ホームセンターで、また一鉢、シンビジウムを買ってしまった (写真)。 胡蝶蘭のような平面的な花よりも、こんな立体感のある花が好きだ。
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、たちまちモンシロチョウだのヨトウガの仲間だのの幼虫に食い荒らされてしまうので、 ネットをかけている。さすがにもうその心配はない季節なのでネットをはずしたところ、たちまちヒヨドリがやってきて葉をついばみはじめた (写真。ガラス越しなのでぼけている)。ネットをかぶせていたアーチ状のフレームが、 よい足場になっている。例年、アブラナ科の葉を食べ始めるのは2月ごろになってからなので油断した。あわててネットをかけ直した。
庭のヤマボウシが美しく色付いている。カメラを向けたら、ちょうどクモの姿が写り込んだ (写真)。ジョロウグモか?
トウカエデの並木の下では、落葉が一面に散っていた (写真)。
最近、人が見ているところで手書きで書類に記入する場面が続いた。 名前や住所なら書けるが、それ以外の文字となると、ごく簡単な漢字も書けなくなっていることをあらためて実感した。 寂しいことだ。抗って、あえてややこしい字を書いてみた。 翡翠、鴛鴦、蟷螂、蜥蜴、麹黴、鬱蒼、饕餮、魑魅魍魎。 漢字辞典で調べながら丁寧に書いてみる。 自分の鉛筆の先から薔薇だの親鸞だのという言葉が生まれてくる不思議さにちょっと感動する。
晩秋の紅葉シリーズ。 イチョウ (写真)、 ウリカエデ (写真)、 イロハモミジ (写真)。 毎年の姿ではあるが、それでもカメラを向けたくなる。
油断しているあいだに締め切りたちが忍び寄る。目をそむけてはいけない。
プチ秋休みの写真をもう少し。サルトリイバラの葉はみな落ちて、赤い実のみが残っていた (写真)。 オトコヨウゾメの微妙な色合いの紅葉は、カロテノイドに少量のアントシアンが重なった色だろうか (写真)。 二枚ずつの葉がペアになって、短い枝の先端についている。
新しい車が車であと一ヶ月ぐらい待たないといけない。後が凹んだ車は、修理工場で言われた通り、 歪んだドアの隙間から雨が入ってくる。それにくわえて家でも雨漏りが発生した。 しょぼくれた気分になる。
そんな時のちいさな幸せ。朝、卵を割ったら、卵黄がふたつ。ほんとうに久しぶりの双子の卵だ。
プチ秋休みはあっというまに終わってしまった。天気に恵まれた山歩きは心地よし。富士山の眺めも堪能した (写真)。 今の季節では、花はほとんど見られないが、実は目につく。マユミの実はすでに開いて種子はなかった (写真)。
日本画に登場する植物や昆虫、鳥は、種類がはっきり分かるように描かれることが多い。 秋休み中に行ったふたつの美術館でそれぞれ日本画を楽しんだが、 解説中の種名にあきらかなまちがいがいくつかあった。 それで絵の魅力がいささかも損なわれるわけではないが、なんだか落ち着かない。
家のリビングにおいてあるセントポーリアの花 (写真)。しべの形がおもしろい。 庭で勝手に増えているタイワンホトトギスは、花が終わって実ができつつある (写真)。
あるところで、私が公開している メッシュコード換算プログラム が役に立ったという話を聞いた。こういうのは、とてもうれしい。
おとといのところで、ホシヒメホウジャクをヒメホシホウジャクと書いてしまったのを修正。 この手の間違いは前にもやったことがある (2010年8月4日の様子)。 しろうとは、念には念を入れて確かめるべし。
明日からプチ秋休み。温泉でゆっくりしてくる予定。
今年の春に買ったカトレア(写真) の株に、花芽ができた(写真)。
家の網戸の内側に、ホシヒメホウジャクがじっと止まっていた (写真)。 こんな翅で飛べるのかと思うが、ちゃんと飛ぶようだ。
火曜日の事故のあと、 めんどうなことはさっさと済ませてしまおうと、ずいぶんがんばった先週。 水曜にディーラーに持って行って、直すのはおおごとであることを確認(費用も時間も)。 木曜日に別のメーカーのディーラーに行って新車の見積もりをもらい、さっさと契約。 金曜日に代金を払い込んだ。廃車の手続きや新車の登録に必要な証明書類もそろえた。 あとは納車を待つばかり。 1月半ぐらい先になるようで、それまでははげしく凹んだ車のまま。 それにもだんだん慣れてきてしまった。
火曜の朝、渋滞で停車中の追突事故で車の後部がかなり凹んだ。後のドアは開かないし、ドアが歪んだ 隙間から雨も入るし、後部タイヤの音がそのまま車内に入ってくるし、後部座席の横のドアも開きにくくなるしで、 けっこうなダメージ。さいわいなことに、丸二日たっても人間には異常はない。
追突時に必死でブレーキを踏んで、前の車への玉突きを回避した。もしぶつかったら何重衝突ということに なるのかが疑問。3台の衝突だから三重衝突かと思うが、衝突という現象は2件しか起こっていない。 N個の物体の玉突きだと、N-1 件の衝突が起こるので N-1重衝突だな、という考察を以前にしていた (>2010-10-03の様子)。 けれど、ネットで三重衝突を検索すると3つの物体の衝突の意味で使われているようだ。 つまりN重衝突とは、N件の衝突がかさなることではなく、N個の物体がぶつかるという意味なのか。 なんとなく釈然としない。
少年易老學難成/一寸光陰不可輕/未覺池塘春草夢/階前梧葉已秋聲。
いつまでも若いと思ってうかうかしてると、 あっという間に年をとってしまう。アオギリの葉も秋を告げてるじゃあないか (写真)。 アオギリの枯葉はバサバサとして決して美しいものではないが、こんな短歌がある。
梧桐(あおぎり)の乾涸びて音のする落葉快感あればふみつけてゆく (吉野昌夫『ひっそりありし』2006年)
この感じはとてもよく分かる。たしかに踏みつけ心地のよい落葉トップ3に入りそうだ。 この歌もそうだが、植物を詠み込んだ歌で、ステレオタイプのイメージに寄りかからず、 その植物の新鮮なイメージに気づかせてくれるものが時々ある。アオギリではほかにこんな歌もある。
こひねがふ形に若葉さしのべて青桐すがし子が嫁ぐ家 (浅野まり子『秋冬の賦』2006年)
こんなイメージか?(写真)
家の庭に、よくシジュウカラがやってくる(写真1、 写真2)。 水飲み場で水浴びをしていた (写真)。 飛び散る水しぶきに力強さを感じる。
日曜日に植物園に散策に行ったときにみつけたコウヤボウキ (写真)。 キク科のなかでも特に好きな花だ。
あいかわらずの絵日記でした。
家のサザンカも咲いている(写真)。 つぼみは赤みが強い (写真)。 もう一本、別の品種(写真)。 開きかけは、より上品だ (写真)。
ほかにも、あちこちに小さい秋がみつかる。 まさに咲きはじめようとしているイソギク (写真)。 サンシュユは赤い実をつけている (写真)。 ヤブミョウガの実はなかなかおしゃれだ (写真)。 花の様子は以前に載せた (写真)。
最近買ったシンビジウムの園芸品種が上品で気に入っている (写真1、 写真2)。 かすかな甘い香りがする。 一昨年に買ったシンビジウムは、去年は咲かなかった。 今年は少し丁寧に世話をしたら、つぼみをつけてくれた (写真)。 咲いたときより、むしろつぼみを最初に見つけたときのほうが嬉しいかもしれない。 もちろん咲くのも楽しみだが、これから咲きますよと前もってつぼみが予告しているので、 どうしてもインパクトが減じるのだろう。。