家の庭には,植えたもの,自然に出てきたもの, あわせて15種ほどのシダが生えている. 今の季節はくるくると巻いた新葉があちこちで伸びだす. 写真はベニシダの新葉が広がりつつあるところ. 短い手をひろげた動物をイメージしたオブジェのようでもある.
4月はずいぶん絵日記に逃避して,載せた写真が今日の分まで入れて23枚になった.
先週はどうにか乗り切った.もうしばらくは乗り切らないといけない日々が続くが, ちょっと一息ついて絵日記としよう.
畑で咲いたシュンギクの花をまた撮ってみた (写真). 花弁の先のほうは白く,基部は黄色い. このように花弁の先の色がちがう花を覆輪と呼ぶそうだ. (2009-05-05, 「複輪」を「覆輪」に訂正)
ベニサラサドウダンの花は深く赤い (写真).つりがね型で 赤い花は少ないのではないかな? 下を向いたつりがね型はハナバチ類に来て欲しい花の 形のようだが,いっぼう赤い花は蝶や鳥に来て欲しい花に多い. 赤いつりがねとは,どういうコンセプトだろうか.
歩いて職場に行く途中,道端でジシバリが咲いていた (写真). キク科の花にはあまり心を引かれないが,ニガナの仲間はすっきりしていて好きだ.
職場の雑木林の林床では,あちこちでジュウニヒトエの花がみられる (写真). 木洩れ日とジュウニヒトエの白が散りばめられた林床は,春らしくて楽しい.
シュンギクの薹(とう)が立って花が咲いた (写真).
ツツジの季節だ. 写真はシロヤシオ. 中心近くに緑色の斑点模様がある.清楚だ.
まずは今週を乗り切れるか.
サンショウの花はなんとも地味だ (写真). 雌雄異株で,わが家のサンショウは雄株だから実はとれない.
日本の気候だと,たいていの場所は放置すると藪になり,やがてうっそうとした森になる. それとは違うすがたを人手をかけて作るのが庭だ. 日ごろの庭の管理は,何かを取り除く作業が大部分だ. 伸びすぎて欲しくない枝を切ったり,勝手に生えて来た植物を抜きとったり. 手をいれなければ藪になり森になってしまうのを,人間の好みにあわせて 押しとどめているということだな.
これから20日締め切りと23日締め切りと24日締め切りと27日締め切りの仕事があるのに, 来週は3日半は会議などの予定が入っている.さらに24日締め切りの仕事がもうひとつ飛んできた. 3月から5月は管理職業務がやたらと立てこむ. 破綻せずにできるのか毎年不安になる.今年を乗り切ればあと一回だなどと, いろいろな慰め方を考えてみる.
スイカズラ科の低木ヒョウタンボクの名前は,丸い実が二つ並んだ様子がひょうたんのようだから. 当然ながら,実が並ぶからには花も並んで咲く (写真).
巨大 LZH ファイルを続けて解凍していたらシステムが固まってしまうことが続いた. 大量データの扱いはていねいに,慎重にやらないといけない. 何十万個のこまかいファイルをハードディスク間でコピーするだけで2時間以上かかる. やっとコピーが終わったところで,意図とは違うディクスにコピーしたことに気がついて がっかりした.
そんなデータをプログラムを書いて一気に処理するのは快感だ. 「大いなるデータの森に分け入りて進め 22行のコード」
管理職の任期は本日で 1111日目となった.残るは 715日.
つくばでは 10日以上まともに雨が降らなかったが,昨夜は久しぶりに40ミリ以上の 降水があった.ばさばさに乾いていた畑の土が潤ってうれしい.
イロハモミジの小さな花が新葉のかげで咲いている様子はなかなか可憐だ (写真). カエデ類の花を愛でる人は少ないのはもったいない.
絵日記は平和の証しか,はたまた逃避か…
職場の構内のクヌギが芽吹いて,遠目には花序の色で黄土色になっている (写真). 垂れ下がっているのは雄花がたくさんついた雄花序.雌花は翌年に熟してドングリとなる.
大量の気象データを入手した.ハードディスクに移すだけでずいぶん時間がかかる. 解析が楽しみだ.時間のすき間をみつけてやる仕事にちょうどよい.
庭のゲッケイジュは花が盛りだ (写真). 植えて3年めになるメグスリノキは力強く芽吹いている (写真). 植木はだいたい植えて3年で本調子になるようだ. イヌシデははじめて花をつけけたが,あいにく雄花序だけ (写真). 来年あたりは雌花序がぶらさがるのを楽しみにしよう (参考:以前に通勤途中でみかけた アカシデの果穂).
職場の構内を歩いても,いくらでも被写体が見つかる. ザクロの新芽の色合いは美しい (写真). 林床では太陽の光をうけてフデリンドウが花盛りだ (写真). リンドウの花は光があたらないと閉じてしまうので, このような姿は晴れた日にしか見られない.
サクラははや散りはじめ,池の水面に花びらが浮いている. おもしろい絵が撮れたので (写真), デスクトップの壁紙にしてみる.
以上,今日も絵日記でした.
庭のトウゴクミツバツツジが咲きはじめた (写真). あえて横顔を撮ってみる. 正面から撮るよりも立体構造が分かりやすい. いかにも蜜を吸いに来たチョウの体に花粉をつけたり,その花粉を雌しべにもらったり しそうな形だ.雄しべは下に 5本,上に5本,あわせて10本あり, 一番左までまっすぐ伸びていて先端の構造が違うのが1本の雌しべ.
季節とともに太陽の軌道が変わる.今まで射し込まなかったところに 太陽の光が届くようになるし,おなじ時刻に見える景色が変わる. 植物の春の変化とあいまってつねに新鮮だ. 今朝は,裏庭のイロハモミジがあっというまに広げた葉に太陽の光があたって輝いている (写真).
これから2ケ月,知ったかぶりと会議と評価と書類書きが続く. 今年の山を乗り切れば,あと一回だ.
木の芽吹きシリーズ,本日は職場の構内のユリノキ (写真). ハンテンボク(半纏木)という別名の由来になった半纏のような形の葉が二つ折りになっている.
ある仕事のために組織のなかで話を通しておく必要があり, 通すべき人に了解を求めたところ, 快諾のお返事とともに「ご活躍ください」とのコメントが帰ってきた. こんな仕事をすることが「活躍」なのか.あまり活躍したくないな.
木の芽吹きは,種類によってそれぞれに個性がある.庭のサンシュユの芽吹きがおもしろいので撮ってみた (写真). 裏庭のクロモジは,芽吹きと同時に花盛りだ (写真).
R でプログラミングの 索引にちょっと手を入れる.
これ見よがしな花はあまり撮りたくないが,食わず嫌いもつまらないので, ソメイヨシノを撮ってみる (写真). 他の木に囲まれてぽつりぽつりと植えられている木が, ぽつりぽつりと花をつけているのがよい. よく見ると,つぼみが入っていた花芽と,葉が出てくる葉芽の区別があるのが分かる.
R でプログラミングのページの 索引 を作った. 読みたいところを探すのに自分でもけっこう手間取っていたが, これで快適だ.
春の写真シリーズは,コブシの花(写真). 花のすぐ下に小さい葉が一枚ついているのが特徴のひとつ.
R でプログラミングの加筆作業は一応終了した (12章, 13章). あとは索引を付ける予定.
担当者が「いくら催促しても返事がない」という件について,私が催促したら その日のうちに対応された.一瞬喜んだあとで,これが肩書きで仕事をすると いうことかと思った.こんなことを繰り返すうちに, 肩書きの力を自分の力だと思ってしまうわけか. あぶない.