先々週から先週にかけて本屋に寄る機会が多かった。 10数冊は買ったと思う。その勢いで、なんとなく金離れがよくなってしまった年の暮れ。 おそらく死ぬときは時間よりお金が余るから、無駄遣いでないなら遠慮なく使おう。
年末の静かな職場構内を歩く。 近くの木の枝にとまったのはたぶんシロハラ (写真)。 池にはコサギ (写真1、 写真2)。 久しぶりに見た。一方の足を揺すりながらじっと水中を見ている。餌の小動物を追いだそうとしているのか。 飛んだところを撮ったら頭が日陰になってしまったが、足先の黄色がはっきりと捉えられた (写真)。
少なくともここまで、大きな事故やトラブルなく一年を過ごせた。ありがたいことだ。
週に4回東京で会議という東京週間はきのうの土曜で無事終了。
25日の夜に撮影した、月齢約14日の月(写真)。 家の居間で咲き始めた、小さなラン(写真)。 左右の差し渡しがせいぜい2センチほど。シンビジウムの園芸品種は、10月に一度、花茎が3本あがってきて、 つぼみの半分足らずは咲いたが、残りは咲かずに萎れた。その後、あらためて5本の花茎があがってきて、 もうじき咲きそうだ (写真)。 つぼみの付け根に蜜が分泌されている。
シャコバサボテンは、つぼみがたくさんついた鉢を買ってきたが、それらはぼろぼろと落ちてしまった。 環境の変化に弱いらしい。その後、わが家の居間の環境であらためて作ったつぼみは順調に膨らんで、 きれいに咲いている (写真)。
庭で、トキワハゼが咲いている(写真)。 この仲間は以前はゴマノハグサ科だったが、いまはハエドクソウ科。
時々鳥を見に行く公園に、三週間ぶりに行ってみた。ハシビロガモを、今年はじめて見た (写真)。 あいかわらずヒドリガモは多い。動きのある写真を撮ってみた (写真)。 ほかにはカワウ(写真) だのカンムリカイツブリ(写真)だのが泳いでいる。 池のまわりの木にはツグミが群れていた(写真)。 池の端にいたハクセキレイ(写真)は顔が少し黄色っぽい。 幼鳥は黄色みを帯びるという。これがそうか。 上空をムクドリの群れが飛んでいた (写真1、 写真2)。
空気が澄んだ夜の、月齢約10日の月 (写真)。 中央やや上に見えるクレーターがたぶんコペルニクス (参考:月面地図、 月面名所めぐり>コペルニクス)。 ふと、子どものころに読んだ「 ドリトル先生月へ行く」を思い出した。 なんと井伏鱒二の翻訳だったのだな。
今使っている老眼鏡2つ(中近両用と手元専用と)を作ったのは 2012年1月12日、ほぼ4年前だ。 その時に手に入れた澄んだ目も、傷がついてずいぶん濁ってしまった。 この週末、眼鏡店でどちらも新調した。来週の日曜にできてくだ。 つぎに作るのは定年後かな。老眼鏡とか定年とか、若者には手が届かない話題であろうと胸を張る。
先週の東京での所用の帰りに撮った東京タワー (写真)。 このタワーと私は同期。 今週は東京に行く日が4日だ。ビル密度が低いつくばの空間に戻るとほっとする。
家のリビングで咲いているオンシジウム (写真)。 パイナップル科のエア・プラントは今年も開花した (写真)。 紫色のところが花。
庭で勝手に生えているコナラの紅葉 (写真)。 ロウバイは花を咲かせている。散るはずの葉が、まだ枝に付いたままだ (写真)。
職場の構内で撮ったホオジロの雄 (写真) と、同じくホオジロの雌 (写真)。 ヒヨドリは、家の庭ではかなり近くに来るのに、なぜか職場では近寄らせてくれない。 ようやくしっかり撮れた(写真)。
腕時計は安い物を使っている。電池が長持ちするのがいいかなと思って買っても、 たいてい電池切れの前に失くす。 いいものを買ってももったいないので、先日手持ちの時計が壊れた時は 1000円代前半のものを買った。 そんな気の緩みのせいか、買って3日で行方不明になった。 わりとデザインが気に入っていたので、同じホームセンターに行って同じものを買った。 それから数カ月後、ズボンのポケットに手を突っ込んだらそこに失くした時計があった。 同じ時計が2つ揃ってしまった。電池は同時に消耗していくので、一方が切れたらもう一方という わけにはいかない。でも、バンドのバックアップという意味はあるな。
体調はほぼ戻ったようだ。
樹上のメジロ(写真)。 朝早くの職場構内で静かに立っていると、しだいに鳥の声が耳に入り、動く姿が見えてくる。
構内の謎の落葉樹のシルエット (写真)。 コナラ属なのはあきらかだが、コナラでもカシワでもない、素性不明の木だ。 冬は落葉樹の枝ぶりを楽しむのによい季節だ。
金曜日は一日東京。年末までに5回ほど東京で用がある。 人混みでウイルスをもらわないように注意しよう。
先週金曜の朝、職場についたころから気分が悪くなった。 吐き気はするし、腹も下る。昼にはもうなにもできない感じになり、 帰って寝た。それから二日後の昼にプリンをひとつ食べるまで何も食べられず。 ノロウイルスだろうか。なんともつらかった。
金曜の夜中に目が覚めたとき、胸のあたりがきりきり痛い。胃の上部が痛いのか、肋骨の神経か、 あるいは心臓か。心臓の発作が起きたらどうしようなどと思いつつ脈を確かめる。 そんな心配のいっぽうで、これまでの人生はそう悪くなかったかなと静かに思う自分もいた。 いま幕が降りても、ベンチにいるあいだに試合が終わった気分にはならないだろう。 活躍はせずとも、それなりに楽しくプレイできたんじゃないかな、などと思ったら 気持ちが落ち着いた。もちろん、まだまだ楽しくプレイしたいけれど。
さいわい翌朝も心臓は動いていた。
綱渡りと胃腸炎とで、写真はなし。
夕方の空(写真)。 雲のすがたは一期一会だ。まったく同じ状態を見ることは二度とない。 この写真を撮るとき、画面が白けてしまわないように露出を何段階も落とした。 もとに戻すのを忘れたまま翌朝ヒヨドリにカメラを向け、 シャッターを押してから気がついた。そのときにはもうヒヨドリは飛んで行ってしまい 撮り直せず。ヒヨドリはあまりにありふれた鳥だが、意外と近くで写真を撮らせてくれない。 露出不足の写真は、それなりに雰囲気があるような気もする (写真)。
黄色く色づいたケヤキの葉(写真)だの、 ハクモクレンの毛皮をまとった冬芽 (写真)だの、 池の枯れヨシ(写真)だの。晩秋から初冬の風景。
建物の屋上に登ったら、そぐそこにハトがいた (写真)。 ハクセキレイも近くにとまった (写真)。 すぐに飛び立って、少し先の屋根にとまった (写真)。 鳥が暮らす天上界に来た気分だ。
よい天気の週末だ。近くの池に水鳥を見に行った。
池の中央にカワウのお休み処がある。今日は4羽いた(写真)。 一羽は翼を広げて乾燥中。ほかの3羽は上を通り過ぎた鳥を見ている。
オナガガモの緑の翼鏡が撮れた(写真)。 緑色は構造色らしく、角度によって色が違う。 向こうから飛んできたオナガガモが着水する寸前(写真)。 翼の付け根に少しだけ緑が見えている。 着水直後の写真では緑には見えず、明るい茶色だ (写真)。
ヒドリガモの特徴の、頭頂部の明るい色を正面から(写真)。 羽根のディテールは地味だけれどおしゃれだ。
秋が深まり、初冬ともなると、植物や昆虫はかなりシーズンオフという感じになってくる。 いっぽう、落葉樹の葉が落ちて見通しがよくなったり、冬鳥がいろいろ飛んできたりで、鳥を見るには よいシーズンだ。
渡りも落葉も関係ないが、朝早く、まだ車がほとんど停まっていない駐車場をハクセキレイが走り回っていた (写真)。 メタセコイアのてっぺんにはモズの雌 (写真)。 かなり高い木なので、小さくしか写らない。 数日まえに枯れたアカマツのてっぺんにいたのと同じ個体だろうか (写真)。
サザンカの花が咲いているあたりに動きが見えた。メジロだ (写真1, 写真2)。
どこかへ飛んでいったメジロたちが戻ってくるのを逃さないようにと、木に近寄って カメラを構えながら斜め上を見上げる体勢で待つこと5分余り。 背中に痛みが走った。筋肉に負荷がかかった状態で固まっていたのがよくなかったか。 あわててストレッチして、今の痛みはなかったことにしようとしたが、そうはいかなかった。 傷んだ筋肉を時が癒やしてくれるのを待つしかない。 今朝はこれにて退散した。