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2009年 1月

2009-01-31

道のないところを草木をかき分けて歩くのは大変だ. 藪を抜けて道に出ると歩きやすさに感動する. そして道を作った人,管理する人に感謝するわけだが, 歩いている自分もまた道の維持に貢献している. 人が通わなくなった道はたちまち埋もれ,消えていく.

ソフトウエアを作って公開していると,「利用しました」「役に立ちました」 といったメールをいただくことがある.とてもありがたい. 励ましのお便りはいつでも大歓迎である. 公開を続けること,さらには改良することのモチベーションとなる. つい最近も, 全天写真解析プログラム CanopOn 2 を利用したというメールをいただいたので気持ちが盛り上がり, いつかやらなくてはと思っていた 改良(等距離射影以外の魚眼レンズへの対応)をした. マニュアルを改訂してサーバに載せながら,上に書いたようなことを思った. 直接は関係ないですけど.

2009-01-25

職場のあちこちに春のさきがけが見つかる. オオイヌノフグリヒメオドリコソウハコベ など,昨年のあいだに発芽して冬を越している越年草の花が咲いている. ハコベは5枚の花弁のそれぞれが深く2つに切れ込んでいるので, 10枚の花弁があるように見える. オオイヌノフグリは西アジアから,ヒメオドリコソウはヨーロッパから 明治時代に入ってきた外来種.また,ハコベはムギ類の栽培とともに日本に 入ってきた史前帰化植物とされている (参考:波田さんのページの 史前帰化植物 の項).

2009-01-24

まだ1月だが,いちはやくユキヤナギの芽がほころび始めた (写真). 庭全体が,これから少しずつ動きだす.

現在の日本の共通語が東京の山の手方言をベースにしているので,私が自分の 母語でしゃべっても,共通語をしゃべっているとしか思ってもらえない. 方言はぬくもりがあるとか,共通語は冷たい,共通語では伝えられないものがあるなどと 言うせりふを聞くと不当だと思う.京都の朝廷がずっと権力を持っていたら, 京都の言葉が共通語で,東京の土地の言葉はぬくもりがあると言われたはずなのに.

2009-01-18

今週から来週の半ばまで,ひたすら評価と会議と知ったかぶりの日々である. これが仕事だと思って(実際そうなのだが)こなすのみ. きょうでちょうど管理職 1024 日め(2の10乗).あと802日だ.

2009-01-17

知り合いから,学会での託児所の設置についてなにか情報はないかと聞かれた. さっそく 日本生態学会大会での託児所設置の経緯と, つくばでの生態学会大会のときの 託児室の運営メモ をご紹介する. こういうページを作っておいてよかったと思う.

生態学会のオンライン講演要旨集の, i-mode対応版 を作ってしまった. 参考にしたのは i-mode専用HTMLリファレンス.要するにHTMLのサブセット+αだ. アクセスキーの設定(ボタンを押すだけでリンク先へ飛ぶ)は新しい知識だ. プログラムを書いて,一気にファイルが生成されると快感だが, こんなことやってていいのか… という反省はいつものことだ.

2009-01-15

休日の月曜日に,剪定して積んでおいた木の枝を庭で燃やした. 落ち葉少々と小枝を積んで,マッチを一本つっこむとすぐに着火. 40分ほどかけて全部燃やした. 炎の熱となって取り出された太陽のエネルギーを受け止めつつ, その光が降りそそいだ夏の日に想いを馳せた.

正月からの風邪の症状がほぼ消えたので,花粉症の症状が分かるようになった. そろそろ医者に行って薬をもらわないといけない.

北大・ 臼尻水産実験所の 「月刊うすじり」は すごい広報活動だと思う. 大学院生が主体となって楽しんで作っているようだ. 大きな組織では出せない味だ.

2009-01-13

つくば市内のアメダスによると今朝7時の気温は -5.6度. 空に雲はなく,放射冷却で冷える. 満月を一日ほど過ぎたと思われる月が西の空に残っている. 庭の植物にはみっしりと霜が降りていた (写真).

3年間,生ごみや落ち葉を埋めつづけた庭の畑の土はとてもよい感じになってきた. そのおかげか, 昨年の秋からこの冬にかけての野菜はいずれも好調だ.たいして肥料をやらなくとも元気に育つ. カリフラワーはしばらく前に収穫が終わった.ブロッコリーも大きな玉の収穫は終わったが, しばらくは後から出てくる腋芽が利用できる. たくさんとれたニンジンはだいぶ食べて残りわずかになった. 畑に残したままのサトイモはときどき1株,2株掘り起こして使う. 今は春菊,ターサイ,京菜,芽キャベツ,ホウレンソウが採れる. スナップエンドウや空豆の苗は霜にあたりながらも順調に冬越ししている. 春が楽しみだ.

2009-01-11

今朝は冷えた.金曜の雨で土がたっぷり水を含んでいたこともあってか, 庭ではりっぱな霜柱が林立していた (写真). それでも元気な花壇のガーデンシクラメン (写真)は 小ぶりで耐寒性が強い園芸品種だ. 朝日を浴びた花がかがやいている.

プログラムを書いて定型的な作業を一気に済ませる快感は一種麻薬的だ. 1300件の学会講演要旨はそんな麻薬のもとで,ついつい目次と要旨のあいだの 相互リンク設定だの, 参加者名簿の生成だののCGIプログラムを書いて遊んでしまう.

以前にも触れた, 文章をネットで公開するか書籍にして売るかという選択について. 要は書き手がそれぞれの理由で選べばよいのだろう. 私は文章を書いて金銭的報酬を得たいとは思わないし,書籍化することで 利便性が高まるようなものも書いてない. また,プログラミング講座 だの学会発表のしかただのの想定読者は 日常的にネットにアクセスしている人々なので, 書籍化しないと読まれないということもないだろう. お金を払った人だけ読んでくださいというのはいやだから,たとえ書籍化しても 同じ内容をネット上にも置いておきたいが,それは出版社が認めないだろう. プログラミング講座などはデジタル情報の状態のほうが利便性が高い. だから,これまで書いてネット上に載せたものを書籍化する理由はない. また,気が向いたときに気が向いたものを書いて公開しているだけなので, 編集者に進行管理をしていただく必要もない. 当然ながら,これらすべてについて別の判断をする書き手もいるはずだ.

読み手としての私は,ネット上の文章も読むが本も買う. 毎月数万円ぐらいは書籍購入に使っているだろう. 研究に必要な本も,ずっと持っていたいから私費で買う. 本という物理的なもの自体が好きでもある.小説は本で読みたい. 図鑑は手でぱらぱらとめくりたい. そういう需要がある限り,出版文化がなくなることはないと思う. ただし印刷物への依存度が小さくなる分野もあるだろう. 学術雑誌のオンライン化やだれでも無料で読めるフリーアクセス化の流れはその先がけか.

2009-01-09

生態学会の大会講演要旨締め切りは本日 17:00. 登録予定件数は 1303件だが,最終日にほぼ半数が集中して登録された. さまざまな問い合わせメールが届くのに対応していて, なかなか自分の要旨に集中できない(つまり私も締め切り日駆けこみ組というわけです). ともあれどうにか無事に登録終了(私も皆さんも).さっそく印刷用原稿の出力や ウェブ版要旨 の作成・公開作業をすませる.

2009-01-06

2009年を素因数分解するのを忘れていた.2009 = 49 x 41 = 7 x 7 x 41 だ. 49 x 41 というのがちょっとおしゃれですね.(50 - 1) x (40 + 1) なので, 2000 + 50 - 40 - 1 = 2009.

今度の生態学会で登録される講演要旨は1303件. 今週金曜の 17:00 に締め切ったら,すぐに 要旨閲覧ページ で見られるようにする予定. それにしても大きな学会になったものだ. もっとこじんまりして,ゆったり,じっくりと話ができる学会にも行きたい.

2009-01-05

きのうから風邪気味だ.喉と鼻がやられた. 熱はほとんどないようなので,インフルエンザではなかろう.

今年のテーマはもう少し脱力して「ゆっくり,ゆったり,じっくり」にする.

今週金曜日は生態学会の講演要旨の登録締め切り. あとで全員にリマインダーメールを自動送信する. で,自分はどうなのか… ゆっくり,ゆったりし過ぎると間に合わない.

2009-01-04

昨年から,自律神経失調症的な症状がいろいろあって思わしくない. 数年前にもそういうことがあった. 「多くはストレスを解消できずためこんでしまうことで、本能や感情が抑えこまれ、 自律神経が乱れたため」だとか ( 日本医師会のページ). なるほど.ストレスを無理に抑えているのがよろしくないのか. たしかにそうかもしれない. ストレスなさそうな顔をしてても,それは外むき,営業用の顔です.

今年のテーマは「ゆっくり,じっくり,たっぷり」としよう. あれもやらなきゃ,これもやらなきゃと自分にストレスをかけ, 何に手をつけても今やってないことが心配になりがちだった. 仕事も遊びも今やってることをじっくり,たっぷり.先を焦らず深呼吸. …ということに決めたら,なんとなく胸が楽になった気がする.

今日もよい天気だ.カメラを持って庭をゆっくりと歩く. ヒメシャラの果実が割れたところはしゃれたデザインだ (写真).


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