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2002年7月

2002-07-31

カラスウリの花は夜だけ開いて,朝には閉じてしまいます. 昨晩,写真をとってみました ( 咲き始め開いた花). 開きかけは6時半ごろ, 開いた花は8時半ごろの撮影です.

2002-07-30

自分でPIYしてて, Program It Yourself のページ作りは停滞中です (ほかにもいろいろ停滞してますが). 夏のあいだに最後まで一通り書く努力をします. 同好の士を増やしたいので.

共同研究で,私がおもにシミュレーションモデル作りを担当するような場合, 野外でデータをとってる人から「どんなデータが必要ですか?」と聞かれると ちょっとめげます. 私やモデルがデータを必要としてるんじゃなくて, 共同でやってる研究がモデルやデータを求めてると思うのに, 「あなたがモデル作りたいんだったらどうぞ」と突き放されたような 気がします. そういう時は,「そんなこと言わないで一緒に考えてくれ〜」 とすがりつきます.

行きつけの酒屋の隅っこに,パソコンが置いてあります. その横に「HTMLタグ辞典云々」というような本があるのを発見しました. 酒屋がウェブページを作っていてもなんの不思議もないですが, 酒屋に置かれたHTMLタグ辞典というのは新鮮でした.

2002-07-26

ブロードバンドとやらの時代のようですが, 私のページはなるべく軽く作っています. 今年の「最近の様子」のページがだいぶ長くなってきて,このままだと 年末には100KB近くになりそうなので, 前半と後半に分けることにしました.

PIYのページ の参考書・参考ページに, 研究用プログラムの自作記のページなど のセクションを加えました.いまのところふたつだけ紹介してます.

2002-07-24

今年3月の生態学会の全国委員会と総会で,学会長起草の 「生態学会のあり方について」が承認されました(とのことです). 大会はいっそうの国際化をすすめるべしというものです. 今度の学会誌にも掲載されるそうです. 承認されたからには,今度の50回大会もこれを踏まえないといけません. というわけで,生態学会50回大会の公式ページにも 「あり方」 を載せました.

わが家の菜園ではトマトだのナスだのが盛りで,インゲンはそろそろ終わり, ゴーヤやオクラはそろそろ採れ始めるところです. ゴーヤは雌雄異花です. いかにもゴーヤらしいイボイボのついた子房があるのが雌花です (写真). 順調にふくらんでおくれ.

2002-07-22

PIYのページ はじりじりと進んでます.執筆中のファイルをいつも開いておいて, 他の仕事のあいまに時々戻ってきて書き足す,という感じです.

ふだん使ってるデスクトップのコンピュータよりも,最近プレゼン用に 買ったB5サイズのノートのほうが2倍近く高速なことに気がつきました. 今動かしている森林動態のモデルでは大量の数値計算をしてますが,これも 薄っぺらなノートにやらせたほうが速いのでした.ちょっとくやしい.

2002-07-17

昨日公開したPIYの 第一章 に,少しずつ手を入れてます.具体的な言語の選択のところの説明を足しました.

(16 July )

一ヶ月前に目次だけ公開した PIY: 自分の研究に使うプログラムを自分で書こう のページですが,時々いただく「さっさと本文を書け」との声に背中を押されて, まずは1章だけ書いてみました. 言語選びの章 です. とりあえず書いてみた,というレベルです. 間違い指摘,ご意見,ご感想をいただけると, 先の章へと書き進む励みとなるかもしれません.

2002-07-15 Jul

リンク集の,コンピュータ関連のセクションを HTML,メール,ウイルス関連 と改題しました. HTML文書を送ったり表示したりするメールソフトの危険性についての ページへのリンクなどを加えました.

2002-07-13

国際ワークショップ Biodiversity Across Scales は,ホストである甲山さんをはじめ関係者の皆さんのご尽力で, 快適に・充実した内容で・つつがなく終了しました. 私は, "Does Lottery model mechanism facilitate species coexistence in a spatially structured forest?" と題して話をしてきました. 何人かに,もう論文になってるのかと聞かれましたが, 前々週にプログラムを書き,前の週に計算し,出発の前日に発表資料を 作った超泥縄仕事です. この勢いで来週中に論文を書いて,再来週に英文校閲に出して, 戻ってきたらすぐ投稿,なんてね.

案内ページには, 参加者の写真 がはやくも掲載されたようです. 昔々に読んだ"The adaptive geometry of trees" (1971, Princeton Univ. P) の著者 Henry Hornさん が来ておられてびっくりしました.まだ現役だったんですね.

2002-07-08

明日から金曜日まで札幌へ出張です. Biodiversity Across Scales と題した国際ワークショップに参加してきます. 先週一週間で話すネタを用意して,今日一日で発表資料を作るという ムチャなスケジュールで作業中です.

いつものことですが,人前で話す機会が近づいてくると, 時と場所を選ばずに頭のなかでセリフを考えます. 本人は頭のなかだけ動かしてるつもりですが, どうも口も動かしてるようです. ジョークを言ってるところでは,ニヤッと笑ったりもするようです. つくばの遊歩道で自転車をこぎながら,遠い目をして口をモゴモゴ動かしてたり, ニヤッと笑ったりしてる人がいたら,それはきっと私です.

生態学会第50回大会の準備は着々と進んでいます. 先週末は,公募していたシンポジウム企画の 採択結果 を公開しました.

2002-07-03

来週の集まり に向けて,泥縄で森林のモデルをいろいろいじって走らせています. 森でたくさんの種類の木が共存しているのは実は不思議なことです. どの種類の木も光と水と栄養が欲しい.同じものの取り合いをしてるのに, どうして弱者が消えて強者のひとり勝ちにならないのか, まさか全部の種類がぴったり同じ競争力を持っているという わけでもあるまいに.

この疑問に対して,ひょっとしてこういうことかな, という仮説を考えてます. モデルをいじるだけでは答えは分かりませんが, 少なくとも理屈のうえで可能なのかは調べられます. 理屈上あり得るようなら,森に行ってほんとかどうか 調べてみたいと考えてます.

今のところ,これで頭が一杯なもので, Magnoloid Project PIYのページ は停滞してます.

2002-07-01

東北大の酒井さんから, 「これから論文を書く若者のために」 の書評をするようにとのお達しがあったというのは前に書きました. 販売促進にかなり力をいれておられるようです. ここしばらく酒井さんの関心はもっぱらワールドカップに行ってるようなので, しばらく放置してましたが,きのうの決勝で宴も終わったことだし, とりあえず書いてみました(> 書評 ).


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