い旅館の中を見学したときに撮った照明。竹のデザインがよい (写真)。
まあ来年のことだから… と思っていたあれこれの仕事が、もう来週のことになっている。 鬼に笑われないように忘れたことにしていたが、そうもいかなくなってきた。
数日前の帰りがけ、室内に残っている人に「じゃ、お先に」と言って軽く上げた手をおろしたときに 小指を激しく金属製の棚にぶつけた。かなり痛かったので手を見ると、1センチぐらい切れて 血が滲んでいる… と思ったら、それは隣の薬指。いつ切ったのかは不明。 ともかく急いでいたのでそのまま帰路についた。途中スーパーに寄り、 レジを済ませてから買ったものを袋に入れようとしたところで、新品のトレーナーの胸に 点々と血がついていることに気が付いた。やっぱり小指も切れていたか。 指の怪我はほっとけば治るのでどうでもよいが、血の染みが落ちなくなったら困る。 家に帰って急いで石鹸をつけて洗ったらきれいに落ちた。 やはりすぐに洗うことがポイントだ。 来年は生傷と忘れ物を減らそう。
朝、家の庭の冬木立にとまっているヒヨドリのシルエット (写真)。 望遠レンズを手にすると、遠くのものを撮りたくなる。月とか (写真)、富士山とか (夕方、 朝)。 被写界深度が浅く、画角が狭いことを活かした写真を撮りが、まだまだ。 近くのものにどれだけ寄れるか、どんな絵になるかも試行中。 室内の鉢植えの5ミリほどの花はなんとか撮れた(写真)。
気の重い会議が終わったところで、週末に伊豆でゆっくり温泉につかってきた。 海岸が近く、空にはトビが舞う (写真)。 宿の中庭の池には、魚を狙ってアオサギが常駐していた (写真1, 写真2)。 望遠の交換レンズを購入したので、鳥のアップの写真が撮れるようになった。 55ミリ〜300ミリで、手ぶれ補正機能付き。ファインダーを覗きながらはしゃいでいる。 海岸の崖の柱状節理もはっきり撮れる (写真1、 写真2)。 大室山から流れだした溶岩が固まるときにできた構造だ。
まだ、近づきにくいものが大きく撮れることに喜んでいる段階だが、 それだけではない望遠レンズを活かした表現ができるか、 いろいろ試してみたい。
ハゼノキがきれいに紅葉していた (写真)。 イソギクが海を背景に咲いている姿は、いかにも磯の菊だ (写真)。 これは望遠ではなくて、いつも使っているマクロレンズで撮影したもの。
9日の「様子」の、イロハモミジの写真へのリンクが切れているとのご指摘をいただいて修正 (今度は見えます→写真)。 ファイル名の大文字、小文字の問題でした(Windows では区別しないが、Unix 上では別の文字として認識される)。
11日の早朝、東の空に細い月と明けの明星が見えていた (写真)。
このところよく晴れた日が続き、朝は放射冷却の冷え込みが厳しい。最低気温がマイナス5度前後まで下がる。 開けたところではきれいに霜がおりる (写真)。
葉がすべて落ちたあとに目立つマユミの実 (写真)。 種子を散布してくれる鳥に見つけてもらうには、 さっさと葉を落としたほうが実が目立ってよいということはあるか。 あるいは、実が熟すのはなるべく遅くして、他によい餌がない時期にしたほうが 食べてもらいやすいということもあるかも。さらに想像すると、渡りをする鳥に 出発直前に食べてもらえる時期を狙うと、長距離を運んでもらいやすいかもしれない。 といっても、飛ぶ鳥は体を軽くするために食べたものは早々に排泄してしまうらしいから、 広い海を越えるようなことはないだろうけど。便秘の鳥なら分からないけれど。 でも、便秘がちの鳥は飛ぶのに支障があって、たちまち淘汰されそうだ。 以上、しろうとの勝手な想像です。
朝の8時過ぎ。 家の和室から見える裏庭のイロハモミジに、家と家の隙間を通って光が射しこんだ (写真)。 平日の朝には見られない、一時の情景だ。 写真はあえてローキーに。全体に暗めで、光が当たる部分を際立たせる。
庭のフェンスのツルウメモドキはあらかた葉を落として、実が目立つようになった (写真)。
日没の方向がしだいに南に移動している。もう少しで富士山の真後ろだ (写真)。
自転車での通勤途中、道路脇の田んぼにアオサギがゆっくりと舞い降りた。 まったく羽ばたきをせずにこちらに近寄ってくる様子は大型飛行機の着地を思わせる。 もちろん飛行機と違って静かなことこのうえなし。 狙いは田んぼの用水路のようで、ゆっくりと歩み寄っていった (写真)。
先日、財布を見失ったときに考えたこと。 現金が入っている財布は戻って来にくいという。一緒にカードなどが入っていた場合、 そちらが戻ってこないことのほうがダメージが大きい。 拾った財布を届け出てよい気分になるよりも、中身の現金を自分のものにするメリットのほうが大きいと感じ、 そして後ろめたさもあまり感じない場合に、拾い主は着服するのだろう。 ならば、届けたほうがメリットが大きいようにすれば届け出てくれるはず。 「この財布を拾って届けてくださった方には、お礼として中身の現金の2倍の額をお渡しします」 と書いておいたら、届出が増えるだろうか。 でも、わざと中身を増やしてから届け出てこられたらどうするか… そもそも財布にはカードなどを入れないのが賢明か。 というわけで、財布は失くしてもがっかりするだけで済むようにした。
今日の紅葉写真は、ヒメシャラ (写真)と ダンコウバイ (写真)。 日曜の朝はひときわ冷え込み、庭の畑にはしっかりと霜柱ができた。 ターサイに降りた霜(写真)は、 先日(写真)より立派だ。
先日の月の写真に、 シルエットが見えている木の樹種を書き込んだ。 一本ずつはっきり見えているのに種類が書いてないのは気持ちわるい。
気象庁が提供している三次メッシュ(およそ1km 四方)ごとの気象データが、 2000年版から2010年版に更新された (気象庁発表)。 いずれも30年分のデータに基づく平均値である。 もちろん 1km 四方ごとに観測所があるわけではないので、統計的に推定して補間している。
このデータは、生態学の分野でも気候条件と生物の分布との対応関係を調べる場合などに利用されている。 2010年版 を入手したので、2000 年版と比べてみた。 年平均気温、年最高気温、年最低気温、年降水量、冬期(12月、1月、2月)降水量、最大積雪深について、 2000と2010との関係をグラフに描いてみた(グラフ、 赤線は 2010 = 2000 の線)。 年平均気温(meanT)では、かすかに 2010 のほうが高いように見える。 年最高気温(maxT) では、はっきり2010のほうが高い。 年最低気温(minT)は、涼しい地点で 2010 のほうが高くなっているようだ。 年間降水量にははっきりした傾向は見えないが、冬の降水は、2010 のほうがやや高いかも。 最大積雪深はずいぶん暴れている。 解説文書によると、積雪深の推定は大きな誤差を含むので注意せよとのこと。