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2016年 1月

2016-01-31

2007年4月にはじめてデジタル一眼レフを買った。Nikon の D80。 それから6年後、2013年6月に二台目を買った。Nikon の D7100。 このときの「様子」にいろいろ言い訳が書いてある。 そしておととい、三台目を買ってしまった。Nikon の D7200。 今回もきっかけは現メイン機 D7100 の修理だが、 D7200 の購入はしばらく前から考えていた。最初の購入から9年足らずで3台目。 一台3年持たないと考えるのは植木算のまちがいで、正しくは2台で9年足らずを過ごしたと考えるべきだろう。 新規購入までの時間間隔は前回よりもかなり短くなってはいるが、 無駄遣いではなく、有意義なお金の使い方だと思う(ことにしよう)。

さっそくカメラを持って 筑波実験植物園 に行った。この時期なので狙いは温室、と思ってまず入った熱帯資源植物温室でカメラを取り出した。 環境は高温多湿、いっぽうカメラはしっかり冷えている。あっという間の結露で、 レンズもファインダーも液晶画面も曇って見えない。加えて老眼鏡もすっかり曇りガラスとなった。 一眼レフの図体では熱容量も大きく、拭いても拭いても曇る。早々に退散して隣のサバンナ温室に移動した。 ここなら暖かくて乾燥している。最初はこちらに入るべきだった。 手順前後だ。 曇りがとれてから撮影。 ツルナ科、Lithops 属の写真を2枚(写真1写真2)。

十分にカメラが温まったところでさらにとなりの熱帯雨林温室へ。もう大丈夫だ。 ランを何枚か。シンビジウムの1種の花 (正面横顔)。正面から見たところは これから相撲をとりそうだ。 パフィオペディルムの1種 (写真)。 光が足りないときは自動的に感度をあげる設定にしてあり、このときは ISO 1000。 さらに暗いところのサトイモ科の葉 (写真)は、ISO 2000だった。荒れた感じはない。すばらしい。 ランをもう一種、デンドロキラム (写真)。 この仲間は香りがよい。

屋外での写真はジョウビタキの雄(写真)。 光の具合がよくなくて白けた感じになってしまったが、目の表情が撮れた。

2016-01-29

職場構内の池は、このところ朝は全面結氷している (写真)。

2016-01-27

昨日の朝のつくばの最低気温は -6.3度、今朝は少し緩んで -5.0度。 真っ暗な庭で、凍ったブロッコリーの脇芽をぽきぽきと折リとる。 茹でたての暖かさと甘さが嬉しい。

凍てついた空気の中、満月を過ぎた月が煌々と照る。 昨日は月齢15.8日(写真)、 今朝は16.8日足らず(写真)。 右下の地形を見比べると1日分の変化が分かる。時計に見立てて3時半ぐらいのところに、 月齢15.8日だと黒っぽくて丸い「危機の海」全体が見えているが、16.8日だと半分くらいしか見えない。 その左下の黒っぽいところ、豊かの海の中に、月齢15.8日だと丸いラングレヌス・クレーターが見えているが、 16.8日ではほとんど見えない。

2016-01-25

またまた久しぶりの更新だ。 今朝のつくばは晴れ、最低気温は 5時27分の -5.4度と冷え込んだ。 建物の屋上から、朝日を受ける富士山の姿が見えた (写真)。 南東方向には牛久大仏のシルエットが浮かぶ(写真)。 高さ120メートル(牛久大仏のサイト)。

こんな寒さの中でも鳥は飛ぶ。建物に止まろうとしてブレーキをかけ始めたドバトの群れ (写真)。 コナラの樹上にはカワラヒワがいた (写真)。

2016-01-19

しばらく間があいてしまった。生存証明に、無難な天気の話題など。

一昨日深夜から昨日の昼にかけて、つくばでは100ミリほどの雨が降った。 これが雪だったらすごいことになっていただろう。 午後にはしだいに青空が見えるようになり、夜の空には上弦の月(写真)。 月齢によって、見える範囲が変わるだけではない。そのときどきで、地形がよく見える昼と夜の境界付近が 移っていくのがおもしろい。

今朝の東の空では、雲が朝日で横から照らされている (写真)。 ところどころに彩雲が見える (写真1写真2)。

2016-01-13

13日の朝のつくばは冷えた。7時前に最低気温 -5.7度となった。 家を出るころ、まだ薄暗い庭の植物には霜がみっしりとおりていた。 暗くてボケているが、キャラボクの様子はいかにも寒々しい(写真)。

職場構内のヤマモモの霜に、朝日が当たっていた(写真)。 ゴヨウマツの葉もうっすら白い (写真)。 枯れヨシの原も全体に白っぽい (写真)。

先週末に撮ったミズキの枝(写真)。 独特の分枝パターンがすてきだ。

2016-01-10

3連休の2日目、きょうも穏やかな天気だ。 千葉県佐倉市のDIC 川村記念美術館へはじめて行ってみた。 建物の外観(写真)。 「絵の住処すみか−作品が暮らす11の部屋−」という、建築と絵の両方から楽しめる企画を やっていた。最終日の2日前。そうとは知らずに滑り込めた。 広い敷地には池や散策路がある。池の噴水の水がかかるところにコブハクチョウが寄ってくる (写真1写真2)。 オシドリもいた(写真)。 コンパクトデジカメだったのが残念。

2016-01-08

穏やかな土曜日。イロハモミジの実を逆光気味の光で撮ってみた(写真)。 冬枯れのコナラにコゲラがいた(写真)。 もう咲いているウメがある(写真1写真2)。 そこにはちゃんと虫も来ている(写真1写真2写真3)。

2016-01-05

最近印刷された自分の文章を読み直したら、ミスがふたつあった。 一字抜けと、子音の抜け(「きらい」のつもりが「きあい」になるような)。 情けない。 推敲中は、誤解なく読めるか、論理が通っているか、読みやすいか、表現が不自然ではないか、 礼を失していないかなどに頭が行っていて、 字面のまちがいへの注意が足りないのだろう。 書き手としての推敲が終わったら、頭のモードをはっきり切り替えて、 校閲者としての目で最終チェックすることを試してみよう。

「校閲」で検索してみつけたツイート 新潮社の校閲は、あいかわらず凄い。 自分が分かる分野では、テレビを見ながらこんな感じのチェックをしてしまう (江戸時代の設定なのに外来種や最近の園芸品種が映っている、など)。 プロの校閲者は、そんなことをすべての分野についてやっているのだな。

2016-01-03

2016年になった。2016 = 25 x 32 x 7。 来年(2017) は素数だ。

庭でよい香りをただよわせるロウバイにヒヨドリが来て(写真)、 さかんに花を食べていた(写真)。

室内ではランがいろいろ咲いている。 前のシーズンに買ったシンビジウムは今年も元気(写真)。 今年もいくつか買ってしまった。家にない属が中心で、家庭内フロラの系統多様性が高まった。 一鉢は Phalaenopsis 属の園芸品種 (写真)。花の直径は5センチほど。頭をかかえたような形がおもしろい。 もうひとつはアツモリソウと近縁な Paphiopedilum 属の園芸品種 (写真)。 品種名 Lime dawn。ライム色の夜明け。 ナルニア国物語 の The Voyage of the Dawn Treader(日本語訳『朝びらき丸東の海へ』)を思い出した。 このあいだ はドリトル先生を思い出したし、還暦が近づくとこんなものか(関係ないか)。

ランのほか、アフリカ原産の Lithopsの一種も開花中 (写真)。

以上、なんだか取り留めもない年頭の「様子」。


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