つくばの29日の降水量はちょうど100ミリ。これで 10月の雨量は 400ミリを越えた。 3週続けて週末に雨が降っている。
ヨモギは、花が咲いていてもカメラを向けてもらえないランキングでかなり上位だあろう。 あえて寄って撮ってみた (写真)。 うす黄色いひょろひょろしたものが伸びている。花弁ではなくて、先がふたつに分かれた柱頭だ。 これはこれでおもしろい。 その後これが褐変すると、いかにもヨモギらしい、ますます地味な様子となる (写真)。
小雨のなか、セイタカアワダチソウの葉のうらにとまっていたベニシジミ (写真)。
植え込みのあいだに白い丸が見えた。クモの隠れ帯だ (写真)。 クモの本体はほんの数ミリ(写真)。 図鑑で調べたところ、いちばんそれらしいのはヨツデゴミグモの幼体だ。 螺旋状の隠れ帯をつくるのだそうだ。 ただし、春から夏に出る種類とのことなので季節があわない。 季節外れ? そもそも、春から夏以外の季節は、どこでどのような状態で過ごしているのか。
26日の様子のところの写真を載せ忘れていた。あわててアップロードする。 載せたら必ずリンクを確認するようにしているが、たまに忘れて失敗する。 確認作業をルーチン化しないと。
木立のなかのカキは、上のほうだけ実がなっている (写真)。 いくつか食い荒らされた実が見える。食べているのはヒヨドリ (写真1、 写真2)。
セイタカアワダチソウに集まってくるチョウたちを何枚か。 タテハチョウ科の ツマグロヒョウモン (写真) キタテハ (写真)、 ヒメアカタテハ (写真)。 シジミチョウは、 ウラナミシジミ (写真)、 ムラサキシジミ (写真)、 ベニシジミ (写真)など。
屋外に設置されている機器にナミハナアブがとまった。ランプと並んだ様子が SFチックでふしぎな雰囲気を醸し出している (写真)。 もちあげた前肢2本が手のようだし。「アブの惑星」? アブ・ハエは独特な非日常的魅力がある。ツマグロキンバエのストライプが入った複眼もなかなかだ (写真)。
いろいろと木の実が色づく季節だ。 クサギ (写真)、 オトコヨウゾメ (写真)、 ツルウメモドキ (写真)。 ツルウメモドキの実は、よく生花に使われるよだ。 ウドの実は地味だ (写真)。これも鳥が食べて 種子を散布するのか。
セイタカアワダチソウに来ていたホソヒラタアブ (写真)。 翅の付け根の近くに見える小さな明るい点は、後翅が変化した平均棍。ハエやアブはみな持っている。
ノコンギクの花の写真をとったら、ハナグモが潜んでいた (写真)。
ムラサキシジミは翅の裏は地味だが (写真)、 表は構造色の青が美しい (写真)。
台風の時、家の数カ所で雨漏りしてしまった。ほとんど実害はなかったが、 濡れてしまった本が2冊。 物としての愛着が特に深い本でなないし、 外側が濡れただけで、中の情報量が変化したりその取り出しが困難になったりしたわけではないので、 それほどがっかりすることはない。
台風が通っていった。まだ風は強い。 つくばでは猛烈な大雨とか暴風とかではなく、我が家も、 多少の雨漏りのほかはこれといった被害はなかった。 ようやく太陽を拝める日々が続くようだ。 秋の生き物の写真を撮ろう。
もうじきスマホを使いはじめて2年になる。携帯電話を最初に持ったのは今世紀初頭、 2001年5月のことだった。 策を講じなければ私は絶対なくすだろうという信念のもと、つねに衣服なり ザックなりにつないだ状態で持ち歩いてきた結果、 これまで一度もなくしていないのが我ながらすごい。 なくさないようによく注意するというのではだめだ。 なくす確率を下げる具体的な方法を考えること。 そういえば,車の屋根にコーヒーが入った紙コップを載せたまま走り出すという失敗をしないため、 紙コップを決して車の屋根に載せないことにしてから二年あまり (参考:2016年8月16日の 様子)。 あれから一度も同じ失敗をしていない。手にもっている荷物がいろいろあると、 ついまずコップを屋根に置きたくなるが、そのたびにあの失敗を思い出す。 前向きに生きることも大切だが、過去の失敗の記憶を風化させないことも大切だ。 自分が生まれる前の失敗を繰り返さないためには、歴史をしっかり学ばないといけない。 問題は、多くの場合、何がどう失敗だったのか、どこでどうしたのがいけなかったのか、 車の屋根にコーヒーが入ったコップを置いたまま走り出す失敗ほどに単純で分かりやすくはないことだ。
先週からずっと、カメラを持って外を歩くような天気ではない。 ちょうど一年前には、ずいぶん写真を撮っている ( 2016年10月16日の様子)。 その日に撮って、まだ載せてなかった写真を一枚。キタキチョウ (写真)。
まだしばらく梅雨のような天気が続くようだ。
セイタカアワダチソウに来た虫の写真の追加。 たぶんキンケハラナガツチバチ (写真)。
文章はなるべく分かりやすいのがよいと思う。 とはいえ、すべて明快に説明し尽くした文章には味わいはないかもしれない。 芭蕉も「言ひおおせて何かある」と言っている。 もちろん文章の目的による。家電の取扱説明書の文章に、深みや余韻を求める人はいない。
セイタカアワダチソウの花の季節だ (写真)。 園芸用に入れたものが広がってしまった。 よくこんなごついものを園芸用に持ち込んだものだ。
花に来た虫たち。 ニホンミツバチ (写真)、 たぶんオオチャバネセセリ (写真)、 それにシロモンノメイガ (写真) 花のあいまにクモが隠れていた (写真)。
四半世紀振りぐらいに会った人と、思い出話がはずんだ。 それぞれ独立に四半世紀の暮らしを積み重ねてきても、 以前の記憶がしっかり双方に残っているからこそだ。 途中で双方のデータの整合性チェックなどまったくしていないのに。 考えてみるとけっこうすごいことのように思う。
見かけたガを2種。 シロオビノメイガ(写真)と、ヤマトカギバ (写真)。ピタッと葉にはりついた ヤマトカギバは立体感を完全に消している。前に回って覗き込むと、かろうじて頭部が見える (写真)。 飛び立って近くにとまったところで、ピンぼけながら腹側からも撮れた (写真)。 けっこう長い触角をすべて翅の下に隠していることが分かる。
ガ(チョウを含まない)を趣味にすると、チョウよりずっと汲めども尽きぬという感じがありそうだ。
ハワイ島といえばオヒア (写真)。 溶岩礫地にもいれば、森の樹冠構成種でもある。 ユーカリを含むフトモモ科の植物で、ハワイ在来の植物。
締め切りをあれやこれや片付けて、すっきりした気持ちででかけた夏休みだが、 帰ってくればまた新たにあれやこれや。 充実しているといえば充実しているが。
人によって、口数の多い、少ないは大きな変異がある。日常的な声の大きさも、目の前にいても耳をすまさないと聞こえない人から、数十メートルの廊下の向こう端にいてもビンビン聞こえてくるような人もいて、生じる空気の運動エネルギーにして3ケタから4ケタぐらいちがいそうだ。 発声による空気振動総量を考えると、人によって単位時間あたりで100万倍はちがうのではないか。 口数の多い・少ない、声の大きい・小さいはどのような性質に依存しているのか、などとどうでもよいことを 休暇中にごろごろしながら考えた。特に結論はない。 自分はもう少し振動量を減らしてもよいかもしれない。