このところ、庭でガガンボが飛んでいるのをよく見かける。また、ムシヒキアブもよく見る。たぶんマガリケムシヒキ。 そして、このムシヒキアブがガガンボを捕まえて体液を吸っているのも見る (写真)。 構図とピント次第で、ムシヒキアブが主人公にも見える (写真)し、 ムシヒキアブに捕まったガガンボが主人公にも見える (写真)。 花はハーブとして使われるチャイブ。薄紫の美しい花の上で、 その上では食べて命をつなぐもの、食べられて命を終えるもののドラマが展開している。
アカサシガメもよく見かける (写真)。 カメムシの仲間。サシガメは小さな昆虫を捕まえて体液を吸う。 いかにも突き刺すのに使えそうな尖った口吻(写真)。
庭のあちこちにヤブキリの幼虫があいる。特に花の上に乗っていることが多い。 花盛りのイチハツの上にもいた(写真)。
庭のコモン・セージの花(写真)。 セージは種子から育てても夏のあいだにしょぼくれてきて枯れてしまうことを繰り返していた。 去年は庭のあちこちに植えてみたところ、そのうち数カ所で元気に育って冬を越し、今年は花をつけた。 どんな場所が好きなのか、植物に聞いてみないと分からないものだ。
野菜の花をまとめてみるアイデアの続き。これまでに家の畑で撮った野菜の花は20種類以上あるようだ。 さらにハーブ系もいれるとこれも10種類はありそう。
去年の春に種子から育て始めたアスパラガスが春になって伸ばし始めたシュートは、 楊枝より太く、箸よりは細い程度だ。今年中に食べられる太さのシュートを出すかどうか。 すでに花は咲かせている(写真1、 写真2)。 コリアンダーは薹(とう)が立ち、葉を食べられるのもそろそろ終わり。 花は美しい(写真)。
野菜の花がいろいろ見られるのは家で育てていればこそだ。 これまでにとった写真をまとめてみようか。
人生の終わりごろには時間よりお金が余っているだろうと思い、時々寄附をしている。 安全・快適な場所にいながらお金だけ出すのも申し訳ない気がしつつ、そんなこと ごちゃごちゃいってるあいだに出せるものは出したほうが世のため人のためにちがいない。 今回は、クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を、というクラウドファンディング。 当初の目標額が500万円で、すでに3,000人以上の支援者から3,760万円が集まっている。
とあるところでギンランが咲いていた (写真1、 写真)。 そしてキンランも (写真1、 写真2)。 まさかこんなところに。でも、局所的には生えていてもおかしくない環境ではある。 これらのランが共生(というより寄生)する菌類はブナ科の木と共生するが、 たしかにシラカシが生えている。
シラカシの葉に止まっていたコミスジ (写真)。複眼に斑点模様。 こちらはツバメシジミ (写真)。 先日、植物園で撮った個体(写真)は、 翅を開きっぱなしで裏側の写真は撮れなかった。 今回はずっと閉じっぱなし。
フルマラソンを走るのに必要なエネルギーは、ふつうの生活1日の消費エネルギーとほぼ同じ。 毎日4キロ走れば、日々の摂取カロリーを1割減らす、ないしは10日に1日絶食したのに相当する。 新型コロナ禍での運動不足対策で去年の春からはじめたジョギングは、平均するとおよそ このぐらいのペースだ。冬場は体重が2,3キロ増えて、春から夏にかけてもとに戻るという パターンが長いこと続いていたが、この冬はまったく増えなかった。これはジョギングのせいなのか。 体重を減らしたくて走っているわけではないのだが。スムーズに動ける体が維持できればそれでよい。
庭に生えていたカラスビシャクの仏炎苞 (写真1、 写真2)。 ひょろっと伸び出しているのは苞ではなくて、付属体と呼ばれる。
先週の植物園の写真の続き。今回は節足動物たち。 ツバメシジミの翅の青が美しい (写真1、 写真2)。 春にだけ出会えるビロウドツリアブがホバリングしている (写真)。 体はモフモフ (写真)。 緑の葉のうえの緑のクモは、ワカバグモ(おそらく) (写真)。 こうして獲物を待ち伏せする。
あらためて、おととい植物園に行ったときの写真を何枚か。 まずはラン。4月のはじめにつぼみをつけていたクマガイソウが花の盛りだった (写真)。 何十というい花が咲いている。ところどころに木漏れ日がさしこみ、スポットライトを浴びているようだ。 こちらはアップ (写真1、 写真2)。 ぼてっと膨らんだ唇弁(下方の花弁)を、武士の熊谷直実がまとった母衣(ほろ)に見立ててクマガイソウ。 母衣ってなにかというと、兜や鎧の背中側につけた布で、馬に乗って走ると風を受けて膨らみ、 後方から飛んでくる矢などを防ぐのだという。 『一の谷合戦図屏風』 (文化遺産オンライン) に、まさに母衣をつけた熊谷直実が描かれている。
こちらもランだが、だいぶ地味なサイハイラン (写真)。 サイハイ(采配)は、木などの棒に細長く切った紙をぶら下げたもの。 戦のとき、大将がこれを振って指揮をする(采配を振るうの語源)。
ウマノスズクサ科のヒメカンアオイ(写真)。 葉のあいだを探すと、ひっそりと花が咲いているのが見つかる(写真)。
3月の末に撮って載せたノジスミレのつもりの写真が、一緒に撮ったスミレの写真だった。 すみません。あらためて、ノジスミレ(写真)と、 スミレ(写真)。 スミレは側弁の付け根近くに短毛が生えている。
きょう買った本が、家の書棚にすでにあることを発見。 書名を忘れていたのが敗因だが、ちゃんと読んだ本なので中を確認すればそうと分かったはずだ。 でも、本と出版社と著者を応援したと思えばまったく無駄な出費ということにはならないのでよしとしよう。 こんなことは前にも書いたような気もする。同じ本を買うという失敗は何度もやっているし (と思って調べたら、はたしてほぼ3年前、 2018年4月30日の様子 に書いていた)。
きのうは植物園に行った。そのときの写真はまた明日にでも。
しばらく前から庭でシャガが咲いている (写真)。 そこにいたヤブキリの幼虫 (写真)。 ポツポツと見える黒いものは糞か。ヤブキリは雑食性で、 幼虫のあいだは花びらや花粉をよく食べるが、成虫になると肉食性が強くなるとのこと。
いまさらだが、10日ほど前に植物園に行ったときの写真を少々。 あちこちでコバノミツバツツジが咲いていた(写真1、 写真2)。 同じくツツジ科のアカヤシオも(写真1、 写真2)。クローズアップ写真の左の花は、 花弁や雄しべが食べられている。よく見ると、犯人とおぼしき何かの幼虫が写っている。
ツツジと比べると地味なコクサギの花(写真)。 コクサギはミカン科。
足元で咲いているセリ科のセントウソウにいた赤い甲虫は、アカハネムシの1種 (写真)。 カミキリムシの仲間かと思ったが、アカハネムシ科という独立した科があるそうな。聞いたことなかった。 類似種が多いようで、アカハネムシの1種とまでしか書けない。 有毒のベニボタルに擬態していると言われているようだ。 たしかに似ている(> 画像検索)。
昨夜、PCの前の窓のロールスクリーンに地味なガがとまっていた。 いつのまに家に入ったのか。 せっかく目の前にいたので写真を撮った。 調べたところたぶんコウスチャヤガの雄 (写真1、 写真2)。 今まで知らなかったが、ド普通種らしい。 地味だろうと普通種だろうと、ガに貴賤はないが。
先日、あるところで斎藤茂吉の歌集『赤光』を見かけた。有名な連作「死にたまふ母」が載っている。 その中の「我が母よ死にたまひゆく我が母よ我を生まし乳足らひし母よ」 「のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて足乳ねの母は死にたまふなり」 などはよく知られている。 目にして手にとったのは復刻版。オリジナルは1913年(大正2年)発行だから現物だったら大変だ。 復刻版も1980年に出たもので、すでにけっこう古い。 ネットで調べたら、初版本を電子復刻した kindle 本が出ていて、わずか288円だ。 ありがたいような、ありがたみがないような、と思いながら288円で買ってしまった。
2日前に撮った、庭の畑にいたクモの写真。菜の花のあいだで細長いものが揺れていて、よく見たらクモだった (写真)。 網から菜の花に移動したが、やはり細長く脚を伸ばしている (写真)。 横から見たこちらの写真だと、もう少し様子が分かる (写真)。
どうも写真を載せるのが遅れ気味だ。一週間前に植物園で撮った写真がまだそのままだ。
新型コロナ対応でいろいろ中止になったり閉鎖になったりで、運動不足になるのをおそれて走り始めたのが去年の4月6日。 はや1年だ。それと関係あるのか、例年は2,3キロ太めになる冬場も体重はほとんど変わらなかった。 コロナ太りにはならず、むしろコロナ絞り。
庭のドウダンツツジの芽吹き (写真)。つぼみもこぼれ出てくる。 幾重にも重なった冬芽の芽鱗が美しい。
庭のキリシマツツジにいたルリチュウレンジ (写真)。 肩になにかの花粉がついている。背中からまっすぐ撮った写真は全体の形がよく分かるが、 平凡でもある。 動きのある姿(写真)はおもしろみがある。
奥歯の治療はひとまず完了。もうまったく痛まない。 それにしても、自分が子供のころと比べると歯の治療技術もずいぶん進歩したものだ。 ありがたいことだ。
スミレの季節。道端で咲いているアリアケスミレ(写真)と その横顔(写真)。 これも道端のノジスミレ(写真)。 こちらはスミレ(写真) (スミレ属のなかの、スミレという標準和名の種)。
そのほか、 ヤハズエンドウ(写真)、トウダイグサ(写真)、 オオアマナ(写真)。 オオアマナは観賞用に入れたものが野外に逸出したもの。
無理やりやろうとしているオリンピックの、聖火リレーがこれも無理やり続いている。 どうしても全国回りたいなら、県庁から県庁へ車で運んだらどうか。 無理に人が持って走らなくてもいいだろうに。そもそもギリシャから日本へは飛行機で運んでるんだし。
大通りの歩道と車道のあいだの植栽帯に植わっているアオキがちょうど花盛り。 雄株の雄花(写真)には4本の雄しべが見える。 赤い実がなるのは雌株。雌花には雄しべがない (写真)。中央に緑色の雌しべがある。 アオキが植わっている道路はほぼ東西に走っている。道路の南側のアオキは背後のビルの影になりやすい。 林のなかの日陰が本来の生育場所であるアオキにとっては具合がよさそうだ。 道路の北側に植えられて長時間直射日光にさらされるアオキはつらそうだ。 そこらへんを考えて、道路の北側・南側に植える木を変えてもよさそうに思う。
家の庭にあるキク科の花に、ヤブキリの幼虫がいた(写真)。 ヤブキリと向かい合う位置にいる小さな甲虫はヒメマルカツオブシムシ。花粉を食べているようだ。