もはや被写体に事欠かなくなった.いくらでも切り取りたい絵が見つかる. 庭のエゴノキの芽吹き(写真), 職場の植栽のハクモクレンが,陰になった建物を背景にして日を浴びているようす (写真), 同じく職場のアカマツ林の下で咲いているタチツボスミレ (写真). 去年の今ごろの 「様子」を見ると,やはりのどかな絵日記になっている.
もちろん現実はのどかではないが,そのあいまに R でプログラミングの加筆作業も続ける (12章, 13章). こういうことは必要事項が頭の表面近くに揃っているあいたに一気に処理しないといけない. 時間をおくと深くへ沈んでしまったり蒸発してしまったりして,再活性化がたいへんになる. 論文書きと同じだ.
というわけで,こういう「講座」の一番の読者は自分だと思う. 書いたときには覚えていたこともどんどん忘れていくが, たしかどこかに書いたはずだというぐらいは分かるので, 必要が生じると自分の文章のなかを探す. ゼロから試行錯誤するよりはるかに効率がよい.昔の自分に感謝するばかりだ.
もちろん自分以外の読者から「役に立った」と声をかけていただくととても嬉しい. もし少しでもお役に立つところがあったら,投げ銭がわりに一声かけてやってください. それだけで私はしあわせになれます.
職場構内の林のあちこちで,ニオイタチツボスミレが咲いている (写真).
あと5日で今年度が終わる.4月からは残り任期を1年と○ケ月と数えるようになる. よい響きだ.
学会のポスター作りのために R で見栄えのよいグラフを描く必要があり,いろいろ試行錯誤した. 見栄えといっても派手なものではなく,字を大きくしつつ窮屈にならないようにするとか, 凡例と点が重ならないとかいったこと.このままだとまた忘れてしまい,次にグラフを描く ときにまたあちこち調べて試行錯誤することになるので,徐々にメモをまとめている. まだ作業の途中だが,暫定版を R でプログラミングに加えた (12章).
毎日酒を飲むのがふつうになっているとき,いわゆる休肝日を決めて酒をがまんするのはつらい. 飲まないのがふつうで,時々飲めるのなら,飲まないのはつらくない. 飲める日が楽しみとなる.
学会にいっているあいだ,生態学のことを考えるのがふつうになった. 日常に戻ってみると,研究ができないことがつらい. でもすぐにまたこんな日々に慣れてしまい,研究できないのがふつう, ときおり研究の時間がとれるとうれしく感じる,元どおりの生活になるのだろう.
冬のあいだほとんど動きがなかった庭が,日々そこらじゅうで変化していて油断ならない. 今朝はフェンスにからまっているムベの芽吹きをみつけた (写真). これから広がる掌状複葉の葉やつぼみが顔をだしている. ムベはアケビの仲間の常緑性つる植物で,去年は実を食べた. ことしも食べられそうだ.
学会のポスター発表では,ほぼ6時間立ち続けて説明していた. 入れ代わり立ち代わりシダの話を聞いてくださった皆さんに感謝します.
学会の懇親会で,行政セクションに出向しているあいだに知ったかぶりが すっかり身についてしまったという方と話をした.本当に怖いことです. あと1週間ほどで4月になる.管理職の任期もあと2年を切る. 2年後,どんな自分になっているだろうか.
本日は学会の5日目,最終日だが,予定通り出席せずに帰路につく. ホテルのチェックアウト直前まで部屋でいろいろ作業. 学会でのやりとりや考えたことのメモの作成など. こういうことはすぐに書かないとたちまち忘れる.
つくばに戻ってみると,すっかり季節が進んでいる. ヒュウガミズキの花が咲き (写真), 道端の土筆が胞子を散らしている (写真). 庭の畑ではソラマメの花が開いた (写真). つぼみのうちに採りそこねたブロッコリーは,いかにもアブラナの仲間らしい 花を咲かせている (写真).
職場にいって,学会への出発前にあわててやった作業のまちがいを修正してファイルを送りなおしたり, もどってからやった別の作業にもまたまちがいが混入していて,これも修正のメールを送ったり. こんなことで大丈夫か. そういうときに心の支えになるのは他人の失敗だ.仙台駅での久保さんの ばたばたが楽しい.
きょうは祝日だっけと言う人に、祝日は昨日で、きょうは土曜日と教えた。 学会に来て何日もたつと、曜日の感覚がなくなる。 ありがちなまちがいだと思っていたが、実はまちがっていたのは私だった。 ありがちなことだ。
それはともあれ、学会は楽しい。 あんなこともやってみたい、こんなことも試したいと発想が沸いてくる。 生態学の研究がしたいと改めて思う。 管理職業務の日々はあと2年と10日ほど。 そのあいだにも、すきまの時間で研究を楽しみたい。
まじめな更新の情報が埋もれないように, トップページの下のほうに「最近のまじめな更新」 のスペースを作ってみた.まずは CanopOn2 にリンクする. 今後の「まじめな更新」の予定は, R で描く図の見栄えをよくする手順をまとめて R でプログラミングのページに追加すること. 週末にやってしまいたかったが, 明日からの生態学会で不在中に締め切りが来る仕事を優先せざるえず. 綱渡りは続く.
マンサクの花は,リボンのような花弁がおもしろい (写真).
心にかかっていた締め切り仕事を処理すると,一瞬は解放感を味わえるが, じきにそのありがたさを忘れてしまう.もったい気がする. もうあの仕事は済んだ,心配することはないと, 繰り返し幸せを噛みしめてもよいかもしれない. まだ処理を待っている締め切り仕事がそこらじゅうにあるのだが.
庭のミツマタの花が開きはじめた (写真). ミツマタはジンチョウゲ科で,和紙の原料に使われる.
春の花の写真をもう一枚. 職場の構内のあちこちで咲いているアセビ(写真). これはツツジ科.
このとろこ,綱渡りで種々業務の締め切りを守っている. 一度遅れてしまうと歯止めがなくなるし,それだけ長い期間,心が重い状態が続くことになる. 仕事の種類によるが,事務仕事の多くは「巧遅は拙速に如かず」.少々難ありでも 早く仕上げたほうがよい.
あまった暇と書いて余暇.全然あまっていないなのにいろいろ余暇活動を詰めむので なお余らない. ゆとりの活動のために,ますますゆとりのない日々になっている気もするが, 充実しているとも言えるか.
1月中に芽がゆるみ始めたユキヤナギの花が咲いた (写真). 庭のなかの区切りに植えてあるボックスウッドも目立たない花を咲かせている (写真). こういう地味な花が好きだ.
生態学会 のプレゼン用ファイルの受付が終了し, あと動いているシステムは,問い合わせページと要旨集の電子化のアンケートだけ. 今大会関連の一連の登録作業が終わった. さいわい,これといったトラブルはなかった. システムを作りはじめて4年. 人に引き継げるようにしないといけないが,cgi のプログラムファイルが 225個で3万行あまり, html ファイルも200個近くというシステムのドキュメントを作るのは 容易な作業ではない.
久しぶりに朝から日がさし,庭の植物を照らしている.パンジーを撮ってみる (写真).
寒い日が続いたが,それでも植物は少しずつ春に向かっている.シキミの花が咲きはじめた (写真).
庭の芽キャベツの葉はヒヨドリについばまれてぼろぼろだ (写真). さいわい,人間が食べる脇芽には興味がないらしい. 人間とヒヨドリと,けんかをせずに分け合って食べている.
この土日で生態学会のポスター発表の準備を進め,一応は発表に使えそうなポスターができた (イメージ). これで一安心.あとは時間があるときに見直して手を入れる.
世の中には理解するのがむずかしい音楽もあればむずかしい小説もある. むずかしい研究発表だってあってもいいんじゃないか,それもまた個性ではないか とある人が言っていた. 内容がむずかしい研究ではなくて,分かりにくい研究発表の話だ. 研究成果を人に伝えることが目的なら,分かりにくい発表は絶対に損だ. それでもなお,ひとつのパフォーマンスとして分かりにくい発表をすることはありなのか. 聞き手にメッセージを伝えることに最大限に意を砕くべしと主張している私 (学会発表の心得) としては,それはありえないと言いたいところだ. いっぽう,主流に乗らずにひねくれることをおもしろがる自分もいる. そんな自分は,それもありかもしれないと思う.自分ではやらないけど.
最近,MS Excel で作業をすると,TMP ファイルがやたらとできて終了後にも 残るようになった.Excel のせいだと思っていたが,ウイルスバスターの問題だとのこと. トレンドマイクロの サポートページ(表示まで時間がかかる) から修正モジュールをとってきて試したら解決した.