先週末から週初めは那須のあたりで温泉と山歩き。標高 1000 m から 1500 m あたりは、 新緑があざやかだったり、芽吹きの途中だったり。 高いところのダケカンバは、まだこれからというところだ (写真)。枝の張りが力強い。 芽吹きから新緑のころは木の種類によって早い遅いもあるし色合いにも違いがあるしで、 モザイクが楽しい (写真)。 北温泉から赤面山へと続く尾根から、朝日岳の上にかかる彩雲を見た (写真)。
花もいろいろ楽しめた。 ハウチワカエデの花がよく咲いていた (遠目、アップ)。 ミネカエデは咲き始めたところ (写真)。
ゴヨウツツジ(シロヤシオ)はちょうど見頃だ (写真)。 オオカメノキ(ムシカリ)も花盛り (写真、 アップ)。 アジサイのように、花序周辺には萼片が発達した装飾花があって遠くから目立つ。 アップの写真では、真ん中のあたりに、装飾花と、雄しべと雌しべが揃ったふつうの花と装飾花との 中間型の花がひとつ見えている。
今年はブナの成り年か、どの木も花をたくさんつけていた (写真)。ぶら下がっているのは雄花序、 写真中央で、上を向いている緑のもじゃもじゃが雌花序。赤味を帯びた雌しべの先が見えている。 秋には大量のブナの実が落ちるだろう。
タカネザクラ(ミネザクラ)はほぼ終わりで、咲き残りの花がちらほら見られた (写真)。 アズマシャクナゲはごくまばら (写真)。
八幡ツツジ群落は、ヤマツツジがちょうど満開だった (写真1、 写真2)。 ここは環境省指定「かおり風景百選」のひとつだそうだが、 あいにく私の嗅覚はツツジの香りを感じられない。
あまりに派手なツツジの群落を見たあとでは、 マイヅルソウ (写真)や チゴユリ (写真)のおとなしい花に気持ちが安らぐ。
以上、旅の絵日記でした。
松林の下でノアザミが咲いている (写真1、 写真2)。 ガマズミも花盛りで、コアオハナムグリ(たぶん)が集まっていた (写真)。
職場の池でカルガモが泳いでいたので、水紋を含めて絵になるかなと思って一枚 (写真)。ピントが甘い。 その後、よそを見ていたら飛び立ったのでカメラを振って流し撮り (写真)。 といっても背景が青空なので、スピード感はまったくなし。
ここ数日、集中して頭を使って、プログラムを書いて、データをいじって、一応の結論までたどり着いた。 気持ちよく週末を迎えられる。火曜日まで湯治で不在です。 そういえば、管理職のころはよく「探さないでください…」と言って休みをとっていたが、 今はもう少し心のゆとりがあるな。
家の庭で、あちこちにひろがったユキノシタが咲いている (写真)。 花弁の大きさに違いがあり、大の字のようだ。 短い3枚にだけ、赤い模様がついている。
職場の建物脇の隙間にマメガキが一本生えている。いま、ひっそりと開花中 (写真)。おだやかな、よい花だ。
花の写真をもう一枚。コヒルガオ (写真)。 ヒルガオとのはっきりした識別点は、花の柄にひだがあること (写真)。
写真のイトトンボは、たぶんアジアイトトンボだろう。 先っぽはピントが合っていないが、 前から数えていくと、9番目の節が青いことが分かる(短い節が2つあり、そのあとの最初の細長い節が3番め)。 よく似たアオモンイトトンボは8番目の節が青いのではっきり区別できるようだ。 トンボの腹は必ず10個の節からなっているということを知ってびっくり。 詳しい人には常識なのだろうが、世の中は知らないことだらけだと、あらためて思う。
あちこちでスイカズラが咲いている (写真)。 白い花と黄色い花がついているので金銀花とも呼ばれる。 咲きたては白く、やがて黄色くなるので、金銀だと順番は逆だ。 家の庭のフェンスでも咲いていて、少し切って花入れに挿したら香りを楽しめると思うが、 やたらとアブラムシがついているので、ためらわれる。
アメリカフウロ (写真)は北アメリカ原産。 ゼラニウムやゲンノショウコの仲間だが、花は小ぶりで目立たない。 空き地のすみなどで咲いている。
体重はわずかずつ減っているようだ。汗のかきかた・飲食量による日間のランダム変動や、日内変動があるため、 わずかな減少トレンドの検出は容易ではないが。気候変動の検出と同じだ。
身の回りで咲いている花はほんとうに外来のものが多い。 ナガミヒナゲシ、ニワゼキショウ、コバンソウの写真は最近載せたが、ほかにもたくさん。 マツバウンランしかり (写真1、 写真2)、 コメツブツメクサしかり (写真)。
ノイバラ(写真) は日本在来のノバラだ。ハナアブが蜜を吸っている。 バラというと八重の花をイメージするが、本来はこのような一重だ。八重の花は雌しべや雄しべが 花びらに変わったもの。見た目が賑やかなので人間が好んで育てるが、当然、種子はできない、ないしはできにくい。
イロハモミジのプロペラ型の果実が色づいている (写真)。
ネムノキの幹に穴が空いていた。鳥に詳しい人によれば、コゲラが空けたのではないかとのこと。 そこにシジュウカラがきていた (縁に止まって、 覗いて、 入った)。 浅い池に生えているスズメノテッポウに、ホソミオツネントンボが止まっていた (写真)。雄がしっかりと雌をつかまえている。 以前、この池ではは木から落ちた枯れ枝ぐらいしかトンボがとまるところがなかったが、 コイやソウギョを駆除したら植物が生えるようになった。
きょうも絵日記でした。
庭のコアジサイが満開だ(写真1、 写真2)。 がく片が発達した装飾花がない。 ガクアジサイから装飾花を除けば、 ちょうどこんな感じになる。 逆に装飾花だらけに育種したのが西洋アジサイ。 私は装飾花だらけよりは装飾花なしのほうが好ましく感じる。
一昨日のイネ科の写真をもう一枚ずつ (カラスムギ、 コバンソウ)。 イネ科の、虫を呼ばない風媒花は色彩的には地味だが、デザインはおしゃれだ。
芝生でニワゼキショウが咲いている (雰囲気写真、 花のアップ)。 北アメリカから入ってきた外来種だ。
空を見上げるとユリノキが咲きはじめた (写真)。 これも北アメリカ原産。 ハクウンボク(写真)は日本在来。エゴノキと近縁で、たしかに 花はそっくりだ(おととしの写真)。
以前から使っていた体重計(目盛盤が回るタイプ)はすぐにゼロ点がずれる。 間食を控えた効果をきちんと測定したくて、新しい体重計を買ってきた。 デジタル表示だと正確っぽい気がするが、ほんとはどうなのだろう。 最初に使用地域を設定せよという。北と南とで重力加速度が違うからだそうだ。 家庭用体重計で気にしないといけないほど違うのか? 調べてみたら (エー・アンド・デイのサイト) 札幌と那覇では質量 100 g の分銅の測定値が 0.14 g 違うのだそうだ。 体重 100 kg の人の場合、140 g の差だ。マイ体重計を持って頻繁に国内旅行しながら日々の体重を測るならともかく、 ふつうは問題にならない違いではないかな。
通勤の道路沿いで、イネ科の植物が賑わっている。その多くは外来種。 カラスムギ(写真)は史前帰化だそうだ。長く伸びた芒(のぎ)が 特徴的。 コバンソウ(写真)は観賞用に入れたものとのこと。 写真はいずれもズームレンズの望遠側で撮ったもので、画角を狭くして重層的な感じを狙ってみた。
去年の夏、胃腸の調子が思わしくなく、自分としては食が細くなり、2キロほど痩せた。 その後もりもりと食欲が復活してしっかり食べるうちに、今度は自分の標準を2キロほど行き過ぎた。 この2キロを落とすべく間食を控える。しみじみと空腹感が感じられて趣深いことよ。 生きている実感がある。
いろいろな仕事を少しずつ進める。
職場の構内で、春の花がいろいろ咲いている。 林の中ではアマドコロ(写真)や ホウチャクソウ(写真)。 明るい芝地ではニガナ・ハルジオン(写真)や ムラサキサギゴケ(思い切り寄った写真)。 ムラサキサギゴケは、以前はゴマノハグサ科に分類されていたが今はハエドクソウ科。 たしかにハエドクソウの花 (昨年7月の写真) と似た構造に見える。
庭のフェンスではモッコウバラが満開だ (写真)。 とはいえみな外に向かって咲いている(写真は道路側から撮影)。 家のリビングから見るとあきらかに舞台裏という雰囲気だ。 畑のすみで放置しているコリアンダー (写真)も満開。
ここに載せた写真のうちから気に入ったものを集めて 目次を作っていたが、 写真を載せることが増えたので、手作業がめんどうになってきた。 そこで、プログラムを書いて全部の写真の目次を一気に作ってみた (過去の写真 総目次)。 1年分が1ページで、ページ内は時系列で並べた。 コメントは各写真のページから切り出したものをそのまま使う。 手作業なしの手抜き目次だ。 写真のディレクトリ内だけを探す Google の検索ボックスもつけてみた。
はや5月だ。 いくつかの締め切り仕事のそれぞれに、なんとなくめどが付いてきて、少し落ち着いた。
先月に撮って載せていなかった、地味なニシキギの花 (写真)。 直径は数ミリ程度。こんな花に気がつく時が楽しい。